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好きなものを好きという能力

すごくこの能力が求められている時代に、僕は悩んでしまっています。なぜなら僕にはこの能力がないから。


昔から「好きなものを好き」ということを少し恥ずかしさ感じています。自分の性癖を大声で叫んでいるような、恥ずかしい部分をさらけ出しているようなそうな気持ちです。だからなのか、ずっと何かにドはまりした経験がありません。好きなアーティスト、好きなアイドル、好きなスポーツチーム、好きな芸能人etc。きっと好きなものはあったのだと思うんですが、それを好きでいることが良くないことなんじゃないかと勝手に思ってしまってました。だから、友達との話ではみんなが好きなものを無難に答えていました。そうやって長年生きていると、ほんとに好きなものがわからなくなってきます。というか、「これ好き」ていう感覚もなくなってきます。


でもこのままだとダメだなぁ、と最近危機感がでできました。今の世の中、SNSでも会社でも好きなもの好きと言って、それを突き詰めていく人が評価をされる。昔みたいに、分け隔てなくとか誰とでも無難にとかよりも。好きと発言することで、人に嫌われたり、攻撃されたり、離れていったりすることもあるかもしれないけれど、それ以上に仲間が集まってくるのだと思います。好きを自信持って言える人ってそういう経験をたくさんしているだなって思います。僕はその経験がないです。だから今でも好きを自信をもって言えません。


だからnoteに好きを書き始めて(無意識でしたが)、その経験がちょっとできているような気がしてます。本来なら誰かのために発信するのかもしれませんが、僕は僕の好きを発信するためにこれからもnoteを活用していこうと思います。

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