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逆にポジティブに 第4節サンフレッチェ広島戦【G大阪】【レビュー】

おはようございます。
広島戦。結果は、もうこれを読んでくださっているみなさんならご存知の通りです。
もう終わってしまったこと、起きてしまったことはしょうがない。
次の勝利へ向かっていくだけです。

我慢の年。強くなる年。
去年までの自分ならもうマイナスになって、私生活にすら影響が出るほどです。それは、ガンバというクラブがやはり自分の生活の一部になっているから。

このノートを書き始めたのは、我慢になる1年だからこそ。神戸戦や広島戦のようなこともきっと起こるであろうから。

負け試合はどうしても、失点やミスに目を向けがち。戦術や選手、監督の悪いところを見つけに行く。

それが嫌だから。ポジティブ思考になりたかったから、書き始めました。

いや、勝ってほしいですよ。毎試合。
あのゴールは!
あの崩しは!
この選手がよかった!

そのようなNoteを毎節気持ちよく書く日が来ることを願って。

今回は、いつものレビューと違い。
良かった!と思うプレーをどんどん書いていきたいと思います!

0分 キックオフ直後にロングボール

神戸戦の反省を生かしてロングボールから入って、左サイド侵入できました。その後の失点は相手の攻撃枚数のかけ方がうまかったです。江川選手滑らなかったら、防げてた。かも

17分 福田選手の突破

黒川選手の縦パスをターンで塩谷選手を交わしました。うまい。一人で剥がせられると局面も打開できますね。

18分 ネタラヴィ選手のドリブルのコース取り

自陣PAからドリブルで持ち上がり、相手のイエローカードを誘いました。
結果的にHTでの交代→後半のガンバペースにつながりました。

19分 宇佐美選手の裏への飛び出し

後半の得点のように、裏への飛び出し。これができるなら宇佐美選手のインテリオールは驚異。個人的にはFWよりもこのポジション。

25分 福田選手の裏の動き

黒川選手がハーフライン付近から長めのスルー。足元ばかりでなく、このような動きで相手の首を振らせることが大切ですよね。

32分 武蔵選手の決定機

東口選手からの右サイドへのフィード。ダワン選手が競り勝つ。(強い)
アラーノ選手がクロス、相手にあたり武蔵選手の元へ。インサイドで狙うも惜しくも枠の外。
手数の少ない攻めも入れていきたい。

36分 右に左に攻める・

半田選手を前に出し、ネタラヴィ選手からのスルー。ダワン選手がPA角を取り、クロス。これは惜しくも合わず。しかし、こぼれ球をネタラヴィ選手が広い左へ展開。福田選手が仕掛けながらオーバーラップしてきた黒川選手を使いクロス。右から左へと波状攻撃を見せました。
中盤の宇佐美選手、ネタラヴィ選手、ダワン選手もアタッキングサードで攻撃にどんどんいき、厚みがありました。

37分 左サイドでの宇佐美選手の1対1

近年あまり見ないですが、ドリブルやっぱりうまいです。
三苫選手のような、右足の小指に引っ掛けながらの縦への突破をしかけました。

38分 中央突破を狙う。

左サイド福田選手が右足アウトサイドで中央の武蔵選手へパス。(うまい)
相手に止められるも、ネタラヴィ選手が即時奪還(すごい)
ダワン選手が運ぶも相手にクリアされる(後ろから手かかってないですかー)

40分 アラーノ選手サイドチェンジ

ナイス。

47分 これまた左サイド。

福田選手と黒川選手のコンビネーションもいい感じです。
満田選手を押し込めていたのではないでしょうか。


48分 ダワン選手のミドル。

左から中央へのパスをトラップ一つで、プレスを交わしミドル。
あのエリアでも落ち着けるダワン選手。さすがです。

51分 中央で宇佐美選手✕福田選手

三浦選手、江川選手が相手陣地に入り、完全に押し込んだ形。
中央Pアークあたりから、宇佐美選手が福田選手を壁に当て、ドリブルを狙います。柏戦のゴールがあるので期待感がありました。

