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なぜ自由研究がつらいのか

■卒業シーズン

3月、卒業の季節です。
卒業というといつも思い出すのは中学卒業式のこと。
この日は小雨が降っていて、式典終了後、クラスメイト達と一緒に、校門の近くで写真を撮っては話をしたりしました。

自分は当時好きだった同級生の子がいて、式の終わりに思い切って話をしたかったんですが、勇気が出なくて結局話かけることができず、小雨の中ひとりで帰っていく彼女の姿をポツンと見送ったという、どうにも苦い、そしてやるせない記憶です。

何事も勇気を出さないと、ものごとは動きません。
もしあの時、自分に話しかける勇気が少しでもあったら、と思うことがあります。もしそうしていたら、今の自分の未来は変わっていたかもしれません。

自分は今の自分の生き方にどちらかというと満足している方なので、この思い出は「後悔」とはまた違いますが、こうしていたら、と思うことは誰にでもあります。

ものごとを動かしたい、と思った時はちょっとの勇気を出してみるのもいいものです。私のように、既にある程度未来を知っていると、人生の冒険をおすすめしたくなるわけで、それがスマホの中にはない、豊かな生き方に繋がるはずです。ご卒業、おめでとうございます。

■夏休みの宿題

さて夏休みの宿題のなかで一番苦手なものと言われるかたが多い「自由研究」。

どういうわけか私、世の中の皆さんが絶賛不得意とするこの「自由研究」が夏休みの宿題で一番好きでした 笑

何故かは全くわかりませんが、研究とか、時間をかけて何かを作るとか、そういうのが本当に好きで。その結果理科が得意になったとかそっち方向には全く伸びなかった奴なんですが、とにかく一番好きな夏休みの宿題だったと思います。昔からあまり人の評価を気にしない人間でしたが、そういう意味で独りよがりOKな自由研究っていうのが肌に合っていたのかもしれません。

で、その自由研究なんですが、よく考えたらnoteなんてほとんどが自由研究のような話が多くてとても読んでいて楽しい。自分は仕事の記事を書くことを目的に始めたわけですが、様々な創作をされている方がいて、本当に面白い。noteは自由研究の宝庫です。

で、今の私の自由研究は何かというとこれです。

Gで流れる髪

ボディの表面処理の下地用にガイアノーツ -サーフェイサーエヴォ (パステルピンク)を吹きました。

表面処理と同時に少しづつ、プラグスーツのディティールアップも開始しました。

スーツ補修箇所はむしろ「適当感」が大事

テープ補修箇所にはHOBBY BASEから出ていたプラストライプという、大変有能な薄いプラ棒を巻きます。すでに絶版なので、当然大切に使っていますが、なかなか無くなりません 笑 それが絶版の理由かもしれません。

因みに、薄いプラ棒をこういう風に巻く際は、所謂流し込み系接着剤は簡単に割れてしまうのでNG。今回はタミヤセメントの白キャップ角ボトルを使っていますが、プラを柔らかくしてガムテープのようにでこぼこと張り付いて質感もちょうどいいのでおすすめです。


顔も多少は見られるようになってきた気がします

顔(というか目)は何十回とシャープペンで書き直してますがなんとなくコツがつかめてきました。アイパッチはエバーグリーン プラシート(ホワイトプレーンの0.13mmのプラ板を丸くカットして貼り付けました。

こういうシチュエーションを立体にするって楽しい

ちょっと今は仕事なども忙しく、なかなかシートの作成に移れない状況なんですが、しばらくはアスカを楽しんで作っていこうと思っています。
そう、自由研究なんて楽しけりゃいいんです。SNSやイイネがなくても、夢中になったあの頃を思い出して。


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