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地獄から来た天使

あんまり家で映画を見れないので
基本的に、劇場でやっている映画は
必ず劇場で見る

本当にしょっちゅう行ってたのに

昨年は色々あって余裕もなかったので
一年ぶりくらいに映画を見た

年末に
予告を見て何だこれは?!
絶対見たい!!と思った

MADGOD

一応大きい音と光の、激しさとかに備えて
抗不安薬を、飲んで
ちょっとポーッとした頭で見た

それが逆に良かった

セリフがなくて
リズミカルで音楽的な展開と静と動の
構成がとても心地よくて
今の自分にちょうどよかった

(実はフィルティペット氏
双極性障害と、失読症を持っているらしく
作業を、始めると永遠にやってしまうらしい
没頭は鬱にとってはいい薬になるが危険でもある
この精巧な地獄を作ることが
彼にとっての一つ救済だったのかもしれない

不気味でグロテスクで
醜くて可愛いクリーチャーの蠢く
循環と連鎖の
生命力溢れる神聖なる地獄旅行

以前こんな記事を書いた通り
不気味でグロテスクな
空想の生き物には昔からとても惹かれる

これに詳しく書いてるから
読んでみてね

後々ちょっと考えたけれど

グロテスクなものが好きではあるが
その対象が人間なのはかなり無理かも…

人間が痛めつけられるのはあまり耐えられない
けれど
チェンソーマンが観れるのは
首が、飛ぶ人が死ぬ描写が
まるで蚊を叩くかのようにドライで
あっけなくて嫌味がないからかも

空想の生き物なら
どんだけぐっちゃがちゃに臓物飛び散っても

ありゃりゃ…
ぐらいにドライに見れる

何だろうね不思議だね

そして

話をMADGODに戻そうか

と思ったが
あんまり話すことがないな…
わりとこの映画に興味持った人なら
調べてるようなことぐらいだし
感じることも同じでしょう

久しぶりにパンフレット買って
監督の映画というものへの考え方が
自分ととても共感できること
ばかりだなと思った

……

あとは
そうそう
パンフレットを見て
クリーチャーたちのネーミングが
すごく面白いなと思った
あの赤子らしきものの
名前がミートボールて…

ま、そんな感じかね

感じることはたくさんあったが
無理に語ると野暮になりそうで
いやだから
こんぐらいにしとこかね

わりと語りたいことはたくさんあるけど
色んな方向に飛んでしまいそうだから
また今度ね

ただ
これは
とてつもなく
素晴らしい映画だということだけは
いいたい

パンフレット是非買ってみて

読んでくれてありがとう

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