スゴい社長大集合！新年会SP後半戦！①星野リゾート星野代表が気になる会社「ペイディ」！電話番号とメールアドレスだけで買い物ができる!?②丸亀製麺のトリドール粟田社長がニトリ似鳥会長に密着し1日かばん持ち体験！粟田社長感激のワケとは!?
今回のがっちりマンデー!!は…
スゴい社長６人が大集合！
新年会スペシャル！後半戦！
星野代表が大注目！
ネット通販でクレジットカードがなくても、
メールアドレスと電話番号で買い物出来ちゃう
「ペイディ」とは！？
そして！
あの丸亀製麺を運営する、トリドール粟田社長が
ニトリの似鳥会長の丸一日鞄持ちに！？
年に一度、他では聞けないあんなお話やこんなお話が満載です！
※以下、1月22日放送の書き起こしです。
星野リゾート星野代表が気になる会社「ペイディ」！電話番号とメールアドレスだけで買い物ができる!?一体なぜ？
２０２３年、スゴい社長が気になるあの会社！
星野リゾートの星野代表が気になる会社は…
「ペイディ」
星野代表のアシスタントさんが、この会社のサービスを使っていて、「とにかく便利！」と力説され調べてみたら、これはスゴい！となったらしい…
一体どんなサービスなのでしょうか？
六本木ミッドタウンタワーの１２階にある「ペイディ」のオフィスへ。
お出迎え頂いたのは、社長の杉江陸さん。
なんだか、社内はグローバル感が満載ですが、杉江社長、「ペイディ」とは、なんの会社なんですか？
杉江社長：オンラインで買い物をするときのお金を支払う、まあデジタル決済の会社です。
そう、「ペイディ」は、ネットでお買い物をする時に、お金の支払いができるサービス。でも社長、これは、同じことがクレジットカードで、できますよね？
杉江社長：そもそもクレジットカード番号なんて覚えたくないし、面倒くさいですよね？１回１回１６ケタ打って、有効期限も打って、お名前も打って、セキュリティーコード打って、最近は３Ｄセキュアーっていうまた別のパスワードも読んでいきますよね。僕らの場合には、メールアドレスと電話番号さえあれば決済できちゃうんです。
そう、「ペイディ」がいいのは、「超簡単」ということ。
試しに、番組スタッフが、「ペイディ」を使って、ビックカメラの通販サイトで買い物をしてみると…
欲しい商品をカートに入れたら、お支払いの画面へ。
支払い方法で「ペイディ」を選択し、決定ボタンを押すと…「ペイディ」のサイトへ。
ここで、メールアドレスと携帯電話の番号を入力！すると…
すぐにスマホにメッセージが届くので、書かれている４ケタの数字を打ち込むだけで…
決済完了！本当にメールアドレスと電話番号だけで買えちゃった！
お金は、次の月に銀行振込やコンビニ支払いなどで支払えばＯＫ。確かにこれはラクかも。というわけで…
この「ペイディ」、いまや７０万ものＥＣサイトで導入され、アプリは７００万ダウンロードを突破！というからスゴい！
ちなみに「ペイディ」の儲けは、クレジットカード決済などと同じで、売上の数％をＥＣサイト側からもらう仕組み。なんと、年商はすでにウン百億円らしい！ということで、これは相当スゴい！
しかし！なんといっても気になるのは、メールと電話番号だけで買えちゃって、本当に大丈夫なの？という点。
クレジットカードみたいに事前に審査とかをしないと、買ってもお金を払わない！というお客さんが、出てきていろいろ大変そうですが…。大丈夫なんですか？
杉江社長：お客様からいただいている情報はその２つなんですが、実は、お店で入れていただいたお名前ですとか、何を買ったとか、そういうような情報も含めて、色々、私たちは持ってますと。
そう、「ペイディ」は、お客さんが入れたメールアドレスと電話番号をもとに、メチャメチャ調べるんです！！
過去にどんなお店で買い物したか、そのサイトに来たのは何回目か、商品「ペイディ」を見たのは何回なのかなど、かなりの情報がこのふたつの情報をもとにわかるので、ちゃんとこのひとがお金を払ってくれそうな人か、ある程度審査できちゃう。
しかも、この審査、自動でＡＩがやるので、かかる時間はわずか０.５秒！
つまり、メールアドレスと電話番号を入れた瞬間に…
調べ終わってるというわけなんです。スゴい！さらにこの「ペイディ」、物を売っているお店側にもメリットがあるとのことで…
２０２１年に「ペイディ」を導入した、高速バスの会社「ウィラー」へ。
藤光昭洋さんに話を伺いました。
