【投資8】 コラム「最後に伝えたいこと」
長年お伝えしてきた “投資の最終結論” をまとめてお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか?
誰が何を言っていたとしても、これこそが間違いのない答えになります。
『お金儲けを考える=投資下手』
儲け話を求める人と、投資で成功する人は何もかもが真逆だという話もしました。
大儲けを狙うのではなく、“確実なプラスを積み重ねることだけ” が投資の正解なのです。(精神的にも非常に楽になります)
何十年でも投資で稼ぎ続けたいのであればどうか十分にご理解下さい・・・
それでは、最後のコラムでは、改めて補足しておきたいことを書いて終わりにしようと思います。
『100%リアリストになる』
投資をする場合に、“自分の都合” というのは一切通じません。
あなたがどれだけ上がって欲しい・下がって欲しいと願い、そのためにどれだけ努力し頑張ろうとしても、残酷なほどに相場には関係がないことです。
投資は波乗りのようなものですが、投資家はその波自体を変えることはできず、ただ “波に乗るかどうかを選択するだけ” なのです。
このような世界で勝つためには、100%リアリスト、100%の現実主義として「リアルな現実のみ」を見る必要があります。
夢や理想を抱くことが逆効果になるという話もしましたが、そう考えると、ギャンブルをするような人は“夢しか見ていない”ということで、投資をすべきではないことになります。
現実を見るというのは、自分自身のこともリアルに見て判断しなければいけません。(他人との比較はまったく無意味です)
自分の器以上の結果を求めないようにして、今の自分にとって何がふさわしく、どうすべきなのかを考えて下さい。
『損切りができない人』
「確実なプラスを積み重ねる」という考えで、できるだけ慎重なトレードを心がけるわけですが、それでも絶対視はできませんので、万が一、逆に動いた場合の損切りポイントは決めておかなければいけません。
「損切りができない」という人がよくいるのですが、その理由は、ポジションを取る前に決済するポイントを決めていないからです。(※さらに、損切りできない人は利確もうまくできません)
手仕舞いのルールは、例えば「上下に○円(何%)動いたら決済」でも「チャートのラインがこうなれば決済」でもいいのですが、
このルールを決めた時点で損切り額が決まるので、これで“損失を許容できる範囲の取引金額”も同時に決めることができます。
つまり、当たり前の話ですが、損切りルールによって取引金額(ロット数)も変わってくるのです。
「損切りができない」という人はエントリー前に損切りポイントをはっきり決めていない。そして、決めていないから取引金額(=資金管理)も間違っている・・・
利確と損切りのポイントを決めないままポジションを持ってしまうと、感情に左右されて損切りできないのも仕方ありません。本文でもお話ししたように、「出口を決めていないならエントリーしてはいけない」のです。
特に、長期投資の場合には適当なタイミングで買うだけで、いつ売るか決めていないケースがよくあります。長期投資であっても、どこまで戻れば手仕舞いするのかを必ず決めてから買うようにして下さい。
(※ そして、最初に決めたルールを守ることです。仮に別の投資を考える場合でも、まずはしっかり手仕舞いしてから(=その投資を終えてから)次を考えるようにして下さい)
『今のベストをするだけ』
投資に限らず、どんなことでも共通して当てはまる考え方ですが、いつでも「今の自分にとってのベストをする」しかありません。
今のベストをする、今のベストをする・・・と、呪文のように唱えてもいいくらい意識すべき言葉です。
誰もが「今」「自分」にとってできることしかできませんし、その範囲内でベストを尽くすしかありません。
にも関わらず、多くの人は「今」「自分」以外のことに影響されすぎです。
時間を巻き戻すことも他人と代わることもできないのでそのようなことは一切考えず、“今の自分だけ” に集中しましょう。
さて、この考え方が投資にどう関係するのかというと・・・
もしも今の買いポジションに含み損があって塩漬け状態だったとします。
だとしても、「今、何をするのがベストなのか?」を考えて、さらに下がる可能性の方が高い(=買いではなくて売り)と思うのなら、今できるベストは「損切りする」ということです。
また、これもよくあることですが、最初は100万円だった資金が損失を出して50万円になってしまった場合には、もう100万円だった過去は忘れて「今の50万円でできるベストは?」と考えるしかありません。
損失を取り戻すことはあきらめて、100万円でのトレードではなく “50万円から開始” だと考えるのです。
その他、どれだけ大儲け・大成功している人がいても一切関係なく、いつでも見るのは自分の口座だけ。
「自分の口座のお金を1円でも増やすこと」にのみ全力でフォーカスします。
(※ “自分の口座だけ” を見ていれば他人の結果には興味がなくなると思うのですが、どうしても気になるという人は、あらゆる情報や予測を遮断してしまった方が良いかもしれません)
・・・このように、「今できるベストをする」という言葉を常に忘れないようにして下さい。
投資以外のことであっても、この言葉を毎日意識するだけで(自分にとって)最大限の結果につなげることができるでしょう。
『うまくいかない時が大事』
「一時的な儲け」というのは、いくらでもあり得ます。
例えば二人の人がいて、一人が買いポジション、もう一人が売りポジションを持てば、必ずどちらかが儲かってどちらかが損します。
それでは、儲かった側の人は正しかったのでしょうか?
