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オーストラリアに行ってきた話


2/2(金)

鈍行で新大阪まで行く。新大阪からオーシャンアローで和歌山に行く。
WESTERNポイントでグリーン車に乗車。

オーシャンアロー
見た目は豪華な雰囲気があるグリーン車

和歌山で行脚。以前は和歌山駅にゲーセンがあったが、なくなったので行脚が面倒になった。
南海なら和歌山大学前にもあるがJRの場合はラウンドワン和歌山まで行く必要がある。一応無料送迎バスがあるが、時間が合わないなら紀三井寺から徒歩になる。

行脚後は和歌山駅から関空のバスに乗車。和歌山市駅ではなくてJR和歌山駅から出ているので注意。

関空到着後はすぐ出国し、プライオリティパスでANAラウンジを利用。カレーが食べ放題。

ANAラウンジのカレー

今回は意図せずにジェットスターの関空ブリスベンの初便に乗ることとなった。記念品も配られていた。
ジェットスターのブリスベン便は787-8で運行されており、LCCにも関わらず非常に快適でしっかり寝ることができた。

ジェットスターの関空ブリスベン初便の記念的な物

2/3(土)

7時頃にブリスベンに到着。入国に時間がかかった。
入国カード的な機械を入力する必要があり、一度並んで入力したのだが更に入国審査の方に進んでもう一度謎の行列があり並んだら同じ機械で二度手間だった。係員が何らかの指示をしていたが理解できなかったので、英語が分からないとこういう部分で損をするなと感じた。

更に進むと検疫検査のようなものがあった。入国までに土を踏むことがあったかといった細かいことが聞かれたと思う。特に問題なく入国できたがここまで2時間もかかった。

ちなみにオーストラリアに行く前にはETA電子渡航許可について申請する必要がある。

入国したら電車でブリスベンの市街地まで移動しようとしたが、なぜか電車の案内がない。色々探したところ週末は電車が運休しているっぽくてバスで移動となった。
バスでブリスベンの中心に近いローマストリートまで移動。クレジットカードで運賃が払える。

airtrain代替的なバスの案内

市街地に到着後はしばらく観光。クイーンズランド博物館やローマストリートパークランドといった場所を軽く散策。

ブリスベンサイン
その辺にいたバカデカいトカゲ

昼食でハングリージャックスなるハンバーガーを食べた。オーストラリアのバーキンで商標の問題とかで名前を変えているらしい。

ハングリージャックス

余談だがオーストラリアの物価は非常に高い。日本は勿論、ヨーロッパと比べてもだいぶ高いと思う。

続いてローマストリートのバス乗り場からシドニーまで移動。
夜行列車で移動しようとしたところ、ブリスベンからカシノという街までバスで移動し、そこから列車に乗る形となるらしい。

まずはバスに乗車。オーストラリアのバスはゴツい。カシノまで4時間程度。
同じ場所からシドニーまで行くバスも出ていた。はかた号よりも距離が長く間違いなく地獄の深夜バスだと思う。夜行列車の方が地獄だったが…

カシノまでバス

カシノまではオーストラリアの雄大な自然を堪能しつつのんびりバスで移動。列車代替バスっぽく駅で止まって乗車扱いしていた。

余談だが、オーストラリアの田舎の道路はラウンドアバウトが非常に多かった。日本も交通量が少ない道路は信号ではなくてラウンドアバウトを採用しても良いと思う(土地があればだが…)。

カシノで乗り換え。乗り換え駅なのでそれなりの規模の駅なのかと思っていたがそんなことはなく本当に田舎の小さい駅だった。
XPTなる列車に乗った。LAST RUNっぽいヘッドマークもどきがついていたので間も無く新車が入るのだろうと思う。というかこれを書いてる時点で既に入っているのでは?

カシノの駅舎
XPTの機関車

一等車に乗ったが、コンセントもなくリクライニングも特別に深いわけでもないので普通の夜行バスと大差なかった。ここでコンセントがなく充電ができなかったので、翌日電池切れの恐怖に苦しんだ。
ブリスベンで見たシドニー行きの夜行バスはコンセントがあるのでそれ以下ではないかと思った。

座席は一応広いのだが、なぜか空席が多いのにも関わらず相席になるという謎の配席のせいで非常に苦しむこととなった。
加えてオーストラリアは都市間は人口空白地帯となっており、それらの区間は携帯の電波が全く通じない。(ahamo海外ローミングの場合は)走行中は大部分が圏外だった。

