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森永卓郎の「CM2の後で…」は、本当に儲かっているのか徹底検証!!電気なしで永遠に冷やす素材「ラディクール」は、世界初の技術だった!「植物性大トロ」が、完成!?本物ソックリの植物性イクラも登場!

今回のがっちり!マンデーは…

森永卓郎の「CM2の後で」は、
本当に儲かってるのか?

森永さんがその日のテーマに合った
儲かり情報を教えてくれる、「CM2の後で」。
経済アナリストとして、多くの番組や雑誌で活躍
さらには、大学教授まで務めている森永さんの言葉を…

加藤さんや番組スタッフは、
基本的には疑っていない、のだが…
時々ふと、こんな疑問が。
「この人の言っていること、本当なのかなぁ」

ということで今回も、番組スタッフが
「CM2の後で」儲かり情報の真実を徹底検証!
すると、またまた想像を超える新事実が明らかに!
果たして、CM2の後では、本当に儲かっているのか!?

※以下、4月24日放送の書き起こしです。

電気なしで永遠に冷やす素材「ラディクール」!ヒミツは「ビーズの配置」とは一体…?

 まずは、冷やす技術がすごい会社を特集した…

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「冷やしビジネス」の回から!
森永さん:CM2のあとで…

その「CM2後のあとで」で森永さんが教えてくれた
儲かりそうな冷やしビジネスは…

森永さん:放射冷却素材の「ラディクール」です。
加藤さん:何ですか?それ?
森永さん:例えば、夏の炎天下で帽子被ってても、何らエネルギーを使わずに、どんどん冷やしてくれるんです。

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森永さんによると、放射冷却素材「ラディクール」は、電気も何も使わずに、どんどん冷やせるすごい素材。これは確実に儲かる!とのこと。

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でも、作ってる「ラディクールジャパン」という会社も正直、聞いたことがないし、ちょっと心配。果たして、儲かっているのでしょうか?

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中央区日本橋にある本社へ

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何軍社長:何 軍です。
スタッフ:中国の方ですか?
何軍社長:そうです。中国、北京の出身です。

早速ですが、何 軍社長、放射冷却素材は、儲かってますか?

何軍社長:去年、テスト的に販売して、今年は3億円くらいです。

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昨年は、テスト販売で、売り上げはおよそ5000万円だったのですが、今年は、なんと3億円を見込んでいるんだとか!

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すでに羽田空港の連絡通路の屋根など…

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日本で5箇所、海外で2箇所の空港に導入されているんです。ということで、森永さんの情報、あってました!では、肝心の「ラディクール」は、どういうものなのでしょうか!?

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何軍社長:実際は、こういうフィルムです。これが放射冷却素材です。温度の上昇を抑えて、冷たくする材料です。
スタッフ:電源とか使わずに冷却できるんですか?
何軍社長:そうです。世界で、初めての発明です。
スタッフ:ちなみにこれでいくらなんですか?
何軍社長:1平米メートル5700円です。

放射冷却素材「ラディクール」実はこれ、世界初のすごい素材!

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何のエネルギーも使わず…入ってきた熱を…

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どんどん外に放射して…

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冷やすという、全く新しい仕組み。
でも、電源を使わず、永遠に冷やすことができるなんて、にわかには信じがたい。ということで、営業部の佐藤理一さんに同行頂いて、実験!

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工場の屋根で使われる普通のステレンスの板と、「ラディクール」を貼り付けたステンレス板を用意…

佐藤さん:鉄板の上にバターを置いて、溶けるスピードを比較したいと思います。

太陽がガンガン照りつける中…

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果たして、どれくらいの差が出るのでしょうか?すると…

スタッフ:溶けてきましたね。

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開始から3分…ただのステンレスに乗せたバターは溶け始め…

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5分後には、完全に溶けきりました。一方、「ラディクール」の方は…

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全然溶けていません!表面を触ってみると…

スタッフ:「ステンレス板」は、温かいですね。「ラディクール」は、冷たいですね。
佐藤さん:そうなんです。

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表面温度を測ってみると、「ステンレスの板」が、すぐに40度を超えるのに対し、「ラディクール」は10分経っても、26度のまま。これはスゴい!でも、なんでこんなことができるのでしょうか?その仕組み、教えて下さい!

