スプリットボードin European Alps
エクストリームスポーツであるスプリットボードは3000m級のヨーロッパアルプスの山頂から
標高差1200mの雪の斜面をたった15分で降る。登りは何時間も掛けるのに。
それは人生そのものですな。長年掛けて築き上げたものも失うのは一瞬。
あるいは目標地点(Summit山頂)に至るには何十年も掛かる。しかし色んな企業の成功者がそうであるようにその地位を失うのはほんの瞬く間に終わる。
しかし人生百年時代なら50歳のワシはまさに折り返し地点。寿命は分かりませんが、仮にほんとに100まで生きると仮定した場合です。
折り返し地点まではホントに長かった。
悲喜こもごも、苦労の方が遥かに勝っていた。
しかし喉元過ぎれば熱さを忘れる的に過ぎたことはすべて良い思い出。
45超えたくらいから一通りの苦難パターンは経験済でだとすると楽勝に対処可能となり、また山をはじめホントの人生の愉しみを知り始めた。
しかし50から100までの50年間は体感時間ではこれまでの50年間の1000倍の速さで過ぎ去ると予測しとります。
まさに山頂からスプリットボードで1200mを15分で降るのと似ている。
なのでやはり人生のハイライトは0歳〜50歳までの前半だな。ここから先はアット言う間のしかし実に爽快な滑走である。