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キングダムで驚いた権力争いのリアル

キングダムっていう漫画を読んだことはありますか?
私はちょうどコロナに入る前位に興味を持って、中古で大人買いをしてひたすら63巻位まで読み続けていた時期がありました。

まとめて買って30,000円強位だったかな。

そこには、中国大陸が初めて統一されるまでの歴史が、主人公の信君の人生を通して 描かれています。

(映画では、 俳優の山﨑賢人くんが信役でめっちゃかっこよかったです。)

権力争いがテーマの漫画なので、人間同士があっちこっちでドンパチやっててその裏で起きていることなんかも絵として表現されていて、かなりえぐいところもあり、読み進めるのが辛いわーと思いながらも、戦略性が 面白いので、そういった観点で読み進めていったんですが。

(李牧とかほんとすごいよね、いま何巻まででてるんだろう。)

で、今朝もいつものように audibleを聴きながら家事をやってたんですが、ある側面から大陸を見た歴史に関することをわかりやすく説明してくれている本を見つけたので、30分位かな、ながらで聞いてたんですけど、まぁ色々と考えさせられるものがあり、 内容がヘビーで朝に聞くやつではないわとしんどくなって、またあとでにしようと途中で一旦聞くのやめたんですが、

そういった ドンパチやってる様子を描いている本などについても、日本の経済について興味を持って学び始めてからは、戦後の高度成長期から現在に至るまでの間に起きている構造問題のことなんかも考えながら読んだりしています。

第二次世界大戦後は、日本では戦争などによって大きく人口が減ることもなく、資本主義が組み込まれ、アメリカの動きに影響を受けたアジア情勢なども相まって大きく経済成長してきた日本ですが、「人口構造がシャッフルされることの意味」というのをこの本を聞いてて考えさせられ、日本経済と今の日本に起きている問題などもつなげて考える機会になりました。

今の日本では高齢者が圧倒的に多くなっているので、若い人たちが新しいことを始めたり、そもそもの産業構造を変えるということ自体、この70年で力を持ってきた人たちにとっては何のメリットもないことから積極的に変化の力学が働かないので、人口ピラミッドのバランスが大きく変化する時が潮目になっていくんだろうと改めて思わされました。

本から分かった歴史的な事実としては、権力が変わるときには人口がごそっと入れ替わるということ。 まさにキングダムの世界観を思い出し固まってしまった朝でした。

「人口変化と社会構造」というものにフォーカスすると、例えば自然災害などは苦しいものではあるけれど、その復興の過程で手に入れられるものがあることも分かるし、 私たち若い世代こそこういったことをきちんと理解して、世の中に変化が起きたときにポジティブな変化に移行していくために冷静に判断するための知性や感性を磨いていく必要があるんだと思います。

人口変化のインパクトというものが、いかに政治や経済に大きな影響を与えるかということについて考えた朝でした。
そういう観点で見ると、コロナの期間を振り返ってみてどんなことが起きたのかを考察してみると今の日本の見え方が変わってくるよねー。

さ、今日も仕事がんばりましょう。

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