佐藤さん:「ラディクール」の製品は、熱を1カ所に集めて、遠くに飛ばすことで熱を放出できます。
スタッフ:熱って、1カ所に集めて、放射することができるんですか?
佐藤さん:はい。糸電話と同じように音を1カ所に集中させて、遠くに飛ばすイメージです。

熱を集めて遠くに飛ばす!?ますますわけがわかりませんが…

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佐藤さんいわく、板に入ってきた熱光線は、その波長の形が大気とぶつかって、なかなか外に出れない。ところが…

佐藤さん:弊社のフィルムの中に、ガラスビーズが無数に敷き詰められておりまして。

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実は、熱光線は、ある波長のときだけ、大気をすり抜ける、という特徴があるんです。

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「ラディクール」の中には、極小サイズのガラスビーズが敷き詰められていて、熱光線がこのビーズを反射していくうちに…

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波長の形がなぜか、この「すりぬける」形に変わっていくんです!結果、大気とぶつからずに遠くまで飛んでいくので、どんどん熱が外に出て、板が冷たくなる、という仕組み!難しいけど、スゴい!

佐藤さん:こちらは、「配置」が重要になってくるんですけども。ガラスビーズの配置によって、入ってくる熱をコントロールするといいますか。
スタッフ:配置でコントロールできるんですか?
佐藤さん:そうですね。これがこの技術の肝ですね。

なんでそうなるかは、さっぱりわかりませんが、とにかく、ビーズをちょうどうまく配置すると、熱を放出するらしい。

スタッフ:配置は企業秘密?
佐藤さん:そうですね。ちょっと明かせない所ですね。
スタッフ:佐藤さんは、ご存じですか?
佐藤さん:僕は知ってます。
スタッフ:知った時どう思いました?
佐藤さん:これで、出来るんだ…と。

でも、こんな世界初の新技術、そもそも、どうやって発明したんですか?

何軍社長:雑誌の「サイエンス」の2017年に、MITの博士、楊先生が発明された技術が論文で発表されまして、ここからが全ての始まりです。

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この技術に感銘を受けた何軍社長が、博士を説得し、「ラディクール」の商品化が実現したんだそう。

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今、「ラディクール」の技術は、布にも応用できるようになったことで…

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何軍社長:日産自動車さんは、今年もう全車種のシェードなどに純正品として採用されてます。
スタッフ:がっちり?
何軍社長:もうがっちりどころじゃないです!もう3回、がっちり言わないといけないくらいです!

世界のあらゆる業界から注目されているんです。これは、ますます儲かりそうですね。

「ラディクール」は、放射冷却素材で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:すごい技術だね。
森永さん:最近では、自動車のボディとか、自動車そのものにも応用できるよう、水面下で進んでるみたいなんですね。だから、ありとあらゆるところに広がっていくので、本当にもう第一歩なんです。
加藤さん:色んな所から、発注来てますか?
何軍社長:来てます。
加藤さん:こんな所で使えるんだっていうのあったりしますか?
何軍社長:塗料ができて、屋根と外壁とか、色んな所に対応できますので。
加藤さん:塗料だったらいいね。外壁塗っておけばいんだもんね。あとは、コストがどれだけ、下がるかですね。
何軍社長:頑張ります。

家電のシロカ!「配管がいらない食洗機」よりもバカ売れしている最強の「◯◯鍋」!

