アークナイツに絶賛ドハマり中な日々

僕はスマホで遊ぶゲームが全然長続きしないことで、周囲の人たちによく知られているのですが、そんな僕がリリースされて以来ほぼ毎日ログインを決めて遊んでいるゲームがあります。それが今年に日本版がリリースされた『アークナイツ』です。ふとしたきっかけで遊んでみた本作だったんですが、自分の想像以上にハマってしまっています。

（アークナイツ公式YouTubeチャンネルより引用）

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本作はマップごとに侵攻してくる敵やマップの構造などに合わせて適切に味方を配置し、すべての敵を殲滅させることが目的の、いわゆるタワーディフェンスのシステムをとっています。プレイヤーは「ドクター」と呼ばれる存在となり、味方になってくれる「オペレーター」たちを指揮する立場となって、メインシナリオをクリアしていくことが本作における目標のひとつです。

配置可能な駒となる「オペレーター」にはそれぞれ役職が決まっていて、それに応じた能力やスキル、攻撃範囲を持っています。攻撃力が高く、敵部隊の制圧に長けたバランスの良い「前衛」。敵の防御を貫通し、大きなダメージを与えられる代わりに打たれ弱い「術師」。防御力が高いうえに、敵の通行を多く妨げることができる「重装」など、各々の役割に応じて戦闘能力が決められています。

いままで遊んできたゲームのなかでも、本作は特にレア度に縛られづらい攻略の幅があり、同じステージであっても部隊や戦略を変えて何度でも挑戦したくなるような作りになっています。レア度が高いオペレーターはもちろん強いのですが、たとえ低いオペレーターであったとしてもその能力やスキル、配置のしやすさを活かすことで戦場で十分活躍できるのです。

また、レア度が最高のキャラクターを集め編成できたとしても、それらを的確に配置し戦略を練らないと決して勝てないバランスになっているというのもすごく好印象でした。序盤のステージはもちろんそうしたゴリ押しでも問題ないのですが、後半のステージにいけばいくほど（もしくは高難度イベントステージ）はたとえレアなキャラクターが全員揃っていたとしても簡単に勝ち抜けるものではないのです。レア度に性能が依存しすぎているゲームにありがちな、高レアを戦場に出しておけばあとは放っておくだけで勝てる、というのは決してないです。一手間違えてしまうだけであっという間に消し炭にされます。

このようにゲーム内容としてもハマる人はハマるものになっているのですが、なかでもぐっと来たのはビジュアルと設定の豊富さでした。このゲーム、仲間にできるオペレーターはもちろんのこと、すべての要素がスタイリッシュであったり、可愛さを全面に押し出しているわけでもないので、僕としては非常に居心地の良いゲームになっています。

（オペレーターの個性が強くて大好き。毎日ログインするたびに「暇かよお前？」って言われてます）

また、それぞれの人物設定や世界観の作り込みも素晴らしく、それでいてプレイヤーが得られる情報は（現時点で）あまり多くないという点もうまくやっているなあ…！と感じました。というのも僕みたいに気に入った作品に関して四六時中考えたくなる人ほど、気になってくるような情報の出し方なのです。

その情報提示の仕方も、一緒に戦場へ向かうことでオペレーターとの信頼度を紡いだり、昇進と呼ばれるレベル上限開放を行うことで少しずつ定期的に開催されるイベントにおいてさらっと明示されたり、思わぬところでのキャラクター同士のつながりが発覚することもあるので、オペレーターのレベルアップをはじめ、シナリオ攻略やイベントステージ攻略へのモチベーションも高めてくれます。

（信頼度が低い・育てていないオペレーターは一部情報が黒塗りにされている）

（アークナイツYouTube公式チャンネルより引用）

（イベントシナリオも本作の世界を知りたい人にとって必須な、濃密な内容になっています）

こうした基本無料・アイテム課金型のゲームはタイトルやトレーラーを見て気になり遊んでみることはあるのですが、いつの間にかプレイをやめていることが多く、毎日ログインしなきゃ！という気持ちも薄れていきます。いまは仕事でゲームをプレイすることも増え、スマートフォンのゲームも昔ほど触れなくなっていきました。

しかし、この『アークナイツ』はそうしたいろんな気持ちの薄まりを感じることなく、日々の空いた時間に1ステージ攻略してみたり、気に入ったステージを新たに入隊したオペレーターを編成して遊んでみたりといった遊び方をしています。また、これだけの魅力も相まって「オペレーターが欲しい！ガチャをさせてくれ！」と思って大量に課金したのも初めてでした…！ 今後もゲームバランス的にもビジュアルや設定的にもいい塩梅で開発・展開されていってほしいです。

トレーラーやプレイ動画を見て気になった方はぜひ気軽に始めてみてほしい、そしてこのアークナイツという世界にどっぷり浸かっていってほしいですね！

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