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気遣いの出来る女優新垣結衣の優しさに再び触れた 何年たっても、どこに行っても変わらない姿勢

以前、「気遣いの出来る女優新垣結衣の優しさに再び触れた 何年たっても、どこに行っても変わらない姿勢」(『日刊スポーツ』2022年7月31日5時1分)という記事が載りました。ウェブメディアはいつどんな事情で削除されるか分かりませんので、記録のために全文掲載致します。

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

女優新垣結衣(34)の優しさに再び触れた。7月22日に都内で行われた映画「ゴーストブック おばけずかん」(山崎貴監督)初日舞台あいさつを取材。主演を務めた城桧吏(15)、柴崎楓雅(14)、サニーマックレンドン(12)、吉村文香(14)の4人が、撮影中に支えてくれたという新垣へサプライズで手紙を読む場面などもあり、心が和む現場となった。

映画は児童書が原作で、子どもたちが試練に挑みながらおばけを図鑑に封印し、願いをかなえるために奮闘する物語。新垣はその先生役を務めた。撮影で先にクランクアップした際に城らへ手紙を贈っていたといい、4人はそのお返しとして舞台あいさつでそれぞれが手紙を読み上げて返した。

吉村はセリフが覚えられずに困っていた時、新垣に「文香はちゃんと覚えているから。大丈夫」と励まされたことなどを振り返り、感謝。柴崎は新垣が撮影中に役名ではなく「楓雅」と呼んでくれたことについて「内心、うれしかったです」と喜び、支えてくれたことへの感謝を伝えた。

4人それぞれの思いのこもった手紙を受け、新垣は「非常にぜいたくな時間でした。胸がいっぱいです」と目に涙を浮かべた。「私が覚えていないようなことでもみんながそれぞれ覚えてくれていて。みんなは撮影時は小学生、中学生という年齢だったけど、そういう年齢の時間ってさっと過ぎちゃうじゃないですか」と語り、「そんなみんなの貴重な人生の時間に私も一緒に過ごすことができて、本当に幸せだったなとあらためて感じました」と話した。

新垣の優しさを感じたのは今回だけではない。以前、日刊スポーツが新垣のインタビューを行った時のこと。取材したのは当時まだ新米だった後輩記者で、慣れない現場と緊張で戸惑う姿を見た新垣が、アメに激励の言葉を書いて渡してくれたという。戻ってきた後輩記者は、そうした気遣いにとても救われたと語っていた。

今回の子どもたちも慣れない現場で新垣に支えられたのだろう。何年たっても、どこに行っても変わらない姿勢。生き生きと感謝の言葉を語る子どもたちの姿を見て、こちらまでうれしい気持ちになった。【松尾幸之介】

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