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白い日記帳'23

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2022.12.31-2023.12.30
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2023年1月の記事一覧

2023.1.24

2023.1.24

雪が降っているけど、フラメンコ。
ふわふわの雪が積もる中を、自転車を徐行で帰宅。自動車レーンは渋滞していたので、あの瞬間は、おそらく自転車がいちばん早い移動手段になっていた。
先月『やくたたず』を観たせいか、雪景色が異様に魅力的に見える。白い地面に靴の跡と車輪の線。車道の濁ったねずみ色。チャコールグレーの空中に白のドリッピング。グレースケールの世界に色彩を添える信号機の光。自転車のペダルにかかる抵

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2023.1.23

2023.1.23

日本民藝館展で26000円使うのに、無料体験だけでサブスクをしゃぶりたがる私は、仕事を休んでU-NEXTをひたすら見る日を作った。
ドラマ濱マイク全話を見終えた。各回とも、ドラマにしてはかなり自由に作られている感じがした。青山真治監督の『名前のない森』は、木々が参差と群集した自然と、直立する不自然な人間たちの対比が、奇妙で怖かった。浅野忠信とか柄本明が出ている『1分間700円』もよかった。証明写真

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2023.1.22

2023.1.22

11時前に元町中華街に着。最寄り駅や商店街も春節仕様で華やかだった。ステージの前は人だかりで、演目を見るのは諦めた。どうしても見たかったら、彩香の2,3階でお茶しながら見るのが良さそう。
天福の福袋と、ぎょうざ苑の冷凍餃子と、皇蘭の冷凍肉まんをお土産に購入。屋台で買った北京ダックは肉が全然入っていなくてぼられた気分。いつの間にか横浜中華街に慣れ親しんでしまった私にとって、南京町はすごくコンパクトに

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2023.1.21

2023.1.21

煮干しそば藍でまぜそばを食べて、出町座で『子猫をお願い』を観た。名作。ハイティーンから20代にかけての心境の変化やヒリヒリとした気持ちが丁寧に描写されていて、当時の他の韓国映画の良作とは趣向が異なる。最近の女性監督が撮った映画に近い。そのパイオニア的な作品なのかな。韓国社会や街の構造も写っていて、街に感情が乗る。
ファッションやケータイに時代を感じた。エンドロールも西暦2000年前後っぽい。すっか

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2023.1.20

U-NEXTでハロプロのライブ映像を見る日々。10年前後前の映像だから、すごく懐かしくなるし、いつの間にかハロプロは全然違うものになったな、と気付かされる。ベリキューがいなくて、スマもジュースも全然違うグループになって、卒業加入式の大人数のグループが増えた。10年以上、ハロプロの動向をずっと見ていたから巨視的に捉えられていなかったけど、私の青春に寄り添ってくれたハロプロはとっくに過去の夢になってい

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2023.1.19

弟の誕生日なので、家族LINEでボイスメッセージを送った。右足の親指で録音ボタンを押し、リコーダーを2本持ってバースデーソングを演奏した。リコーダーの2本使い、暇になったら極めよう。

2023.1.18

2023.1.18

天狗でカレー肉ささめんを食べて、ミスドで読書。永井荷風の文章、好きだわ。もっと読もう。
出町座で『ホワイト・ノイズ』を観た。変な映画。『NOPE』とか『ドント・ルック・アップ』みたい。コロナ禍の現代らしい主題だけど、舞台は80年代のアメリカ。ビッグニュースも時間が経てば忘れられる。死が普遍的で不可避なものであるように、消費社会は人間の特質から生じざるを得ないのかもしれない。消費社会の象徴である無機

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2023.1.17

2023.1.17

久しぶりに東北家に行ったら、私の口に合わなくなっていた。店員さんは今もすてきなんだけど、私が変わってしまった。

久しぶりのフラメンコのレッスンは1時間半もあった。頭がこんがらがるけど、リズムに沿って足を鳴らすのは楽しい。
リズム感を鍛えたい。最近、日常生活においても、自分のリズム感のなさにフラストレーションを感じるようになってきた。リズム感がないと分かるようになっただけでも成長したと思いたいけど

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2023.1.16

背中の筋肉痛がひどい。上半身が筋肉痛になるなんて、初めてかも。昨日の製茶体験が原因だとは思うけど、姿勢が悪かったのかな。

2023.1.15

2023.1.15

早起きして太陽ヶ丘の近くの宇治茶会館へ。9時から16時過ぎまで手揉み製茶の研修会に参加。ひとつひとつの工程が私にとっては初めて体験するもので、写真で見るだけじゃ分からない手の感覚を知って、お茶に対する世界が広がった。座学だけじゃ限界がある。湿った茶葉を触るあの感覚、快感だった。手揉みの動作をエアーでしながら、宇治駅まで歩いた。もっと勉強して、茶農家さんからも学びたい。

夕飯は父の友人が経営するピ

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2023.1.14

2023.1.14

本屋で映画を3本観た。
『シルミド』
韓国映画は本当に自国の政治問題に切り込んで、世間を動かすのが上手だなあ。毎度毎度感心するけど、その初期の例をやっと鑑賞できた。ソル・ギョングもホ・ジュノもさすがの演技。
『ションベンライダー』
相米慎二らしさ全開。破綻したストーリーに、花火のシーン、船に乗るシーン、銭湯シーン。少年少女が流行曲を熱唱するのは『台風クラブ』と同じだけど、ジュブナイルらしさが濃いの

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2023.1.13

本屋で映画『どついたるねん』を観た。赤井英和のセリフは棒読みだけど、動作が本物(赤井英和自身が慣れ親しんだ動作)だから画面の中の存在感に説得力があった。バブル期頃の大阪ミナミの街並みが写っているから、東のケイコと比べてしまう。両方とも〆方がかっこいい。ドヤ街にバブルは無関係だったのかしら。そろそろ、通天閣のエレベーターに乗りたい。
夕飯は両親とクラフトビールのお店へ。相変わらず美味しかったけど、メ

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2023.1.12

永井荷風の『日和下駄』を読んだ。文章うまいなあ。独自の視点が確かな語彙で書かれていて、読んでいて勉強になる。「第五 寺」では、寺院を建築と地勢と樹木の総合美術として捉える、という視点が書かれていた。そういや私は寺社仏閣に行くと、建築を見るときは建築にだけ、仏像を見るときは仏像にだけ集中してしまっていたけど、当然のことながら空間の使い方を全体的に見る必要があるよな、と猛省した。寺社の存在理由を考えた

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2023.1.11

大根を、ぬか床、さごはち(市販)、さごはち(手作り)の三種の漬け床に投入。

今年の目標!
1.自炊のバリエーションを増やす(週一程度で作ったことのないものを作る)
2.京都検定合格
3.お茶について復習・脳内整理する
4.建築士の勉強する
5.東北か新潟か九州か沖縄に旅行する
6.お茶会を積極的に開催する
7.一万円超えの食事をする
8.ヒュッテに泊まる
9.整体に行く
10.社会人になってから

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