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心理パターン

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FXや投資に役立つ心理パターンの厳選50
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#サラリーマン副業

サンクコスト

損失回避のために 過去を振り払うべし将来を見誤る 人は、過去の投資の大きさによって、将来の投資を見誤る傾向がある事です。 大小に関わらず、将来の利益や損失回避に繋がる場合は過去の投資を振り払い見誤らないようにしたいですね。 事例サンクコスト効果によって合理的に決定ができなくなっている例は、意外に身の回りであふれています。 事例①: 期待値以下のモノを購入した場合 ネットの情報などをもとに、便利なツールを購入したとします。 ところが、期待していたほどのモノではなかっ

確証バイアス

成功への近道は 先入観を捨てること無意識下でそうなる 無意識に自分に都合の良い情報だけを集め、都合の悪い情報を探さない傾向があります。 人間の性の部分でもあるので、最初に感じていた先入観や思いこみが、さらに強くなる傾向が強いので、客観性を欠くような状態になることは避けましょう。 確証バイアスの一例『ウェイソン選択課題』として有名なペーター・カスカート・ウェイソンが1996年に確証バイアスを用いました。 4枚のカードの内2枚が伏せられている状態(表が見えているカードを3

バンドワゴン効果

流行=高価? 価値の本質って何だろう? 気づけば変われる 世間で流行している物は、価値が高いと信じてしまう傾向が強いことです。 多くの人が価値を感じるものは、自分にとっても価値が高いとは限りません。 相場においても、同じようなシチュエーションを感じる場合に、意識してみるこのも良いかもしれません。 「バンドワゴン」とは 「バンドワゴン」とは簡単にいうとトレンドにのる・勝ち馬に乗るという意味で、経済学・政治学・社会学などで使われます。 「エリアNo1」や「売り上げナン

ピーク・エンドの法則

終わりだけで判断?ピークとエンドの2点で 判断するのは控えよう 自分の過去の経験がピーク時にどうだったか、それがどう終わったかだけで判断してしまう事です。 過去の経験を「ピーク」と「エンド」という2点で印象づけてしまうのは避けたいですよね。 私たちは過去の経験をそのピーク時に『どうだったのか』や『どう終わったか』だけで判断してしまう傾向が強いということが分かっています。 ピーク以外の情報が忘れているわけではありませんが、比べることをしないので「喜び」や「悲しみ」の総量

アンカリング効果

判断基準を再考目先の利益を選んでしまう 最初に示された特徴や数値(価格)が強く印象に残りやすいので、意思決定や判断に影響する傾向が強いです。 実際の「判断基準」が何なのかを一度立ち返って確認する事が重要になってきます。 実際の取引で言えば、思惑と違う方向にトレンドが向かった場合などに、なぜなのかを判断しないと強い印象に残っている自身の予測した損切りポイントや利確ポイントが影響して、正しい新たな判断を妨げてしまうので注意しましょう。 アンカリングの分析による例エイモス・