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スミジローではない

2020.10.18
昨日のうちにいろいろ作業したので、今日は特になにもない一日だ。なぜか太ももの後ろ側が軽い筋肉痛になっている。組み立てた棚を設置するときにちょっと力が入ったがそれだけで筋肉痛になるとは情けない。

昨日、寝る前に見た99人の壁で有名漫画の主人公が「スミジロー」ではないことを知った。たぶん3日もしたら忘れるだろうし、その後なにかの番組でまた同じことを知るのだろう。
99人の壁はアニメーション特集だった。漫画やアニメーションに詳しい人が、専門家と対戦するというもの。このジャンルはまったく無知なのでどの問題も解らないだろうと思っていたら、一問だけ出場者よりも速く解けた問題があった。「この人の声は誰?」という問題でグラゼニの凡田夏之介の顔が出た瞬間に〇〇福〇だと解ったのだ。グラゼニは好きな漫画で何度も見てて、帯の告知を見て知っていたからだ。

本や曲のタイトルは作者以外の(主に販売サイドの)人が「そのタイトルでは売れない、このように変えろ」と指示されることが珍しくないらしい(実際はそれほど多くないのかもしれないが)。その場合、その変えられた後のタイトルの方が酷いことが多いようだ。これも確証はないが、変えられた実例をたまに見かけるとまず間違いなく変えた後のタイトルは意味不明で空虚なものが多いし、書店に並ぶ本のタイトルの酷さからなんとなく想像した。「そのタイトルでは売れない」というのは「変えて売れなかった場合も変更を指示した側にペナルティがない」「変えなかった場合との比較ができない」という2点において卑怯で卑劣な文句だと思う。
もちろん反例もある。ちあきなおみの「喝采」の作詞者がつけたオリジナルタイトルは「幕が開く」だったらしい。「喝采」の方が断然良い。

喝采については「黒い縁取り」という歌詞がインパクトが強すぎるので変えるよう周囲から作詞者に求められたものの、そこは断固として譲らなかったそうだ。歌詞を変えなかったことタイトルを変えたこと、どちらもいい結果に結びついたわけだ。
もうひとつ喝采の話。1番の歌詞が「A いつものように〜」「B あれは3年前〜」「A ひなびた町の〜」という構成になっていて、現在のことを歌ったAで過去の出来事Bを挟んでいて。まずこれが格好いい。あと、Bの部分はリズムが列車のように「がたこん、がたこん」てなってる。これもたぶん歌詞に合わせて意図してやってると思う。

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