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改装16,17週目。世界トイレデー。

排水の位置を変えるところから改装をしたトイレ。
鵜の木から持ってきたトイレは、都合上三角のタンクが角につくタイプで、パイプをつなぐため、便座の排水芯の場所などが出しずらく、なかなか厄介なタイプである。便座をつけるまでも途中トラブルに見舞われることもありつつも、なんとか便座が鎮座した。
しかし、パイプのパッキンなど交換するため、最初うまくいかずタンクから水漏れがおきつつ、なんとか無事に設置できた。
水漏れがなく、問題なく流れる。トイレが正常につかえることにちょっと感動し、この設置をした日を世界トイレデーとしたいと思った。

設置が終わった。

古いアンティーク扉もついて気品ある落ち着いた。狭い和式トイレから洋式トイレへと変貌を遂げた。ちなみにこの素敵な扉は鵜の木Hasu no hanaでは宙に浮かぶハウスの飾り扉として使っていたものである。

2階フロアの入り口階段。
階段の側面は、鵜の木Hasu no hanaのハウスの材料を割いて貼り付けた。
大きく改装エリアは減り、細かいところになってきているため、全体の写真ではあまり変化が感じられなくなってきている。

現在着手中のエリア。

壁面を壊した頃の写真である。
この部屋の3畳分は、2階のギャラリー兼喫茶のスペースに吸収され、
残り部分が一部屋となる。最初のプランでは、倉庫、レジデンス、など案があったが、結局ここは茶室になることになった。
茶室といってもイメージの茶室で、実際には喫茶使用時の個室的な使い方をしたり、時には下の展示のアネックスとしての小部屋展示もできるかもしれない。
はたまた、ついぞ困ったら倉庫になっていることもあるかもしれない。
しかし、とりあえず茶室をして現在改装が進められている。

ここでは、入り口があり一段あがってたたみが2畳を敷く予定である。
ちなみに、一段上がったところ、上がり框というらしいが、ここには、一階で取った梁が使われている。

梁を撤去中時の写真。この梁を...

削ったらまるで新品のような梁になってしまったがこちらが上がり框として使われている。

外装。
ここでは特殊照明作家のIさんも現場入りし、なにやらギミックな仕掛けを。

壁が貼られると、進んだ感がでるが、大方の壁が貼られると、何が進んでいるかわからない状態になってきている。
細かなところでいうと、水道は残すは器具付けのみとなり、給排水が終わり、ガス屋さんが入りメーター、屋外から室内へとガス管をつながれた。

かかると思っていたが、やはり時間がどんどんすぎていく。
8年前、3.11の頃はちょうど宙に浮かぶハウスのデッキ部分を改装しているところだった。そう考えると、今回の方が進みが早いきもするし、そうでもない気がする。
もともと物作りな私は、黙々と作ってられるが、作ることを目的とせずに再オープンさせねばらなぬ。今日も作業がんばります。