手に取れ！ライダーソフビ！はがせ！ピールオフポスター！【#26】
ガッチャ！！！！！！（時候の挨拶）
朱上 言（すがみ げん）です。
ピールオフポスターの掲出が始まってるぜ！！！！！
行くしかねぇよな！
8/19より、一部店頭にて「ポスターに貼り付けてあるプロモカードを剥がして持って帰れる」という珍しいキャンペーンが開始。
収録カードは3枚ともベルトやトレカパックなどで手に入るものではあるのだが、レアリティや型番などが微妙に違うため一応手に入れておきたいところだ
（小学生以下しかもらえない合言葉キャンペーンと同一のカードのため、大きなお友達はここで手に入れるしかなかったりする）
と、決まれば早速実施店舗へGOだ！
8/19当日。
最寄りの実施店舗はトイザらスだったので仕事が終わってすぐに向かうことに。
道中、別の店でガッチャードのソフビを買ったのだが、
改装セールをやっていたおかげで600円を切る値段で買えた。
こういうささやかな幸せで人って成り立ってるよな。
さて、そんなこんなでトイザらスに着地。
土曜日とは言え普段そこまで人の多いような店舗ではないので、まぁ残ってるやろ！とタカを括って入店したのだが……
い や 全 然 残 っ て へ ん や な い か 〜 〜 〜 い ☝️☝️☝️☝️☝️
ナメてたね、「無料力（むりょうちから）」を。
そりゃ20時に行ったら無いか…！！！！
ポスターの下の方がちょっとクルッてなってるのも「カードが貼ってあったんやなぁ……」という想起をさせて尚更悔しいぜ。
「おすすめ！」じゃねえって！！！！！！
くそォ〜〜……！
あ！そういえば今日から試遊台が設置されてるじゃん！
先行のガッチャードライバーを買っていない朱上にとっては初めての実機を触れるチャンス！！！！！
な〜〜〜んだよ〜〜今日イベント目白押しかよ〜〜〜！！！！！！！！
どんなサイズなのか？どんな遊び心地なのか？
楽しみ〜〜〜！！！！！！
お子さんが多すぎて近づくことすらできませんでした！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
いやー大盛況でね…ほんとにね…嬉しい限りよ…うん……。
家族連れでベルトを囲んでる状態が3組くらい連続で続いてて流石に諦めざるをえなかった……。
お兄さんもベルト、触りたかったなぁ…！
でも22歳のおじさんが児童に混ざって遊ぶのは流石にヤバすぎるもんな…！！！！
ま、試遊台なんて遊べる機会いくらでもあるっしょ！！！！！！！！！！！！
切り替え切り替え！！！！！！！！！
気を取り直して何か買うもんあるかなぁと仮面ライダーコーナーを確認していたら、
値段表記の上に
「価格の末尾が6か8の商品はレジにて表記価格から30%オフ！」
との表記が。
なにその癖強いキャンペーン……と思いながらも念の為に末尾が6か8の商品を確認していたところ、なんと仮面ライダーソフビシリーズが軒並み末尾8円じゃないですか！！！！！！
そもそも何故か仮面ライダーソフビシリーズ全般が安売りで498円になっていたので、
そこから更に30%オフってことは349円で買えるってこと……？
そんなことある……？罠じゃないそれ……？
こういう割引ではよくあることだが、実は「すでに他の要因で割引済みのものは対象外なんです〜」とか「割引込みで表記の値段なんです〜」みたいなオチが待ち受けていることもザラだったりする。
そんなことある？みたいなことって実際、起こらないがちだ。
だってギーツ後半に発売されたレジェンドライダーとかまだ半年くらいしか経ってないぜ……？
レジェンドってこれからもそこそこ店頭に並び続けるものだろうし（そのためにギーツ期に無理やり全部出し切ったんだろう）
それをそんな勢いで投げ売りするもんかね…？
半信半疑で欲しいソフビを2個摘んでレジに持って行ったのだが…
マジで349円で買えちゃったよ……！？！？！？！？
えっいいの？ほんとに？
そんな弁当みたいな値段でソフビ買ってもいいのか…？
すっげえや……！
さて、目的だったガッチャードのソフビは得たし、
トイザらスでの用事も済んだので帰宅。
まずはトイザらスで買ってきたソフビから。
ディケイドとブレイド〜〜！！！
ガッチャードの開始直前ということでカードライダーを重点的に集めてみることにした。
特にブレイドは平成5作目、「カードにモンスターを封印する」というコンセプトまで似通っているので流石に意識せざるを得ない。
東映の公式YouTubeチャンネルでの配信もちょうど始まったところなのでなかなかタイムリーだ。
しっかし良いよな…仮面ライダーソフビシリーズ。
もちろんこのサイズ・価格帯の宿命としてどうしても色数は少ないのだが、僕は「限られたコストのなかでいかに最低限塗るべき場所を押さえるか」みたいなところのバランス感覚を見るのがめちゃくちゃ好きなので超お気に入りのシリーズである。
全て塗っている。という完全正解ではなく、
「どうしても全ては塗りきれない」ということを前提とする中で行われた塗装範囲の"取捨選択"にも特有の趣深さがあると思っているからだ。
とても共有し難い感覚かもしれないが、そういう視点もあるんだなーと思ってもらえると嬉しい。
そしてこのシリーズ、
低価格ながら造形も良いのが特徴だ。
ブレイドのこのシワ感…！！！！
チープさの中に潜む骨太な造形のギャップがたまらないよな。
ディケイドも下半身や二の腕の白が足りない違和感こそあるものの、上半身は複雑な頭の塗装などもうまく纏めていて好き。
なによりプロポーションの"自然さ"が最高で、
旧サイズ最後の1号ライダーであるリバイと今シリーズのリバイを並べてみると「よりスーツっぽい、人が入っている感がある」という特徴があることがわかる。（誤解を恐れずいうなら『ずんぐりむっくりしている』）
