【日記#15】どっきりどっきりDON!DON‼︎ ソフビが1100円になっちゃったらどーしよ?(どーする?)
始祖光来!!!!!!(時候の挨拶)
朱上言です。
7月に
もう最強形態
出しちゃうの!?!?!?
6/30に解禁された王様戦隊キングオージャーの強化形態関連アイテム達。
投入タイミングがめちゃくちゃ早くてビビってしまったが…マジでかっこいい。
やっぱ金ゴールドの最強戦士って男のロマンだよな!
ということで、DXオージャクラウンランスやキングクワガタオージャー関連の解禁玩具についてしゃべっていこうと思うのだが、
あれやこれやと書いている途中でソフビだけでもまぁまぁな尺になってしまったので、今回は【前編】ということでソフビに絞って話をしていきたい。
というか
note書くのが久々すぎて長尺になると心折れそう。
オージャクラウンランスまで書いてたら記事が日の目を見る前にダラダラと先延ばしにして消滅してしまいそうなので、前後編分割にしてソフビ分はササっと世に出してしまおうと思う。
さて、
いらん言い訳もこねたところでさっそく見ていこう。
7/15に発売されるクワガタオージャーの強化形態ソフビ、それこそが
戦隊ヒーローシリーズ
キングクワガタオージャー
である。
すっごいクオリティだ……!!!!
いや
すっごい値段だ!?!?!?
そう。
サムネイルにもある通り、今回のソフビはかなり定価設定が強気なものになっている。
その衝撃的な価格へと真っ先に突っ込みたくなる気持ちは山々だが、
ひとまず商品自体の仕様から。
バストアップ。
前から見えるほとんどの部分が重厚な金塗装に包まれており、加えて胸部のエンブレムや各所の赤・緑の差し色など、細部にも彩色が施されている。
バイザー部分の黒は光沢なのに対し、ベルト部分の黒はつや消しで処理されている丁寧さも注目すべき点だろう。
下半身。
足回りは一部塗装が乗っておらず、もとの成形色を生かすような采配となっている。
キングオージャーのソフビシリーズはなんといっても「ソフビ特有の光沢でスーツの"質感"を再現する」ところが売りだと勝手に思っているので、強化形態でもその要素を残してくれるのはありがたい。
こういった金色の成形色は黄土色感が出てしまうため賛否は分かれるかもしれないが、多少再現度に影響が出るとしてもこうやって質感のメリハリを出してくれる方が立体物としての説得力が伴うと思う。
総じて非常に丁寧で完成度の高いソフビだと言えるだろう。
スーツとも軽く比較してみる。
印象的に使われている薄い金の差し色や胸部のクリアパーツまでは流石に再現できていないが、今回のような派手派手なフォームにおいては「とにかく"キンキラでカッコイイ"という印象を崩さず保持できている」ことが重要だと思うので、その辺りのイメージをブレずに表現できている点は立体物として非常に素晴らしい。
さて、おおかたの仕様をさらったところで、
いよいよ問題の価格についても触れていこう。
ご存知かとは思うが、キングオージャーからの戦隊ソフビは
全高 17cm→14cm
税込 1100円→770円
と、従来のものに比べてダウンサイジングが施されている。
2013年以降のウルトラソフビや、昨年同じようにダウンサイジングを行ったライダーソフビのように低価格化によって手に取りやすく展開する方針ということなのだろう。
それを踏まえた上での今回の戦隊ヒーローシリーズ キングクワガタオージャーの税込1100円という価格。
もちろん昨今の社会情勢によるコスト面での影響も多分にある…というか、
狙ってこの値段にする理由は全く考えられないので、その辺のコスト的なあおりをガンガンに受けた上での価格ということなのだろうが…
今回は一度それらを度外視し、我々顧客の視点から見た感覚のみで話を進めることをお許しいただきたい。
そういった前提を踏まえた上で、まず最初に結論から述べるのであれば
「単体で見ると1100円はやっぱ高いよね。」
の一言に尽きる。
前作、暴太郎戦隊ドンブラザーズのソフビシリーズにおいては、
ドンモモタロウ→ゴールドンモモタロウの価格差は税抜定価で200円であった。
また、同価格帯で近い時期に展開されている仮面ライダーギーツのソフビシリーズにおいて、
強化形態枠としてラインナップされたコマンドフォームも、基本フォームに比べた際の価格差は200円となっている。
対して今回のキングクワガタオージャーは
税抜で300円の価格差が開いているのだ。
やはり数百円の価格観のなかで300円の値上げというのはかなりパンチがある。
これまでの値上げ幅からさらに100円上乗せされてしまったことも大きい。
何よりも(一時的にとはいえ)ダウンサイジング前の価格に追いついてしまったのが痛い。
ダウンサイジングに対する批判的な意見も根強く存在する中で、最大の目的であった手頃な価格が失われてしまうというのは、「じゃあなんのためにサイズ小さくしたの?」と不満を持たれてしまっても仕方がない。
では、今回のソフビは値段に見合わない、
全く買う価値のないクソ玩具なのか?