XPTの座席車

寝台車もあり本当はこちらに乗りたかったのだが、予約が面倒なので見送った。乗ろうとした場合はインターネットから予約ができないので電話または代理店を通して予約する必要がある。
おおよそ2万円程度でシャワーや食事もついている。

寝台車、寝る時以外はベッドが収納されている

2/4(日)

座席車が不快だったのであまり寝れなかったが、うとうとしていたらシドニーに到着。

まずはフィッシュマーケットに行く。日本の魚市場的な魚介類が売っていて調理する場所があるようなイメージかと思っていたが普通の観光地っぽいフードコートと売り場があるような場所だった。

フィッシュマーケット
魚介サンドっぽいやつ

シドニーはメトロ、路面電車、フェリー、バスといった様々な交通機関があるが、共通して利用できるOpal cardがある。
Opal Cardは上限があり、日曜日の場合は上限が9オーストラリアドルとなっており、それ以上は乗り放題となる。コンビニ等色々な場所で購入できるのですぐに入手してチャージしておきたい。

故障とかではなく普通に連結されている路面電車

続いてオーストラリアの行脚でPurikura Photolandに行く。オーストラリアにはシドニーに2店舗のみ弐寺が存在する。
余談だが、隣(と言いつつ2000km以上離れているが)のニュージーランドのオークランドにもある。

ライトニング筐体が稼働している

続いてはOpal cardの上限で利用して環状になっている鉄道の乗りつぶしをしつつ、オーストラリア博物館を見学。無料なのが非常にありがたい。

その後はオペラハウスがあるサーキュラーキーに行く。この辺からはシドニー各地へフェリーが出ており乗船してみることにした。フェリーもOpal cardの上限の対象となるので観光のついでに色々乗るのも良いと思う。
但し、一部Opal Cardが利用できないNSWの運行ではないフェリーもあるので注意(マンリーに行くフェリー等)。
時間があったのでワトソンズベイとコカトゥー島に行くフェリーを利用した。前者はビーチがあり海水浴客が大勢いた。

ワトソンズベイ

フェリーを堪能していたところ、充電が怪しくなってきたのでシドニー空港に向かう。
その前に土産を購入するために空港近くのマスコットのウールワースというオーストラリア最大手のスーパーに向かった。空港等で購入するよりも安いのでおすすめ。

シドニー空港に行き、昨晩シャワーを浴びてなかったので空港の無料シャワーを利用した。国際線ターミナルにあるのだが、非制限エリアにあるので出国せずとも利用できるのが便利。

シドニー空港のシャワー

国際線ターミナルなのでカンタスの国内線に乗るためには国内線ターミナルに移動する必要があったのだが、カンタスのトランスファーエリアがあったので利用してみた。
基本的には国際線からオーストラリア国内線の乗り継ぎ客向けだがカンタスの航空券を持っていれば利用できるらしい。
荷物検査をして制限エリアに入ると、国内線ターミナルまでは滑走路内を走行するトランジットバスに乗車する。間近で飛行機が見られて良いと思う。

カンタスのトランジットバス

その後はプライオリティパスで食事をとりつつ充電した。プライオリティパスのWebページではいくつか利用できる店があるっぽかったが、実際に利用できたのはwok on air 1店舗だけであった。

カンタスのブリスベン便に乗る。軽食のピザが出た。前日は地獄のような18時間だったところを1時間で到着した。飛行機は便利。

ブリスベン便、利用者はそれほど多くなかった

ブリスベン空港に戻った後は、国内線ターミナルから国際線ターミナルに移動。2kmほど離れているので連絡バスで移動する必要がある。
バスの運行時刻が22時ごろまでとなっており時間ギリギリだったが間に合いなんとか国際線ターミナルまで移動できた。

翌朝の便に乗るため一晩過ごす必要があり、前日のうちに制限エリアに入ろうとしたのだが出国で弾かれた。どうもブリスベン空港の国際線は夜間閉鎖されるようで翌日5時まで非制限エリアで寝ることになる。
寝れるソファーがあり人もそれほど多くなかったのでソファーを確保して仮眠を取った。

2/5(月)

起きたら5時ごろだったのでそのまま出国した。

空港の壁画っぽいやつ

プライオリティパスで利用できるラウンジが2箇所あったのでハシゴしつつ飛行機の時間を待つ(この記事を書いている2024/6時点ではプラザプレミアムラウンジのみとなっていた)。

ジェットスターの788

その後はブリスベンから関空便に乗車した。帰りも快適に寝ることができた。
関空到着後ははるかと新幹線を乗り継いで帰宅。終わり。

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