続いては、ある機能を省いたことでがっちりな、
「引き算ビジネス」の回から!
そのCM2のあとで、で森永さんが教えてくれた会社は…

森永さん:それは、配管を引き算した、シロカの食器洗浄機です。
加藤さん:配管がないんですか?
森永さん:そうなんです。

普通、食洗器は洗う水を出すのに配管工事が必要ですが…

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森永さんによると、シロカの食洗機はその工事がいらない。これは大ヒット、儲かり間違いなし!とのことだったが、果たして真相は…

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千代田区神田にある、シロカの本社へ。
お出迎え頂いたのは、シロカの営業本部の太田佐斗志さん。

スタッフ:配管のいらない食洗器があると聞いたんですけど。

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太田さん:はい。こちらになります。

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給水タンクに水を入れ、ボタンを押すと…

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70度以上の高温で洗ってくれます。

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そして、排水はホースを取り付けるだけ。確かに工事がいらないです。気になるお値段は…

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4万3780円。

スタッフ:ご自宅に?
太田さん:自宅で使ってます。社員なんで、自分の所の製品は全部使うようにはしてます。
スタッフ:それは買うんですか?
太田さん:社割の制度がありまして。

では、ここで本題!
この食洗機、売れて、儲かってますか?

太田さん:発売から累計で5万5000台売れてます。
スタッフ:結構、スゴいですね?
太田さん:中売れくらいですかね。我々の中では、ヒット商品をいくつか持ってますので、その中では、まだまだ突き抜けてない商品です。

森永さん、残念!惜しい!

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太田さんによると、シロカには、食洗機よりもバカ売れした、大ヒット家電があるという。それが…

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太田さん:こちらの電気圧力鍋です。
スタッフ:どのくらい売れたんですか?
太田さん:発売半年で、見込みで5万台以上です。20万台くらいまではすぐ。
スタッフ:そんないくんですか?
太田さん:はい。

半年で5万台という驚異のペースでバカ売れしている、電気圧力鍋「おうちシェフPRO」

太田さん:お値段が1万5800円です。

でも、なんでシロカの電気圧力鍋は、こんなに売れたのでしょうか!?
開発を手がけた佐藤一威さんによると…

佐藤さん:味の染み込みがスゴいんです。
スタッフ:従来と違うんですか?

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佐藤さん:はい。こちらの厚めに切った大根と豚のバラ肉で実験したいと思います。

ということで、厚さ4センチに切った大根で実験!

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シロカの「おうちシェフPRO」と、普通の電気圧力鍋で豚の角煮を調理。
大根の味の染み込み具合を比較してみることに!

佐藤さん:圧力13分かけて結果を待ちたいと思います。

そして、1時間後…
まずは、普通の電気圧力鍋から!

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スタッフ:染み込んでは、いそう。
佐藤さん:そうですね。

普通の電気圧力鍋でも、結構、味が染み込んでるように見えますが…シロカの「おうちシェフPRO」は、どうなのでしょうか?果たして…

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スタッフ:全然、違う!
佐藤さん:かなり染み込んでると思います。
スタッフ:一目瞭然ですね。
佐藤さん:はい。

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味の染み込みの差が、一目瞭然!
一体、どうして、こんなにハッキリ差がついたのでしょうか?

佐藤さん:高圧力と一定の圧力制御で実現できます。

ここまで味が染み込む秘密は、高圧力を一定に保つこと。しかし、これがかなり難しいんです。

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佐藤さん:従来の圧力鍋に使われてる圧力を検知するのが、この部品になるんですけど。
スタッフ:これは何ですか?
佐藤さん:これは、単純にスイッチになります。

今までの電気圧力鍋は、センサーが圧力の最高値と最低値しか検知できないので…

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圧力が高くなってきたら…

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スイッチをオフにして圧力を下げます。

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そして、圧力が低くなったら今度はスイッチをオン。

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これを繰り返すと、どうしても圧力にばらつきが出てしまう。
でも、シロカの「おうちシェフPRO」は…

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佐藤さん:こちらの圧力センサーになります。
スタッフ:センサー?

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佐藤さん:こちらの部品になるんですが、この中にバネが入っているんです。圧力がかかると鍋が少し沈むんです。そして、その沈み込む量をセンサーで検知してます。

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圧力がかかると…

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鍋が沈みます。その沈み具合をセンサーのバネの伸縮から検知。どのくらい圧力がかかっているか、1kpa(キロパスカル)単位でわかるんです。

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だから、圧力の上げ下げを細かくオン・オフできて、高圧力を一定に保つことができているんです。

シロカは、この電気圧力鍋の大ヒットが、売上げに貢献していて…

太田さん:2019年が売上げ41億円。2021年が、約70億円売上げました。

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2019年 41億円だった売上げが、その2年後、170%も増加!過去最高の70億円を達成したんです!

