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『つながっていいとも』木曜日 第14回 ゲストハウス『tabi-shiro タビシロ』オーナー 小澤清和さんによる「人が集まる秘訣」

「つながっていいとも」とは

今年の5月30日に、電子チケット会社「Peatix」主催で配信した24時間オンラインチャリティイベント『HELLO, NEW NORMAL」の中の1コーナーのスピンアウトです。

「オンラインでも出会える!話せる!つながれる!」をモットーに、「新しい時代のつながり方」を実践されている方をお招きし、18分間おしゃべりする企画です。

配信は、あの伝説の番組の名物コーナー同様、ゲストに次のゲストをご紹介いただいてシメ、となります。

そして気づくと3ヶ月を超え、今日で第14回!
先週のゲストのゴルフレッスンプロ(=ゴルフの発明家)ブンブン鈴木さんからのご紹介、ゲストハウス『tabi-shiro タビシロ』オーナー小澤清和さんによる「人が集まる秘訣」です。今日は「松本好きによる、松本に人が集まる秘密話」になりました

第14回ゲスト 小澤清和さんとは

キヨさんは、長野県松本市でゲストハウス「tabi-shiroタビシロ」を経営されて5年、という方です。「ゲストハウスですが1泊2食という形ではなく、1階にバーがあってお酒が飲めます」とのこと。HPを見ると、オシャレだけどくつろげる雰囲気です。

愛知県の大学を卒業後、民間企業に就職。
長年の夢だったゲストハウスを、2016年、一番好きな街であり、紹介したい人がたくさんいる松本でオープン空き家になっていた旅館を改装した宿は、街中にありながら松本で暮らしている感覚でゆったりと滞在でき、「松本に移住を考えている人が宿泊したり、宿泊した人が松本に移住することも多い」ところ。松本が好きなスタッフによる松本紹介や、中心市街地を紹介したオリジナルの松本散策マップ(通称「タビシロマップ」)は、宿泊客に好評。

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こんなキヨさんとのトーク、スタートです!

ゲストハウスを始めたきっかけ

学生時代の旅がきっかけで、旅好きになったから
中学生時代に見たテレビ番組「電波少年」で、「猿岩石」が海外をヒッチハイクする姿に憧れた。大学生になり、初めて行った海外は韓国。ツアーで行ったが、つまらなかった。その後、友達とタイへバックパッカーに行き、旅行にのめり込んだ。

大学を卒業して旅行会社へ就職し、約7年勤務。その後、数社を経てゲストハウスを開業し、5年目となった。

(コロナの時期の過ごし方は?)このコロナの時期、4月と5月は休業6月より再開したが、前年のまだ半分くらい。でも、5年走り続けてきたので、ちょうどよい休憩になっている。ゲストハウスをやっていると、出歩けない。でも(時間ができたので)このタイミングでオンラインでゲストハウスのオーナーとつながったりした。うちは紹介が多い。この時間を使って、うちの「関係人口」を増やそうとしている

関係人口の広がり

今、松本は三社が集まると補助金が出るので、仲間と相談し一緒に事業を検討している。ゲストハウスの運営で、普段は夜、忙しい。しかし、今はみんな時間ができ「最近、どうなの?」「こんなことやってみよう!」と話してつながった。今は暇なので、いろんな話ができて楽しい。

(こんなのやってみよう!ということといえば?)お土産用のジャムを開発している。松本は、代表する土産が「雷鳥の里」しかない。それを超えるお土産を目指している。

(このコロナで時間ができたからこそ、話し合い、思いつき、動き出している?)長野や松本の魅力を味わっている。山登りしたり、一昨日もサウナテントをやってきた。サウナで整って、湖に飛び込む!という感じで、月1ペースで遊んでいる。

なぜ、キヨさんの周り(松本)には、人が集まるのか?

松本はコミュニティが狭いから。夜、飲むとつながる。一泊するとすぐに知り合いができ、友達できるから(だと思う)。知り合いができると、移住しやすい。移住したいという声はよく聞く。コミュニティに入りやすいからだろう。夜、居酒屋に来る人と話すと「移住してきました」という人と会う。

(外からきた人が入りにくくない?)そんなことはない。移住者のコミュニティもある。地元の人も、移住希望の方をウェルカムする。松本はあたたかい。

(松本の特に素敵なところは?)街と自然との距離感が絶妙なところ。街はコンパクトシティ。そこから30分で登山口やキャンプ場に行ける。東京からも3時間という微妙な距離。日帰りは無理なので、泊まっていく距離。なので、(東京の)文化に影響されていない。

松本は、友達経済でまわっている。同年代の友達がやっているカフェなどに行き、みんなで遊び、そこにお金を落とす。友達が店を紹介してくれて、行くと楽しい。知り合いが多い。イベントとかも同年代の友達でやっている。

(地方はシニアが多いのでは?世代間の壁は?)個人の店、老舗もあるが、一緒に頑張ろう!という雰囲気みんな「松本が好き!」だから、シニアも若者も、ある同じ方向を見つめて、一緒に動く雰囲気がある。

(街の好きつながりで、横展開は??)ゲストハウス好きな人は、いろんな街を教えてくれる。面白い街を尋ねるようにしている。

(これからやりたいことは?)松本は「みんなで街を作っている」これからサウナを作りたいサウナで整った後に、食事に行って欲しい

(食事の名物は?)そば、山賊焼き、りんご。(山賊焼きとは?)唐揚げのこと。とりあげる=鳥をあげるので、鳥の唐揚げ。みんな、美味しい。

第15回のゲスト 小林秀幸さん

「高校の生意気な野球部の後輩」で「兵庫県で活躍中」の小林秀幸さん。

画面に登場するなり「顔が似ている」とのコメント!キヨさんも「松本の人は黒縁眼鏡が似合う!」なんてコメント!こんな楽しい雰囲気で「いいとも!」でシメ、でした。

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MC後記

「松本は『いいとも!』な街だ!」…OA中も、そして今も、改めてそう思います。

松本が好き、という旗のもとに集っている地元のシニアと若者。この人たちが、あたたかくて、オープン。そして、街がコンパクトなので、夜に飲みに行けば、すぐに友達!
その上、そんな街と自然との距離感が絶妙。松本の街はコンパクトにまとまり、そこから30分で登山やキャンプへ。
そして、地元の自然や、コミュニティメンバーの仲の良さを生かし、お土産の開発やサウナの開発など、今に安住しない取り組みを進められています。

この「オープンマインドで松本好きな人たち」「街と自然の程よい距離」「地元を生かしたさまざまな挑戦」の3点セットが、松本に、そして、その中心に肩の力を抜いてたつキヨさんの周りにヒトが集まる秘訣なのだな、と思いました。これは、行かねば!

キヨさん、ありがとうございました!来週の小林さん、よろしくお願いします!ということで、来週もみんな見てくれるかな??


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