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异常的世界への扉94…別れの予感編2~
思えば、複数プレイや交流をする前になるといつも不機嫌になり、彼女からの返信メールが激減した。
私的には、新しい刺激でワクワクしていたので、本当は彼女とも一緒に盛り上がりたかったのだが…
まあ、人見知りの気がある彼女だから、最初は緊張とか有るから仕方ないと思っていた。
でも、回数を重ねてもそれは変わり無かった。
実際に交流が始まれば、彼女も楽しんでいた。交流の後に感想を聞くと『楽しかった~☆』と言ってくれた(もちろん失敗も、つまらない時もあったが…)。
交流の後に、ブログを書いていると、お相手彼女さんの描写を読んでまた彼女が不機嫌になる。
やはり原因は『嫉妬』。
私は嫉妬するなとは言わないが、少なくとも嫉妬の量が、私にとっての恋愛の深さのバロメーターにはならない事は再三彼女には伝えていた。
彼女にとってみれば逆で、私をいかに嫉妬させるかを楽しんでいた。
彼女が目の前で他の男性と絡むと、私を見ながら他人の男根を美味しそうにしゃぶり、挿入されるとわざと感じている声を大きく上げた。
他の女性がいない交流では、体も満足し、複数の男を興奮させて、そのシチュエーションに満足している彼女だった。
しかし、カップルの交流に、例えカップルの彼女さんでも、女性が混ざると態度は一変。
その時には態度に出さないが、私が興奮している時ほど後で嫉妬が強くなった。
元々が不倫な訳であり、配偶者がそれぞれにいる状況の恋愛なのだが、彼女の独占欲は底なしと思える程であった。
私は彼女の良さを、独り占めにはせずに、他にも共有することでその良さを再確認したり、彼女であることを自慢して満足を得ていた。
また、他の女性を抱くことで、逆に彼女の良さを再認識することの方が多く、それも毎回伝えていたが、頭では解っても、気持ちや納得することはなかった。
『別にわざわざ他の人を混ぜる必要は無いのに…』
それも解るのだが、毎回同じパターンで彼女をイカせて満足させて…の繰り返しはやはりマンネリ気味になってしまう…。
『どうして私だけで満足しないの?他の女を抱きたいの?』
それも解るが、刺激は欲しいし、他と比べるから君の良さが解るんだよ。
『他の人に移ってしまわないか心配…』
だから、彼氏がいる女性を彼氏と一緒に交流しているんだけど…誰ともそんな風になった試しはないんだけど。
『他の女性としている時に、彼女を誉めていた。』
マナーとして当たり前でしょ…。
何で付き合ってくれた彼女さんにダメ出しなんかできるの!?
『私はあんな彼氏に抱かれたくない…』
そんなこと言わないで、付き合ってあげてよ。男は見た目だけじゃないんだから…いつまでルックスに拘るの?
『私は貴方が一番だから、他の人では感じないの』
いや…かなり早く声をあげて、何度もイッてたし…。
旦那でも彼氏でもイカなかった貴女が、今日出会ったばかりの男でイクのは、貴女だってシチュエーションに興奮しているからでしょ?
『貴方の良さを知ってしまった女が、貴女にアプローチしないか心配…』
その良さを持った彼氏をもっと自慢してくれよ。
貴女に勝とうなんて考える女は相当の強者だから(笑)
『何で私が貴方の楽しみのために、使われるの?』
貴女だったら誰に見せても、引け目を感じないからです!
貴女を見て、緊張して立たない男はいたけど、興奮しなかった男はいなかったでしょ?男の興奮を見て、貴女も密かに満足していたくせに…。
『普通に二人でデートするような彼氏が良かった…』
こういう経験をしてきたから、二人の絆が深まってきたでしょ?
普通のデートだけしていたら‼️とっくに飽きて別れていると思うけど。
『私の彼は、変態だと割りきれば良いの?』
その通りです。変態だから、貴女も沢山の興奮と、普通でない経験を沢山してきたでしょ?それは無駄だったの?
そんな問答をまた、始めに戻って繰り返し…繰り返し…
でも、この疑問は無くならず平行線というかを少しずつ離れていっていた…。
何か彼女とは魂の繋がりさえ感じていたのだが、この『嫉妬』という要らない感情だけが二人の魂の融和を邪魔していた。
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