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変化を楽しみ、自分を愛する

飽きる勇気ってタイトル、Amazonの紹介文を読むとタイトルと内容がマッチしているのか微妙だなぁと思いつつ、大草直子さんの『飽きる勇気』読了しました。

大草直子さん。
20代前半の頃、一番好きなファッション雑誌がヴァンテーヌだった私。
そのときの、ヴァンテーヌの編集者が、大草さんでした。


当時、ギャル、アムラー、シノラーが流行だったなか、どれもマネするには躊躇するもので、かといって普通も特徴なくてつまらない。
ヴァンテーヌの、海外のおしゃスナップや、着こなしや色合わせのセオリーは、他の誰かのマネっ子をする雑誌とはちがっていた。
自然体で、自分の意思があって、おしゃれのポリシーを持つ感じ。
バックナンバーになっても、何度も読めたので、捨てることもなくずっと集め続けていました。


大草さんはその後サルサに没頭して会社を辞め、海外遊学し、帰国して結婚、出産、シングルに、そして再婚されていまは3人のお子さんとご主人と暮らしながら、ずっと精力的に活動をなさっています。

大草さんより何年か年下の私。
大草さんの人生と重ね合わせて私のこれまでを振り返ると、大草さんほど何かに夢中になったことはないけど、がむしゃらに仕事と生活を回したり、新しく学び吸収しながら次のステップを探したり、同じ仕事や場所にいる時間が長くなるとソワソワしてしまって、変えたくなるところは共通だなと思いました。

飽きるのは悪いことではなく、飽きるから次がある。
飽きるのは変化や成長の証なのかも。
飽きることを通して自己理解して、自分をもっと愛せたら良いですよね。

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小学生の時の夢は、物書き・ライターでした。 もし私の書いたことばに誰かか心を動かされたなら、夢の第一歩です。 さらなる勉強やアウトプットのために使わせていただきます。