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超・起業学校オンラインシンポジウム!

今日のランチタイムに(かなりちょこっと運営に携わらせて頂いた)イベントがありました。
印象に残ったコメントを、メモが取れた限りですが、まとめました。

イベント概要

一般社団法人 超教育協会(理事長:石戸奈々子 https://lot.or.jp/about/)
は、起業教育に熱心な学校、VC、メンターによる「超・起業学校」オンラインシンポジウムを開催いたします。
超教育協会は、「超・起業学校」なる 起業教育に熱心な学校のコミュニティを形成し、VCやメンターなど関係者との連携を通じ、共同カリキュラム作りやピッチイベント開催などの活動を進めることにより、起業家の育成を推進することとします。

ご登壇者

石戸先生がモデレーター、中村先生が議論のコーディネーター的な形で進められました。

石戸奈々子氏:慶應義塾大学教授、 超教育協会 理事長
梶谷亮介 氏:NOW 代表取締役(共同代表)
田村真理子氏:日本ベンチャー学会事務局長
出口治明 氏:立命館アジア太平洋大学 学長 学校法人立命館副総長・理事
中村伊知哉氏:iU学長、CiP協議会 理事長
夏野 剛 氏:慶應義塾大学特別招聘教授、株式会社ドワンゴ 代表取締役、N高 理事
福野泰介 氏:株式会社 jig.jp 会長、神山まるごと高専技術教育統括ディレクター予定
両角将太 氏:F Ventures代表

印象に残ったコメント①夏野剛さん

学校は、生きていく選択肢を広げるためにある
現在、企業と個人は両立していない。個人が企業に従っている。
個人として生きていく力が必要で、そのプラットフォームが会社である。
その選択肢に、起業があれば変わる。個人が自分で切り開ける
学校は、教育、習得の場ではなく、生きていく力を身につける場だ。
チャンスは与えても、甘やかさない
お金とか支援とかを用意しすぎない。最初からブーストさせても続かない。
甘やかすことと、チャンスを広げることは違う

印象に残ったコメント②出口治明さん

18年1月にAPUの学長として着任し、学生に将来の希望を聞くと「起業」が多かった。そこで18年7月に「APU起業部」を作った
当時、新聞記者に目標として「数年で4−5社起業」を語ったが、年間1社で御の字と思っていた。しかし、1年で4社が法人登記できた。
学生や若者の潜在意欲は高い。やりたいことや夢があればできる。
学生たちには「やってもいい」という環境を作ること
好きなことを普通の仲間がやっている、だから自分もやっていい、という状況を作ること。
学生たちが話を聞いて、効果があるのは先輩。身近な先輩も苦労しているが、自分もやれる、と思える。
コミュニティを作る際は、ある程度、資格をちゃんとする必要がある
何も考えない人がグループに入っても、何もできない
前提として、貢献できることを持っているメンバーを集める。
なんかもらえる、カシコクなる、では意味がない。
「起業部」は、何か起業したい人は入れていない。一般論ではなく、これをやりたい!がないと入れない。

印象に残ったコメント③梶谷亮介さん

学生の起業の課題は、アイディアが身近なものに寄りすぎること。
①事業アイディアのブラッシュアップ機能がない
資金調達に耐えられるプランや、チームが練り切れていない
起業家は、失敗してダメになっているか?というと、そんなことはない。
じゃあ、どうなってる?失敗しても「コミュニティ」がバックアップとして機能している。どこかで失敗しても、起業する気概があるとか、経験があるとか、専門性を活かしてもらおう、ということで声がかかる。

印象に残ったコメント④両角将太さん

今、起業しようとする学生に必要なのは「コミュニティ」。
先輩や学生同士の横のつながりで、相互の刺激を。
同世代の起業家同士を、リアルとかオンラインとかでネットワークを作る。Facebookグループなどで話せる関係性を作った上で、ピッチ等の開催を。
何者でもない学生が来て、成功して、スターになっていくのを見れるのが、VCの醍醐味。これからも、そうした環境を作っていきたい。

印象に残ったコメント⑤田村真理子さん

超・起業学校は、やりたいことがベースにある横のつながりになることを期待。

印象に残ったコメント⑥福野泰介さん

今までの学校教育は、やるべきと決められたことをやることを重視。
そんな中で、急にやりたいことをやれと言われるのが問題
学校で広い視野と技術力を身に付け、ワクワクすることに挑戦できるようになって欲しい。

まとめ

起業には「コミュニティ」が必要との声を改めて受け、超・起業学校設立に向けて、準備をさらに加速します!中村先生からは「秋までに一歩!」とのご発言!急がねば!

ありがとうございます!頂いたサポートで、コミュニティ活動&幹事で知見を得て、また、共有します!