藤光さん：コンビニ決済の場合ですと、予約した後、入金するのを忘れてしまう方が一定数いるんですけれども、「ペイディ」さんの場合ですと、その忘れがなくなるんです。
そう、バスを予約したお客さんが、コンビニや銀行へ振り込みに行くのが面倒でそのまま入金せず、結果、キャンセルになるってパターンがあります。
ところが「ペイディ」なら、ネットで予約するのと同時にお支払いまでいけちゃうので、キャンセル率が激減！
スタッフ：キャンセル率はどのくらい違うんですか？
藤光さん：コンビニ支払いは４０％なんですけども、「ペイディ」支払いは２０％です。
キャンセルが減れば、当然売上アップということで、「ウィラー」さんも大喜び！
他に、ネットのお買い物サイトなども、スマホで、商品を選んでカゴに入れるとこまでは行ったけど、お支払いでカード番号をいれるところで、「あ、カードない」などで、結局買ってもらえない、通称「カゴ落ち」といわれる問題が、この「ペイディ」を使えば解消できるということで…
いまや、amazoやAppleStoreなど、大手サイトもどんどん導入中！
この「ペイディ」、今年中には、あの有名ホテルリゾート会社も導入予定！？とのことで…
「ペイディ」は、デジタル決済で…がっちり！
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん：星野リゾートさんでも導入するんですか？
星野代表（星野リゾート）：今年、入れたいと思ってます。後払いができちゃうというのがものすごく大きなポイントですよね。旅行に行って、後から払うことができるようになると、旅行需要そのものも大きくなると思いますね。
加藤さん：なるほどね。
粟田社長(トリドール)：ベッドの中で買えちゃうというこの便利さ。わざわざ起きてカードを見てっていうそういう手間がないじゃないですか。
加藤さん：確かにベッドの中でポチポチ見てて、これほしいなって思って、買おうと思って、財布がリビングの方にあって、起きて、財布開けて、カード見て、その番号を入れてっていう手間があるから、今日はやめておこう。ってなって、寝ちゃうと、次の日、いいや、いらねえや！と思うことあるんですよね。それがないってことですよね。
スゴい社長からスゴい社長への質問！
スゴい社長さん同士、この機会にどうしても聞いてみたかったことをぶつけて頂きます！
「スゴい社長からスゴい社長への質問」
河瀬社長（フォトシンス）→似鳥会長（ニトリ）へ質問！
「会社が大きくなり支店が増えると、社員の気持ちがバラバラになりがち。一体感を持つにはどうすればいいですか？」
河瀬社長（フォトシンス）：悩んでまして。
加藤さん：マジ悩みですね。
河瀬社長（フォトシンス）：そうなんです。今、急拡大していて、東京、大阪、福岡、名古屋、札幌、どんどんできていく中で、これまでは、みんなで一堂に会す場がある中で、やっぱ会社の文化みたいなものがあったような気がするんですけど、これがどんどん手に負えなくなっていく感覚が結構強いんですよ。
加藤さん：規模がでかくなればなるほど？
河瀬社長（フォトシンス）：そうですね。なので、どういう風に教育だとか、モチベーションコントロールとかされてるのかなってはすごく気になりまして。
全国に８８５店舗展開する似鳥会長の回答とは…？
似鳥会長（ニトリ）：自分の技術技能を高めるために、会社でやってください、と。チャレンジして失敗した場合、会社で払いますと。要するに、自分のためだったら、みんなやるんですよ。会社のためだったら、続かないですよね。
加藤さん：会社のためにやれっていってもやらないですもんね。
似鳥会長（ニトリ）：やらないですね。
加藤さん：でも、その人たちがみんなスキルアップしてたら、結果、会社のためになるんですよね。スゴいですね。これ築き上げたんですか？
似鳥会長（ニトリ）：そうです。
星野代表（星野リゾート）：起業した時は、おそらく河瀬ワールドが、社内に広がってんですよ。河瀬さんというそのカリスマ経営者に対して、自分が、一緒に仕事してる感覚ってあるんだと思うんですよね。でも、規模が大きくなるにつれて、だんだんとその関係性が希薄になってくるから、その希薄さが、おそらく、色んな組織面のモチベーションを停滞させるんだと思いますよね。僕の経験は、河瀬ワールドからの脱却が大事で、企業としてのこのフォトシンス文化なるものに変えていかなきゃいけないし、そのフォトシンスの仕組みが好きで、ここにいるというところに転換しなといけないんだと思うんですよね。この会社で、この仕組みが好きで、この組織文化が好きだから、入ってくるという人たちをいかに増やせるかってことだと思いますね。