シロカは、開発力とチーム力で…がっちり!

「植物性大トロ」は完成しているのか?本物ソックリの植物性イクラも開発!その味は…?

続いて…

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「儲かる!タンパク質」を取り上げた回から!

森永さん:それは、植物性タンパク質の大トロです。ベンチャー企業が試作品を作ったんです。一説によると、2020年に発売されるんじゃないかと。
加藤さん:どこまで再現できるかだよな。

植物性たんぱく質で作った大トロは完成しているのでしょうか?スタッフが調べてみると…

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三重県にある会社が、植物性のマグロを作っていました!
その会社が、「あづまフーズ」。お出迎え頂いたのは、中島隆社長。

スタッフ:どんな会社なんですか?
中島社長:水産加工を中心にやっております。

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こちら、「たこわさび」という商品ですけども、一番最初に開発したのが当社になります。

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そう、居酒屋でよくみるあの「たこわさ」。日本で初めて、たことわさびの組み合わせを考え、世に送り出したのが…

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ここ「あづまフーズ」なんです。会社の水産加工品の売上げは…今期、過去最高の34億円の見込みと絶好調で…

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共同で新たに開発したのが、「植物性たんぱく質で作ったマグロ」。
販売事業本部長の杉浦吉啓さんに話を伺いました。

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杉浦さん:こちらです。
スタッフ:まあ、マグロですね。
杉浦さん:発売開始から3か月で、5000近くのご注文頂きました。

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こちら「植物性たんぱく質で作ったマグロ」お値段は位1柵990円。

昨年11月からネット販売を始め、その売れ行きは3カ月で5000個近く。かなり儲かってる…という訳ではなさそうなので、森永さん、ちょっと△。でも、気になるのはやはり、味。ワサビ醤油で、いただくことに!

スタッフ:あ~なるほど。海っぽい感じが。ただ、食感がちょっと違いますね。
杉浦さん:実はこれ、ベースはこんにゃくなんです。

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こんにゃくっぽさは、若干 残っていますが、実はこのマグロ、魚が食べれない人やヴィーガンの人に向けて開発したもの。魚介類のエキスなど、動物性のものは一切使ってないんです。ちょっとでも入れれば、ぐっと本物の味に近づけるという。さらに!

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杉浦さん:こちらイカとサーモンです。海外、特にヨーロッパの方では、サーモンが大人気で、月10トンくらい消費されています。

そして今、あづまフーズは、新たな魚介類の代替フーズを開発していました。それが…

社員さん:こちらです。

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この赤い液体を上から注ぐと…

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スタッフ:おっ!なんか出てきた!これ、もしかして?
社員さん:イクラです。

植物由来の成分で作った、イクラ。その見た目は…

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まるで本物。一体、どうやってイクラを作っているのでしょうか?開発課の工藤竜馬さんに話を伺いました。

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工藤さん:イクラは、詳しいことは言えないんですけども、塩化カルシウムの水溶液に…

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工藤さん:海藻を元にして作られたアルギン酸です。

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海藻に含まれる食物繊維の一種 アルギン酸で作った、人工のイクラ。見た目は完璧ですが、味の方は、どうなんでしょうか?いただいてみると…

スタッフ:あ~なるほど。イクラっぽい。やっぱり食感が難しい…。ここに来るまで、どのくらいの時間がかかったんですか?
工藤さん:作り始めたのが約10年前から。
スタッフ:そんな前なんですか。イクラ嫌いにならないですか?
工藤さん:実際はあります。

まだ完成はしてないそうですが、商品化はもう目の前!

「あづまフーズ」は魚介類の代替フードで…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
ホラン千秋さん:見た目は、このまま出されても言われなかったらわからない。いただきます。あ…近いんですけど、やっぱり、膜が弾ける感じがないから、弾力のないタピオカっていう感じ。
加藤さん:また違ったもんですね。面白い。


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