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ウェブサイト構築用のノーコードプラットフォームの選定する判断ポイント

ウェブサイトを構築するためのノーコードプラットフォームを選定するポイントは、目的制作期間および予算ウェブサーバー機能性拡張性、そして、デザインの自由度です。

まずは、そのウェブサイトの目的は何かを明確にして見定めます。
一般的なコーポレートサイトなのか、ECサイトなのか、ランディングページなのか、さらには、どれほどの規模にするのか、特定の機能性などの要望はないか、などを把握します。
その上で、ノーコードプラットフォームの選定に入ります。
そうしなければ、さまざまな種類や特徴を持つプラットフォームのどれを選ぶべきか、判断がつかないでしょう。

制作期間予算においても、具体的に先に決めておくべきです。
ノーコードプラットフォームには、迅速かつ工数をかけずにウェブサイトを構築することに向いているものもあれば、時間をかけて自由なデザインと機能性で作り上げることに向いたものもあるからです。
もちろん、前者と後者では、その制作期間や工数に応じて制作費も異なってきます。

SaaS(ウェブを介してサービスを提供するクラウドコンピューティングの形態)で提供されるものが大半を占めるノーコードプラットフォームは、そのサービス提供企業のウェブサーバーを利用することが前提となります。
そうすると、特定のウェブサーバーを使わなければならないウェブサイトの場合、ノーコードプラットフォームの選択肢が限定的になります。

機能性拡張性についても各プラットフォームによってさまざまであり、目的を応じられるか否かを事前によく調べてから選定する必要があります。
プラットフォームによっては、ECサイトを構築できなかったり、動画をアップロードして表示できなかったりします。

デザインの自由度も、各プラットフォームによって差があります。
これは機能性の高い・低いではなく、デザインの自由度をあえて限定的にすることで、オーサリングできる対象者層を広げたり、早い制作時間を可能にしたりという、ノーコードプラットフォームの設計思想によるものでしょう。
もちろん、デザインの自由度が高ければ、よりデバイスへの対応度合いが高く、よりクリエイティビティなウェブサイトを制作することが可能になります。
ならば、ウェブサイトの目的や、制作期間や制作費の要望に応じて、ノーコードプラットフォームのデザイン機能を選定すればよいのです。
つまり、「とにかく早く」作るウェブサイトと、「こだわってじっくり」作るウェブサイトでは、適合するプラットフォームが違うということです。


UnsplashHal Gatewoodが撮影した写真


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