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3月後半!モビリティスタートアップの調達

こんにちは。自動車学校の運営、AI教習車の開発などを行うグループ会社のCVC、ミナミインキュベートのゆいぴがモビリティ関連のスタートアップ情報をマニアックにお届けするnoteです🚘
(とはいえ、CVCとしては領域特化ではないのでその他の領域でもお気軽にお声掛けください!)

新年度になりました🌸 
個人的に季節は冬が好きですが、徐々に暖かくなり桜が咲くこの時期も好きで、この季節になると四季のある日本の気候のありがたみを感じます😊

さて、3月後半のまとめをしました!

アフリカの自動車ファイナンスMooveがシリーズAで$65M調達

https://moove.africa

調達発表日:3月14日
リード投資家:Thelatest.ventures, Speedinvest, Left Lane Capital
累計調達額:$133.2M
会社概要2月の調達ニュースにも取り上げたmoove、エクイティで$65Mの調達。今後半年でアジア、中東、ヨーロッパへの展開を示している。


ブラジルのドライバー向けスーパーアプリを目指すGringoがシリーズBで$34Mの調達

調達発表日:3月17日
リード投資家:VEF
累計調達額:$47.4M
会社概要:サンパウロに拠点を置くGringoは2019年設立、2020年にアプリをローンチした。初期はドライバーが抱える煩雑な書類管理のデジタル化からスタートし、税金・罰金の支払いや保険なども追加して急成長している。現状のマネタイズはアプリ内での支払いにおける手数料。今後は中南米周辺国への展開とマネタイズ戦略に力を入れていくとある。共同創業者の3名は、ブラジルのPEファームNEO Future Fundの共同創業者、ifoodに売却したRappidoの共同創業者、タトゥーマーケットプレイスMy inkの共同創業者。

公共交通のオンデマンド化、The Routing CompanyがシリーズAで$15M調達

調達発表日:3月21日
リード投資家:Galvanize Climate Solutions
累計調達額:$20M
会社概要:2018年創業、MIT発スタートアップで初期の会社名はRoutable AI。バスやシャトルなど大型の車両に10人以上の乗車でき停留所はなく現在地からの配車が可能な、都市公共交通に適したオンデマンド配車システムを提供。CEOのJames CoxはUberPoolの海外展開やEVスタートアップCanooでのCPO経験がある。当社の技術はCTOであるAlex WallarがMITの博士課程で開発したソフトウェアをベースにしている。


レンタカーの自宅配送、回収を行うKyteがデットで$200Mの調達

調達発表日:3月24日
リード投資家:Goldman Sachs, Ares Management
累計調達額:$239M
会社概要:2018年に創業、2019年にサービスをローンチし、昨年10月のシリーズA調達まで数回行っている。現状は登録ドライバーがマイクロモビリティなどを使用して移動し、車両の配送、受取、移動をしており、将来的には自動運転車を導入し、自律走行車でのレンタル(車両配送)オペレーションを担うことを目指す。車両はレンタカー会社などと提携している。現在はアメリカの13地域でサービスを展開中、今後も地域展開していく。共同創業者3名はそれぞれBMW、マッキンゼー、Uberの出身。


オンデマンドカーサービスのSpiffyがシリーズBエクステンションで$10Mの調達

調達発表日:3月16日
リード投資家:Edison Partners
累計調達額:$60.1M
会社概要:2014年創業、ノースカロライナ発のスタートアップ。toB・toCで清掃、洗車、メンテナンスのオンデマンドサービス(Fleet Management as a Service)を行う。アプリで予約すると、訓練を受けた登録メンテナンスパートナーが到着、鍵を渡すだけで洗車や修理を依頼できる。サービスの質や利便性だけでなく、環境意識も高く、洗車に利用する水をシートで回収し処理してリサイクルする仕組みも持つ。


以上になります!
次回もお楽しみに。

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