58分 半田選手の右足アウトサイドでのサイドチェンジ

惚れました。
その後の福田選手が3人相手にドリブル突破を挑んだのもナイスです。

64分 鈴木選手の左足

起点は黒川選手の右足での鈴木選手への楔のパスから。
アラーノ選手のフリーランで鈴木選手がフリーになりました。
左サイドに展開してからのクロスは跳ね返されますが、拾った半田選手が武蔵選手へラストパス。PA内できれいに収めて左足を振り抜きますが、惜しくも枠外。この時間帯は、完全に押し込めていてセカンドボールも拾えていました。

68分 エースの同点弾

キーパーからのビルドアップ。左ワイドに開いた福田選手から裏へランニングした宇佐美選手へ、アウトサイドのセンス抜群のスルーパス。PA内での1対1で一人交わしフィニッシュ。リフレクションがありましたが、決めきるあたり格が違う。

70分 ハイライト直後の右サイドの崩し

それまで、左サイドの攻撃が目立っていましたが、右サイドを崩しラストパス相手に触られて惜しくも武蔵選手に合わず。

71分 イケイケムード

ここで交代を切ります。食野選手と理人選手を投入。からのパナスタに響き渡る「大阪スタイル」これこそ、ホーム。

しかし、相手もさすがでした。後半から出場していた松本選手を代え、修正してきました。中々これはできないカードの切り方でしたが、ここから広島も盛り返してきます。

81分 武蔵選手の決定機2

中盤、ネタラヴィ選手とアラーノ選手でボール奪取。
宇佐美選手から武蔵選手へロングスルーパス。
キーパーと1対1になりますが、これは惜しくもGKに防がれます。
このシーン。もちろん宇佐美選手のスルーパスも天下一品ですが、武蔵選手の走り出しもタイミングも完璧です。
あの1対1って難しくないですか?
後半35分。中3日。武蔵選手も体を張って、裏へ抜けて。ジェバリ選手がいない分、フルでの出場。その中でのランニング。
左利きなら、左足でファーサイドへ流し込めますが、右利きならコースがない気がします。相手GKの間合いの詰め方もうまかったです。あれだけランニングのあとからGKも抜くのもしんどい。ループも普通に難しい。
流石に慎重になりますよね。詰められる前に打てればコースもあったかもしれません。決めていればヒーローでした!惜しかった!

82分 宇佐美選手が右足を振り抜く

左45からの仕掛け。中に入っていって右足を振り抜きました。
試合終盤なので、体を流しながらファーサイドへのシュートでした。大迫選手もそれを読んでいましたね。というか、大迫選手もいいキーパーです。宇佐美選手の足が残っていたら、体を流さずに、軸足をファーサイドへ、そして、DFの股を抜きながらニアへ打つこともできたでしょうが、あればめいいっぱいのプレーでした。
その後、負傷交代。ちょっといやな交代の仕方。軽症を祈るばかりです。

92分 与PK

ネタラヴィ選手が退場にならなくてよかった。


全体をとおして

この結末を知っていて見返すのはやっぱりしんどかったです。
しかし、見直してみると試合開始直後と85分以降以外はガンバのペースでした。
広島相手にCBが相手自陣まで入った攻めもできていました。
GKと1対1なんか、近年数えるばかりでした。(というかあったかな?)

サンドバックのガンバはもうピッチにはいません。
みなさんが言っているように、試合の入りと終わりは課題です。

武蔵選手にも1本どこかで決めてほしかった気持ちもありますが、マグノアウベス選手やバレー選手、ルーカス選手、ウィジョ選手といったストライカーたちも100発100中ではなかったでしょう。

武蔵選手はこれからきっとどんどん決めてくれるはず。ゴールの匂いはしていました!

悔しい気持ちになるのは、やりたいサッカーを見せてくれるから。勝てそうだから。もう、耐えて耐えてのガンバはいません。

前を向いて次節に向かいましょう。

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