安価でこの「実在感」が手に入るのは素晴らしいと思う。
ちょくちょく集めてはいたものの、やはり優先度は低くなってしまいがちだったので、
こうして安く買えるとめちゃくちゃありがたいものだ。
そして今回の本命、
ライダーヒーローシリーズ 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー
税込770円
こちらも見ていこう。
毎年恒例となっている「1号ライダーソフビの放送より早い販売」である。
新サイズへの移行後第一弾であったギーツのマグナムブーストフォームからちょうど1年が経過したことになり、時の流れの速さを感じざるを得ない。
サイズはギーツ以降の流れを汲んでおり14cmとなっている。
このサイズのソフビもいつまで770円で粘ってくれるのだろうか…。
タグはこんな感じ。
シンプルな正面写真に矢印のデザイン。
黒基調で高級感のある雰囲気だ。
全体を見ていこう。
まずは頭部。
特徴的な矢印型の複眼、バッタを模したゴーグルなど、細かい造形もしっかりと再現されている。
アンテナも（造形的な支えこそ入っているものの）細く作られているのでソフビにたまにある「触覚が太いな…」みたいな違和感は感じない。
口元のみ暗めで光沢のあるネイビーで塗装されていたりと面全体が単調にならない工夫がされているのもポイントだ。
胸部。
さすがにメッキとはいかないものの鮮やかなメタリックの水色で塗装されており、ガッチャードの持つ爽やかなイメージは存分に再現されている。
機関車の火室（石炭を入れるところ）を模したような炎のグラデーション部分は塗装で再現されているのだが、努力は感じるもののイマイチ実物のイメージには寄せきれていないというのが正直なところかもしれない。（グラデーションの抜け方が右に寄っているように見えるが個体差ではなく全てこういう仕様のよう）
そしてベルト。
その面積の広さが特徴であるガッチャードライバーだが、しっかりと全面がオレンジで塗られており抜群の存在感を放っている。
造形も抜かりなく入っているので見ているとかなり楽しい部分だ。
下半身は水色の塗装のみ。
やはり少し色数や塗装面積が少ない印象を受けるだろうか。
このシリーズのソフビは上半身に力を入れて下半身は甘めなことが多いので仕方ないかなといったところ。
全体で見れば悪くないバランスではあるので、本当に最低限抑えるべき箇所は塗られていると言えるだろう。
背面。
塗装こそないものの造形はばっちり。
ギーツと比べて柔らかく布っぽいマフラーの質感が見どころだ。
なかなかよくできたソフビではあるのだが、若干物足りなさを感じる部分もある。
おそらくだが上半身の銀色が全く塗られていないせいだろう。
その影響で全身が暗いイメージになってしまっているので、口上と肩周りのシルバーぐらいはせめて塗ってて欲しかったなぁと思う。
とはいえ致命的というほどでもないし、十分満足なクオリティだとは思うので、
腕に覚えのある人は若干塗り足してみてもいいかもね！ってレベルの話だ。
ここからは他のソフビと組み合わせて遊んでいこう。
まずは令和1号ライダー集合。
全員基本フォームとしてはかなり独特な色味をしているおかけで並べるだけでも賑やかで楽しい。
こうみると
マジで仮面ライダーバイスを販売してくれ〜〜！！！！！！
ってなっちゃうね……ほしいよバンダイさん……！
令和ライダーも5作目まで来て1号ライダーの頭数が増え「揃えて楽しいくらいの人数だけど多すぎない」ちょうどいい塩梅になっているのでまとめ買いがおすすめだ。
執筆中にテンション上がってきたので龍騎も買っちゃったぜ。
これにて集結、カードライダー四人衆。
約14年ぶりに新メンバー追加である。
カードは1枚（または1束）が基本だったカード系ライダーに突然現れた2枚挿しニキ。
こうしてみるとやはりその分ベルトがデカいなと感じる。
さらに2023年産ヒーローの集合も。
「その年にテレビ放映が開始した3大特撮のメインヒーローが同サイズのボーイズトイソフビフィギュアで揃う」という状況は2006年（ボウケンレッド/仮面ライダーカブト/ウルトラマンメビウス）以来約17年ぶりとなる。
これもしかして意外と歴史的な瞬間なんじゃない？？？？？？
ゴモラやゼロを含めていいならもう少し短くはなるが、それでもゆうに10年以上の時を経ていることになる。
なんか感慨深いな……！
やはり「先行で発売され、実売600円前後で手に入る新作ライダーのソフビ」というのは良いものだ。
軽い気持ちで手に取って放送への期待を高めることができる。
手元でデザインをじっくりと眺めてみたり、過去ライダーと絡ませてみたり、現行の他作品ヒーローと並べてみたり。
そうして未知への興味を伴いながら新作ライダーのソフビを楽しめる期間はこの半月ほどしかないのだ。
ある意味、まだ始まっていないからこその「旬」とも言えるだろう。
君もソフビをガッチャして、新作への期待に胸を躍らせてみないか！！！！！！！
ということで、今回はここまで。
↓前回の記事も是非！
ここ3回くらいずっとガッチャードのソフビのダイマばっかりしている気がする
しつこくて申し訳ないがそうなってしまうくらいこのシリーズのソフビの良さを伝えたくてしゃーないということなのだ。
わかってくれ〜〜〜！！！！！！！
次回は多分キングオージャーの記事！
最後まで読んでくださってありがとうございました！
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それでは、また！
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