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アイドルに会いに行くという表現

はじめに

今回はかなり強めの表現や思想が含まれますのでご注意ください。







「アイドルに会いに行く」


 私は「会う」ではなく「観に行く」が適切だと考える。
私はこの「アイドルに会いに行く」という表現に対して疑念を感じてる。
「会いに行く」は双方の意思が合致することで成立すると考える。
ではライブはどうか。ライブは会いに行くものなのだろうか。
否、私は会うではないと考える。確かに「会いに行く」と表現や感情として成立している側面もあるが、本質的には「観に行く」と「表現をする」が見えてくる。
 「会いに来てくれてありがとう。」という感情や表現に着地できない私が偏屈なだけかもしれないが、これは届けるものによって変化すると考える。
 特典会が主となるイベントであれば成立しているかもしれない。対面で会話しているから。だが、こうも考えれる。「会いに行く」「来るのを待つ」この場合、成立している。
ここから見えてくる。「会いに行く」の意味。
ファンの視点からは「会いに行っている」のだ。主観で考えると私(ファン):あなた(出演者)の1:1が成り立つ。演者からの視点では「来てもらう(観てもらう)」のだ。私たち(ファン):あなた(出演者)の1:不特定になる。この齟齬が生じている事に対してみなさんはどう考えるか。
私は一度も「会いに来てくれてありがとう」と表現したり考えたことがない。「観に来てくださりありがとう」これが私の考え。そう私は皆さんに対して会いに来てほしいと考えていないのだ。
ライブは会うための場なのだろうか。
ライブは観るための場なのだろうか。
私(演者側)は生き様を見せる場であると考える。
これを読む多数の人は「会いに行く」の感情や表現を持ってライブに行く人が多いと思う。その人たちを否定するつもりは全くない。その考えも間違えではないからだ。
こうゆう場だからこそ自分の意見を表現してしてみたくなっただけだ。

さいごに

今回も読んでくださりありがとうございます。
これから皆さんが「会いに来たい」や「観に行きたい」と思えるライブや音楽をやっていきます。
どうか一度でよいのでいらしてください。
お待ちしております。


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