怠けものの私が続けられること
私、GPARTSという模型用品の通販の会社をやっております。
今回はその通販の「奮闘篇」なんですが、ここでは「奮闘」しないでいい方法をちょっと書いておこうと思います。
■体をほとんど「動かせない」仕事
長く通販業務をやってますと、日々の仕事は大体慣れてくるものなんですが、色々弊害が出てきます。中でも一番は運動不足。
PCの前に座ってる時間ももちろん長いんですが、他の作業もあまり体を動かしません。例えば梱包作業なんかはほぼ一日中立ちっぱなし。
そして受注作業や発注業務など、基本的にほとんど動かずに仕事できてしまいます。肉体労働をしてる方にはとても楽そうな仕事に見えると思うんですが、これが毎日だと逆にストレスになり、長年続くといずれ体を壊してしまいます。
以前、忙しいのにかまけて1日のほとんどを仕事場で過ごしたことがありましたが、なんと一日で歩いた歩数が334歩。
仕事場から出られなかった日は本当にこんな風です。
つまり意識して体を動かすことを日課にしなければいけない仕事なのです。
もしそうしなければ、確実に5年後、10年後は複数の成人病の餌食になっていることでしょう。嗚呼恐ろしや…
■どんどん「姿勢が悪くなる」仕事
当然ですが長時間PCの前で作業してますのでかなり意識していなければ猫背になること必須。たまに街を歩いていて、ショーウインドーに映る自分の姿勢の悪さに愕然とします。
それと同時に視力も確実に落ちていきます。
ここ数年で何個眼鏡を変えたことか… 恐らく、この仕事を始めてからは15個以上変えてると思います。
最近は老眼も入ってきたので、普段の生活に必要なメガネの数も増えました。今後はメガネの更新頻度はさらに上がり、近いうちにパリオリンピックの日本勢の金メダル獲得数を超えることになるでしょう。嗚呼恐ろしい…
こんな悪習による不健康を克服するには、どうしたらいいのでしょうか。
■頑張る必要が無くなる
個人的な話なんですが、実は私はかなりの怠けものです。頑張るのが大嫌い。
とにかくできるだけ楽をして生きていきたい人間なので、そのせいで会社員時代は随分と周りにも迷惑をかけました。この場を借りてお詫びします。本当にごめんなさい。
ところがサラリーマンをやめて独立した後は「自分だけ」が頼りになります。怠けていても、いざとなった時に誰も助けてはくれません。
独立して初めて、まず自分の怠け根性を克服しなければだめだ!と気が付きました(遅)。そこで始めたのが『習慣化』です。
例えば勉強する『習慣』、運動する『習慣』、練習する『習慣』、早寝早起きする『習慣』など、世の中のほとんどは、この『習慣化』で何とかなります。
例えば仕事でも勉強でもスポーツでも、普段やらないことを急にやっても、上手くいくわけがありませんよね。
当然私のような怠け者なんかが、一度ばかり頑張ったところで、すぐに結果なんて出るわけありません。まぐれ当たりが関の山。
ならば怠け者なりに、とにかく出来ることを、コツコツと延々と続けて『習慣化』するのです。
すると、どこかのタイミングでその仕事がいつの間にか簡単にできるようになってきます。
嫌だなぁ、めんどくさいなぁ、大変だなぁ、と思っていた仕事が、全く苦にならなくなるのです。そうすると、その日のうちに結果が出なくても、必ず徐々に結果に結びついてくるようになります。
例えば、G PARTSの仕事の中でその習慣化によって私が救われていることが「毎営業日の在庫更新」という作業です。これはPCの破損やネットワークトラブルなどの重大なエラーの発生時以外は、営業開始以降ずっと続けている仕事です。
この仕事が習慣化して定着しますと、お客様に「GPARTSは、毎日NEWSを更新するマメなお店」と認識して頂けるようになり、色んな意味で信頼して頂ける土台になるのです。
なのでどんなに忙しくても絶対にサボりません。これが、怠け者の私が仕事で習慣に救われている部分です。習慣化してしまうと「頑張る」必要がなくなります。サボる事もありません。だっていつもやってる食事や睡眠と一緒なんですから。
このほか、以前は完全夜型人間でしたが、「夜は22時までに睡眠、4時に起床」という習慣を10年以上続けた結果、完全に夜型生活から脱却しました。しんどいと思うことは全くありません。むしろ遅い時間に起きているのがツラいくらいです 笑
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