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社会人になったら、すぐにマンション投資を始めよう!

~セミナーなどでは教えてくれないノウハウを公開します~


はじめに

~経済環境の不安~

「黒字リストラ」「RPAで仕事減少」など景気の悪い話ばかりがニュースで賑わう時代に突入してきました。IT技術と生産性の向上により、会社の中の必要な人員数も少なくなり、そしてその必要人員も高度なスキルを持った人材に限られていきます。高度なスキルを持った人は優遇されスキルに乏しい人は労働集約的な仕事に流れ、所得も低くなります。「国民総中流」と言われた時代は過ぎ去り、数パーセントの上流と90%以上下流の貧富差の激しい時代を迎えることになります。

そのように経済環境が厳しくなる中、「年金問題」「老後2000万円問題」など、不安となる話題が多く、将来の保障制度が期待できず、年金制度とは別に自ら防衛策を講じなければなりません。

~なぜ貯蓄できないのか~

老後に向けた資金が必要と言われても、なかなか貯蓄はできないものです。
なぜ、貯蓄できないのか?それの理由は、ただ一つ「楽しくないから」なのです。

毎月、わずかに増える残高の通帳を見て、そこに喜びを感じられれば貯蓄はできるでしょう。しかし、欲しいものをクレジットカードやローンで気軽に購入できる時代に、物欲を抑えて貯金するという行動に置き換えるのは、なかなか自制がきかないものです。貯金をするための何かのモチベーションにつなげなければならないと思います。

また、貯蓄には強制力が必要です。
毎月の給与から控除されて積み立てられれば手元に届く前に貯蓄できますが、積み立てと言われると、無理のない範囲に設定し、それほど大きな金額にはなりません。毎月3万円を積み立てたとしても、積み立てた元本は30年で1,080万円にしかなりません。金利も高くはありませんので、定年までずっと継続しなければ、老後資金のための2,000万円の貯蓄など実現しません。

実現できるかどうか分からない目標に、高いモチベーションなど持てるわけもありません。

~マンション投資って~

資産運用の方法として、株式投資や外国為替、先物取引など様々な方法はありますが、いずれも手元の資金を投資します。まとまったお金が必要になりますし、そのいずれにも少なからずリスクがあります。高いリターンを求めるためには、当然、高いリスクもあります。せっかく貯めた資金も投資で損害を受け、元本すらなくなってしまったらと、なかなか手を出しづらいものです。

そこで、「マンション投資」をおススメします。

マンション投資は、不動産投資の一種になりますがその範囲は広く、様々な利益を得る方法があります。更地を購入し、そこに建物を建てて販売するデベロッパーもありますし、安く土地や建物を購入して他者に販売するブローカーもいます。特に購入と販売の時期をずらすことで不動産自体の価値も変動しますので、その差益にも期待して長期保有するケースもあります。

不動産のプロであれば、そのような大きな利益を期待して、大きな資金で仕入れて売るという方法も取れますが、代々引き継いできた地主であれば、所有する土地に賃貸マンションなどを建てて収益にすることもありますし、REIT(不動産投資信託)などのように株式投資と同様に不動産を投資の対象として、多くの人から資金を集めて、利益を分配する投資もあります。

いずれも大きな資金を基に、大きな利益を得られるという意味では非常に魅力的なのですが、当然、それには大きなリスクも伴います。特に、長期保有して地価の値上がりに期待することなどは、余程の余剰資金がない限り、投資することはできません。

本書では、不動産投資の中でも個人が手を出しやすい自らマンションを購入し、大家になって家賃収入を得るという方法を「マンション投資」として紹介します。
マンションを保有するのも、多くのリスクがあるといわれますが、ちょっとしたノウハウを理解しておくことで、それらのリスクは大幅に取り除く(回避)することができます。
もっとも確実で間違いのない投資だといえるでしょう。

~誰でもできる?~

本書での、マンション投資をする人は、年収320万円の方を対象にしています。
年収320万円というと、大学卒業で会社に入社した方の初年度の年収で、日本の平均年収およそ440万円と比べるとかなり低い年収の設定です。
マンションを購入する際は、銀行融資を利用しますので、安定して仕事に就いている必要があります。銀行融資を受けることができる職業であれば、職業に制限はありません。
年齢と共に年収は増えるでしょう。しかし、本書では昇給は加味せず、年収320万がずっと続くことを想定していますので、それ以上の収入を得ているのではあれば、3年と解説している時間が短くなるとご理解ください。

東京都内または近県に住んでいる方を対象としています。
賃貸するマンションは、購入後に一時期、住んでいただきます。そのため、都内に住むことが困難な方は対象外になります。
同時に購入したマンションに居住しますので、引越しすることが難しい方も対象外です。独身で居住が柔軟な方が適しているといえるでしょう。

~どうやるの?~

長々と前置きを書いてしまいました。
では、本書で説明するマンション投資とはどんなものなのか、結論を書いてしまいます。

1.マンション①を購入
2.マンション①に住む
3.もう1部屋マンション②を購入
4.マンション②に引っ越す
5.マンション①を賃貸する

これがプランです。
「なんだそれだけか?」とお思いでしょう。「それならできる」「聞いたことある」「そんなことなら興味ない」と感じたあなたはラッキーです。ここまでは、まだ無料で読める範囲ですので無駄だと思うお金を払うことはありませんでした。しかし、同時に投資で利益を得るチャンスを失っているかも知れません。

このマンション投資を成功させるには、少しのノウハウと覚悟が必要です。
賃貸(投資)するマンションを購入するにも、環境や物件の間取りなどで利益に影響します。購入時の交渉や家賃収入を得るときにかかる費用など、最低限必要なノウハウをたくさん解説しています。

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