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自分の大好きなゲームにサインをいただいたこと【自分のお宝】

あっという間に4月もはじまってしまい…… 3月のトークテーマを盛大に遅刻してしまいました、大変申し訳ないです……!


僕にとってゲームは宝物であり、思い出深いものがたくさんあります。一つ作品を挙げるだけでも、そのとき遊んでいたときの記憶が鮮明に蘇ります。
なので、こうして宝物を選べといわれてしまうと、途端に難しくなってしまいますね……笑
そんなたくさんある思い出と宝物にまつわる内容で、最近よく振り返る出来事がありました。ということで、今回は生まれてはじめてサインをいただいたゲームについて話していこうと思います。

グラスホッパー・マニファクチュアが手掛ける『Killer 7』が大好き

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僕はグラスホッパー・マニファクチュアが手掛ける作品、いわゆる「須田ゲー」が大好きすぎてしかたがない人間の一人です。さまざまな作品があるなかでゲームプレイはもちろん、発売記念イベントやトークショウ、ビットサミットへの出展ブースなど、ファンとして参加できるものには可能な限り参加してきました。

そんな僕が須田ゲーに出会ったのは中学生の頃。その頃は学校から帰ってきたら、パソコンでゲーム情報サイトを巡回するのが日課になっていました。当時はTwitterがなかったので、情報収集するといったらファミ通やGame Watch、4gamerなどゲーム情報サイトと発売元・開発元のサイトを見て回るくらいしか方法がなかった気がします。

ある日、ふとCAPCOMのサイトを見ていると見知らぬタイトルの名を見つけました。その公式サイトを訪れた瞬間、響き渡る不気味な笑い声に驚き、なにかヤバいものを見つけてしまったような感覚に陥ったのをよく覚えています。それが『Killer7』だったのです。

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イカしたキャラクターたちとあまりにも独特で一度見たら忘れることのないだろうグラフィック。ぶっ飛んだシナリオと声に出して読みたいセリフ回し。その奇抜な操作体系はアドベンチャーゲームとしての体験を重視しながらも、シューターとしての敵の弱点を狙う楽しみもあるという不思議なバランス。細かな部分にわたりひとつの作品としてあまりにもぶっ飛びすぎていて、シナリオの起承転結すらも危うくなりそうな内容ではあるものの、PS2/GC/Xboxがメインプラットフォームだった時代の作品として、とても強烈な印象を受けました。中学生の多感の時期に、この作品に出会えたことをとてもうれしく思っています。

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その唯一無二の衝撃的な体験を皮切りに、『ムーンライトシンドローム』、『シルバー事件』、『花と太陽と雨と』、『シルバー事件25区』とプレイしていき、須田ゲーへの熱量がどんどんと加速していきます。須田ゲー成分を大量に摂取してきた僕は、どうにか予定を調整し『シルバー事件』HDリマスター発売を記念したパーティーイベントへ参加しました。

イベントが終了したあと、そこで直接須田さんとお話でき、Killer7から須田ゲーにめちゃくちゃハマっていったことや、すごくというような完全にファンボーイなことを話しました。(思い返すたびに懐かしくなり、すこし恥ずかしくもなります……笑)

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会場を歩く須田さんに「サインをください!」と声をかけるのにはとても勇気が必要でしたが、今となっては当時の自分の勇気と思い切りの良さを褒めてあげたいです……!ちなみにKiller7はPS2版とGC版が存在していますが、はじめて須田ゲーの世界に触れたのはPS2版のほうだったので、サインはPS2版に。須田ゲーが大好きな僕にとって、一生の宝物となっています!

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ということで、宝物にまつわるお話を綴ってきましたが、こうした好きなものへのお話はどうしても熱く語ってしまいがち……。
そしてふとした出会いから須田ゲー信者になった僕がいま、須田さんとお仕事でご一緒することもあるのですから、本当に人生とは不思議なものですね……! 好きなものは好きとしっかり伝える!ということの大切さを、このサインを見るたびに思い出すのです。

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今回紹介した『Killer7』、いまならPCでリマスター版が発売中ですし、Steamでセール対象になることも多いです! 気になった方はぜひ、このぶっ飛んだ最高の世界を体験してみてくださいね!


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