縄文文化の現代的意義

最近縄文時代の話が増えてきています。
なんでかというとこれまでの歴史の中で一番アップデートが多い時代だからです。
昔の骨を並べていただけの時代から、DNA鑑定や炭素同違法、放射線分析など、様々な手法で新事実がわかってきました。

この辺りは古すぎるので時代区分が大雑把なのですが、それでも認識を新たにしなければならない事が多いです。

縄文時代と旧石器時代の区別がつかないイメージもありますが、縄文時代は
○なかり広範囲に移動していた
○定住革命を起こし生産性が高かった
○移動しなくていいくらい自然が豊かだった
○翡翠の加工ができ工房があった
○500〜1500年同じところに住める安定性

大陸から文化が来て弥生時代から文化が始まった、とされてきましたが、精神性としては縄文1万年の間にかたまり、弥生からは水田耕作と金属鋳造、戦争が導入されました。

技術で言うと水田耕作のための畦道を作るのと、土地のみのあくぬき施設を作る技術はほぼ同レベルで、大陸文化が優れていたとは単純には言えません。
まだまだ深掘りしがいのある時代です。

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