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小学生に必要な五箇条 5章

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 今回で10回目の投稿になります。3日ごとの更新が出来ました。

 今回は『小学生に必要な五箇条』の最終章となる、5番『毎日やる』を書いていきます。

 改めて
小学生に必要な五箇条

  1. 計算をする

  2. 字をていねいに書く

  3. 本を読む

  4. 日記を書く

  5. 毎日やる


毎日やるとは

 最後にあって、すべての項目に共通している1番大事なことです。

 実は各項目でひっそりと書いていたのですが、当たり前過ぎて気にも留めていなかったのではないでしょうか。

 学習を進めていく上で、最強の手段が『毎日コツコツやる』です。

 これが簡単そうに思えてで、かなり難しいんです。

 生徒に言っても、ほとんどが軽く「はいはい、わかってますよ」と心の中で思っているのが見え見えな反応をします。

 勉強があまり好きではない生徒ほど、重要視しません。

 だから、何回も同じことを繰り返し伝えます。何回も・・・

 ところが、成績を上げたい生徒、勉強が楽しくなってきた生徒は、『毎日やる』なんて言わなくても、必ず毎日やります。

毎日やるのルール

 話を本編に戻しますが、『毎日やる』とはどういう事なのか?

 もちろん言葉通りで、毎日やるんですが、多少体調不良だとしてもやるんです。

 とにかく言い訳は禁止で、「○○があるから」「今日は○○だから」のような言い訳は認めません。

 もし体調不良でも、どんなに疲れていても、必ずやります。

 仮に熱が上がっていたとしても、全部は出来なくても出来るだけやるんです。

 言い訳は小さなものでも大きなものでも認めません。

 これを認めてしまうと、よくわからないものでも理由にして、結局やれなくなります。

 言い訳はクセになるので、言い訳を認めるとどんどん言い訳をしてやらなくなります。基本的に言い訳は認めてはいけません。

 それでは、具体的にどのように動けばよいのか、例を挙げてみましょう。

 まず学校から帰ってきます。手洗い、うがいをして、宿題の確認をします。宿題に計算、漢字書き取りがあれば、それをやることで、1番の『計算をする』、2番の『字をていねいに書く』がクリアです。

 音読もあれば、3番の『本を読む』もクリアで良いでしょう。

 あとは4番の『日記を書く』をやれば、これで5番の『毎日やる』もクリアでコンプリートです。

 どうですか? 早ければ1時間も掛からないで出来ますね。

 終わったあとは、しっかり遊びましょう。


 ああ、宿題に出なかった場合は、計算は計算ドリルや100マス計算を5分以上集中してやればOK、漢字書き取りは漢字ドリルをノート1ページで、読書は短くても10分以上は読んで欲しいですね。

 学校によっては、それを自主学習として提出しても良いですね。日記付きで。

 とにかく、毎日やってみてください。

 よく生徒に話すことがあるのですが、毎日5分勉強するのと、1週間に一度1時間勉強するのでは、毎日5分の方が合計で35分ですが、何倍も効果があるそうです。

 確かに、生徒も毎日課題をやっている生徒の方が成績が伸びます。

 えっ? 毎日やっているか、見てないのにわからないだろう。って?

 わかるんです、37年もやっていると(講師を始めて数年でわかるようになりましたが)筆圧や芯の色具合など観察するとわかるんです。

 さあこれで終了です。ぜひお試しください。

 ただ即効性ではありません。個人差はありますが、二ヶ月くらいで変化は感じられるでしょう。

 楽しみになってきませんか?

 次回からは、中学校に入学したら・・・のことを書いていきます。

 またぜひ読みにいらしてくださいませ。

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 最後までお読みいただきありがとうございました。

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