加藤さん：なるほどね。
河瀬社長（フォトシンス）：すごく勉強になりました。
星野代表（星野リゾート）→似鳥会長（ニトリ）へ質問！
「実は似鳥さんの裏側に経営判断をしてる別の人がいるんじゃないですか？」
星野代表（星野リゾート）：時々、似鳥さんと、こうやってお話させて頂く
と、すごくユニークで、夕方ぐらいになると、お酒が入り始めて、夜になるとカラオケで、そのうちＣＤを出したりなんかして、だけど、会社の方は３５年連続で増収増益。なんかこう合わないんですよね。
加藤さん：そういうことか。
星野代表（星野リゾート）：オフィスの裏側に、別の部屋があってそこに影武者みたいな人がいそう。
進藤さん：実は、同じ質問をなさったのが粟田社長で、１日かけて似鳥さんを取材してきてくださいました。
粟田社長(トリドール)：密着しました。スゴいですよ！
進藤さん：「粟田社長、似鳥社長のカバン持ちになる」をご覧ください 。
丸亀製麺のトリドール粟田社長がニトリ似鳥会長に密着し、1日かばん持ち体験！粟田社長感激のワケとは！？
１２月某日、朝８時３０分
粟田社長：どうも、おはようございます。
トリドール粟田社長たっての希望で、ニトリホールディングスの似鳥会長の１日カバン持ちをすることに！
粟田社長：大いに勉強したいなと、ドキドキしています。
果たして、ニトリ会長の経営のヒミツを学べるのでしょうか？
ちょっと緊張気味の粟田社長ですが…
早速、ニトリの本社に潜入！
似鳥会長がいる会長室へ。
粟田社長：どうも、おはようございます。よろしくお願いします。
似鳥会長：はいどうも、今日は打ち合わせがあるんですよ。朝から晩まで。
似鳥会長はこの日はずっと会長室にいて、打ち合わせが、分刻みでビッチリ入ってます。なんと、その全てを気前よく見せてくれるという！
そこで粟田社長は、似鳥会長の横にベタづきで、そのお仕事ぶりをずっと観察させてもらうことに。それでは、いよいよスタート！
この日の打合せ、まず最初の部署は物流担当。
社員さん：会長、１２月１９日に仙台と福岡のＤＣのプレスリリース予定しております。
似鳥会長：オープンで公表ね？
社員さん：はい。
似鳥会長：わかりました。
社員さん：ありがとうございます。
そして、打ち合わせが終わると…
似鳥会長：これ、押すと秘書室に行ってすぐ来るんですよ。
粟田社長：あ〜そうなんですね。
会長のデスクには打ち合わせが終わったことを知らせる「呼び鈴」が！すると、すぐに次の部署がやってきます。
社員さん：２件ございます。尼崎道意町店の閉店に伴う現状回復です。９９５万円が発注で、坪単価は、４６２６円です。
社員さん：解体期間中は賃料無しってことでオーナー様と合意してます。
似鳥会長：はい。わかりました。
色んな部署が、バンバンバンバン、入れ替わり立ち替わり、会長室にやってきます。
似鳥会長：はい。わかりました。
似鳥会長の決断の早さに、思わずメモをとる粟田社長。
粟田社長：スゴいなっていうのは、ものすごい件数を、短時間でどんどんどん決裁されていくので、会長の決断の早さに、社員の方々もそんな姿勢をみていらっしゃるからモチベーション高いんじゃないかなって。だから会社ってこんなに成長するのかなって思いましたね。始まって、まだほんの１時間とちょっとですけど、でも、その間にどんだけの話を聞きました？ってことじゃないですか。この短時間に。この後どうなんねん！っていう感じですよね。
続いての打ち合わせは、なぜか会長室隣の応接室に移動。
ここで何を…？
社員さん：売れ筋上位を並べましたので。
こちらは、ニトリのファッションブランド「Ｎ+」の商品を見ながらの打ち合わせ。
似鳥会長：ポケットがないのよ、必ずポケット入れて。
社員さん：こちらがベージュ、こちらが、売上げ４０４枚。グリーンが、売上げ１４２枚、ネイビーが、売上げ１３２枚、パープルが、売上げ１１４枚ということは、圧倒的にベージュが売れてます。
似鳥会長：これが一番売れてないの？
社員さん：パープルが、一番売れてないです。
似鳥会長：無くした方がいいんじゃない？無駄、在庫になるから。色を絞った方がいいね。
粟田社長、かなりうなずいています。