…というと、全然そんなことはなくて、
なんなら
これが「キングオージャーのソフビ」だからこそ許される価格設定だとすら思っている。
ではその「キングオージャーのソフビ」だからこその強みとは一体何か?
それはラインナップの充実度である。
直近三年で比べてみると圧倒的なまでに豊富なラインナップで展開していることがわかる。
そう、
今年の戦隊ソフビ、
めちゃくちゃがんばっているのだ!!!!!!!!
ヒーローソフビが7体、ヒーローと一緒に遊べる怪人ソフビが3体。
計10体をここまで一律770円で真面目にコツコツと展開してきた実績。
過去数年のソフビシリーズの低空飛行っぷりを踏まえれば、これがどれだけ強い意義を持つかはおわかりいただけるだろう。
そんな怒涛のシリーズにおいてキングクワガタオージャーは11個目の商品であり、
その立ち位置・シリーズの特性を踏まえれば、
ここまでの多量の展開に区切りをつける"ひとつのクライマックス"として多少割高になってでも豪華絢爛な商品を投入することは全然アリなのではなかろうか。
先ほど「単体で見ると高すぎる」と書いたが、裏を返せば
"長く連なるシリーズ内の1アイテムとして見れば『高額だが他のものより豪華な商品』はアクセントになり得る"
と僕は思う。
故に、僕の中で「1100円はアリ」だ。
というか、ここまで喋ってきたことを全部崩壊させるレベルで無粋なことかもしれないが、
量販店の割引込みの値段ならもうちょいマシになるはずだろう、というのもまた本音だったりする。
実際770円の通常ソフビ達は600円前後で手に取れることがほとんどなわけだし、
さんざ1100円、1100円、と仰々しく言ってきたところ申し訳ないが、実売は900円前後だと思うのだ。
3桁に収まるくらいの価格なら尚更「ちょっとリッチなヤツ」という枠で納得できるような気がするよね。
ちなみに7/3。
公式からこんなツイートが投稿された。
ソフビの実物画像である。
この高級感よ。
かっけェ〜〜…!
やっぱこのくらいやってくれてねぇとな、最強形態だもんな。
コレみて尚更欲しくなってきた。
発売日が楽しみ。
さて、今回はソフビの価格がかなり衝撃的だったので、個人的な所感を語ってみた。
マジで主観的な意見というか、乱暴なことを言えばソフビにしてはまあまあな高価格を払うことに対する自己暗示的な納得のプロセスを提示してるだけな部分はあるので、「こういう理由がある、だから高すぎって言うな!」みたいなことを強いる意図は全くない。
「高い!いらねぇ!」って人ももちろんいると思うし、それもまた正常な反応だ。
でも、この記事を読んで「なるほど!確かにそうかも!」と一緒に楽しい催眠にかかってソフビに微妙に高ぇ金を払ってくれる人が増えたらめっちゃ嬉しい。
あなたは1100円をどう思っただろうか。
ということで、今回はここまで。
頑張れたら近いうちに残り2商品について書いた記事も出します。
↓前回の日記も是非。
最近キングオージャーの記事ばっかりだな…そろそろ放送も始まるしウルトラマンのことも書きたい。
それでは、また。
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