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猫の漠然とした不安

何かに困っているわけでないのに、なお苦しむ、という現象はいったいなんなのだろう。このとき。脳では何が起きているのだろうか。

(中略)

不安の源泉にはTHPといった神経ステロイドなどいくつかの物質の関与が指摘される。神経伝達物質のうち、不安というキーワードで想起される、もっとも代表的なものはセロトニンだろう。

(中略)

不安というものは生物の生存にとっては意味のあるものなのだ。予測されうるリスクを回避し、将来的にリスクになり得る要因を検出し、排除するために不安がある。

しかし現代に生きる人間たちにとって、リスクとは何だろうか。人間にはもはや天敵が存在しない。

自動的に生理的に生じてしまう不安感情の向かう先は、どこにあるのだろうか。

感度をより上げて本来ならリスクになり得ないようなことをわざわざ拾い上げてしまうようだ。第三者からみれば、自分は羨むほどではなくとも、特に不自由のない生活を送っているのかもしれない。しかし実情は満たされない。孤独だ。何かが足りない。なんのために生きてるのかわからない。

私の内面は空洞だ。生そのものが、ゆるやかだが完全な自殺のプロセスであるかのように思える。

不安感情は本当には存在しないこの地獄を脳のなかに構築してしまう。

↑に対して忘れる能力、論理的に考えないことによる突破力、あえて思考停止するというようなことの方が有効なのではないか。

引用∶中野信子『脳の闇』

↑とほぼ同義の思想は2009年にワシも完成させておる。

思考停止の必要性。
しかし思考停止しようとすると逆効果
思考停止しようとする思考そのものを停止するメソッドを模索考案してきたものである。
その一部始終は文献に残しておる。

寝ているとき、特に早朝の不安感情の正体って汚い話が尿意とか便意であることが多い。身体(膀胱や大腸)に不快感、排出欲求あるから、なんか脳は勘違いして高尚な不安と捉えるとか。

飼い猫の不安・憂鬱も
自然界なら天敵が多い野良猫(For Example コンドル、ワニ、狼、トリケラトプス)も家では天敵はいない。強いて言うと飼い主の気まぐれぐらいだが、猫は自信がある。自分は愛らしい存在であり捨てられることはないという自信。

では猫の脳の不安の矛先は何処に?ないのかも知れない、しかし全く無いわけもなく、細かな地獄とは戦っていよう。しかしその地獄すらスパイスとなってる可能性もあり。
猫に学ぶことは多い。

論理的に思想は完成しています。普通に考えれば熟成だが、熟成させてるつもりが退化ということが多いが。

締め付けの木。
パラサイトした植物が本体を乗っ取る
生存競争

ダイオウイカとマッコウクジラ
あるいは
ホオジロザメとシャチ
の捕食関係。

世の中は厳しい。

家猫も野生の本能は抜けきれておらず、
不安センサーは健在。

だんだんと思考が人間化してきており、
本来存在しない妄想に猫も悩むようになる。

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