似鳥会長、２０点近くの商品を１５分ほどでチェックし、また次の打ち合わせへ。
粟田社長：いや〜これも早いですね。驚いたことにデザインもしっかり、ご指摘されていた。指摘が具体的。感動してます。
続いては秘書さんが似鳥会長のこの先１週間のスケジュールを確認に。
秘書さん：金曜日は、がっちりマンデー!!さん収録、１時から５時半と聞いております。
似鳥会長：嫌だな〜長いんだよね、お尻が痛くなんの。
秘書さん：この日は忙しくてですね、会長、熊本に移動があります。
似鳥会長：収録の後、熊本に移動ですか。
この１週間の似鳥会長の予定がこちら！月曜から日曜までこれまたびっしり！
秘書さん：その後、会食となっております。これで１週間過ぎるような形となってまります。
似鳥会長：全然休みがないじゃないですか。
秘書さん：はい、休まず働いて頂けたらと思います。
粟田社長：ボンボンボン、予定が入っていくんで、息つく暇ないそんな感じですよね。
まだまだ打ち合わせは終わらない！１１時４５分、会長室から移動し向かったのは…
ニトリの各部署の責任者が一斉に会議室に集まって、１週間の売上げとその分析を報告するウィークリー会議。
ここでも似鳥会長の鋭い目が光る！
となりでそれを見る粟田社長の目も光る！
似鳥会長：細かい商品は何が売れて、何が売れてないの？売上げの数字でいいよ、客数じゃなくて。
社員さん：家具ですね、ダイニング１０７％、キッチン９４％、リビング…
似鳥会長：キッチンが悪いんだな。
売上げの数字を細かくチェック。
社員さん：出店形態別の入店客数前年比です。
似鳥会長：はい、いいですよ。
社員さん：買上客数も同様です。
似鳥会長：はい。
社員さん：買上率です。
似鳥会長：はい。
社員さん：買上品目数です。
似鳥会長：はい、いいですよ。
粟田社長：いや〜スゴい！数字に目がついていかなかった。初めて参加したら、やっぱり資料を読むと目が追いつかないんで、いつもみてらっしゃるんだな。ということはよく分かりますよね。
実は似鳥会長、打ち合わせの合間に、粟田社長に「数字を見ることへのこだわり」を話していました。
似鳥会長：ある程度、会社が大きくなると、やっぱり数字ですよね。数字の入らない会話は遊びだって僕、言ってるんですよね。
粟田社長：そうなんですね！なるほど、なるほど。
似鳥会長：だから数字がないと大体抽象的で、時間がもったいないですね。
またもや思わずメモをとる粟田社長。
粟田社長：あれだけ大きな事業をなさってて、いろんな分野があって、ですから数字で会長は全てを把握なさってるんだろうな、と。
そしてお昼の１２時。やっと一息ついて社員食堂で昼食の時間。
と、思いきや…
社員さん：テイクアウト…
ここではニトリのレストラン「みんなのグリル」のテイクアウト商品の試食会。粟田社長も参加させてもらうことに…
社員さん：リブステーキ。
粟田社長：大きいですね！うん、美味しい。
似鳥会長：焼き方もいいね。
社員さん：会長と打ち合わせした、焼き時間、表１分５０秒の裏１分４０秒です。
似鳥会長：いいね。
社員さん：反応が良さそうなので、随時拡大していこうかなと。
粟田社長：食べるのも早い！全部が瞬間瞬間であれ何種類ありました？１０種類くらいあったのを僅かな時間で、やってましたんでね！まあ、私もね大概早いんですよ、でも、早い私がね脱帽するくらいまだ早いです。
試食を終えた似鳥会長、続いては…
社員さん：ワン・ツー！
なんと、ボクシングのトレーニング。御年７８才です。
粟田社長：迫力ですね！びっくりしますよ！
似鳥会長に圧倒された様子の粟田社長。ところが、似鳥会長のトレーニングは、まだまだ続きます。
８つの筋トレマシンを使って２０回を２セット！
粟田社長：お年考えたらスゴいですよ、ちょっとバケモンですね。還暦過ぎたからってサボっててはダメですね！頑張ります！
さらに午後からも…
まだまだ打ち合わせは続きます…
粟田社長：長時間、ありがとうございました。
粟田社長：いやスゴいなと驚きました。会長の存在を思うとね、まだまだ若造だと。恐れ入ります。
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん：ビックリですね。スゴいですよ。星野さん、影武者いなかったですよ。
星野代表（星野リゾート）：経営してましたね。
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