実例紹介と試験的考察_「大阪リゾート ホテル・ロッジ舞洲」 #mz003
3月に関西旅行に行ってきました。
大阪→香川県直島→岡山と、数泊かけて 回ってきましたが数カ所のホテルに泊まったので、 今回の記事ではホテルの紹介をしていこうと思います。
そもそもホテルに行く機会がないとか仕事のオンライン化の影響で ホテルに宿泊する機会が減った受験生、また受験要件が変わって受験生に若い方も増えているので、ホテルに泊まる機会がない方はぜひ参考にしてください。
今回ご紹介するのは、 大阪市にある「大阪リゾート ホテル・ロッジ舞洲」さん。場所の地理的な状況はこちら。
営業は2014年(平成26年)からのようです。
客室は、本館、別館、ログハウスなどといったように様々なタイプがありましたが、今回は本館に宿泊しました。
ホームページに、本館の各宿泊室タイプの詳細案内がありますのでご参考までリンクを。
2022年のオリジナル課題では、第一課題でリゾートホテルを扱いました。
せっかくなのでこの実例を試験的な視点で解説できたら一石二鳥だよね、ということでまずはアプローチから見ていきましょう。
紹介・解説の写真が40枚近く、文字数もかなりのボリュームでしっかり施設を紹介してますので、これでリゾートホテル実例を見ながら館内の各種機能や動線計画などを理解していきましょう。
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ホテル館内へのアプローチ
敷地は、大阪市内から西の大阪湾のほうに外れた埋め立て地にあります。
駅から遠いので、 ホテルと最寄り駅を結ぶシャトルバスや市内の公共バス、 あるいは自家用車など、主に車での来館になります。
敷地の近くには 公共のスポーツ施設や アウトドア体験のできる民間施設などもあり、 近隣のスポーツ施設を利用するであろう学生団体さんなどの宿泊もありました。
(この辺り、試験的には「敷地条件」で近隣や周辺環境との関係性で条件づけされそうだなと思いながら今テキスト化をしていますが笑)
ホテルのホームページからの概要図を引っ張ってきました。
案内図の手前側にある道路は、向かって左側が大阪方面になります。
大阪方面から来た車は、敷地内の駐車場に入り、ホテル本館のエントランスに向かっていきます。
エントランス前には、大型バスも寄りつける規模の大きい車寄せがありました。
写真中央赤い車の奥付近に見える扉がホテル玄関になります。
吹抜けのある広いエントランスホール
玄関を入ると大きな吹抜け空間になっているエントランスがあり、入ってすぐ左手側にフロントがあります。
その奥に見えるのはレストラン。このあたり、 試験対策の解答例などでもよく見られるパターンで、一般的な実例でも、そのようなゾーン構成になっているという事が分かります。
ちなみに、 1階と2階の間に空調の吹出し口が見てとれます。
ホテルなので、おそらく 熱源は中央熱源方式の空調計画になっていて、 配管ルートについては機械室からDSや天井裏を通して空調用のダクトを引っ張ってきているか、 1階天井裏のどこかに 空冷ヒートポンプの室内機(天井隠蔽ダクト型)があり 丸い吹出口が壁から見えているといったところでしょうか。 前者の可能性が高いかな。
フロント前には待合のための足元の印が貼られてあって、いつか振り返ったときに過去に あんなこともあったと思い出す時が来るのでしょうか・・・
1階エントランスホール周辺の共用部
フロント前のスペースは広く取られていて、ちょっとした休憩スペースや物販商品やホテルの各種イベント案内がディスプレイされているコーナーがあります。
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