・・・と考えてみれば、そんなことはなく偶然の結果だとわかるはずです。
難しいことは抜きにして、知識も経験も関係なくたまたま勝つことも負けることもあるのです。プロが負けている時に素人が勝つことも、当然あり得るでしょう。
しかし、このような偶然でどれだけ稼いだのかはまったくどうでもいい話であり、投資家としての実力とは関係のない話です。
(だから実績などは何の参考にもならず、「書かれていることは無視する」と言いました)
にも関わらず、何もわかっていない人ほど一時的な結果だけを見てうまくいったからこれは良い、うまくいかなかったからこれは悪いと、安易な判断をしてしまいます。
「リターン額=リスク」と繰り返してきましたが、もしそのトレードでそれだけ稼いだのだとすれば、“同じだけ損する可能性もある” と同時に考えることが大切です。
最終的に、本物の投資家の実力というのは「いかに損をしないか」という部分になります。
うまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。これはどんな投資(投資家)でも同じことです。(例えば、トレンドで利益が出るトレードであればレンジに入ると稼げず損失ばかり膨らんだりします)
しかし、うまくいかない相場状況になった時にこそ投資経験や実力の差が生じます。
つまり、重要なのはたくさん利益を出すことよりもどれだけ損しないかであり、“どれだけ損失を抑えられるか” が本当の投資スキルだということです。
一方的な相場では簡単に稼ぎやすいかもしれませんが、そのような時ほど欲を出すことなく深追いしないようにして損失を抑える。
結局、大儲けは狙わずに小さく積み重ねた方が確実な利益として残ることになり、だからこそ「稼ぎすぎないように」という言葉が正解になってくるのです。
(本当に、この一言だけで素人から抜け出してプロレベルになれるほど投資の真髄です)
投資というのは、大損さえ避ければ退場することなく続けることができて、 続けることさえできれば、いずれ大きなチャンスがやって来て大きく稼ぐことができます。
このようなチャンスをつかむためには余力を残しておく必要があるので、“分散投資“ を徹底して大負けを回避するようにして下さい。
(※ 再起不能になる一番の原因が、分散投資をしていないことです)
『投資をしない人はどうなるのか?』
今のような時代になって、「投資をしない人はどうなるのだろう?」と よく考えてしまいます。
日本の未来を考えれば、「格差」というのは絶対に避けられない問題です。
日本という国全体のダウントレンドもありますが、各業界や各企業間にも明確な格差が生じるでしょうし、それがそのまま個人に影響してくることは必然です。
「仕事」や「働き方」というものも、時代とともにその形態が変化することでしょう。(通常の仕事では頭打ちになり、勤務時間が少なくなって実質的な所得も下がるのではないでしょうか) 【※注:2020年になって働き方は確実に変わりました】
このように仕事やビジネスではお金を稼ぎにくくなって“二極化”が不可避になっていく中で、少しでも現状を維持して上に向かうためには「仕事以外の収入があるかどうか」が重大なポイントになってきます。
(※副業は含みません。副業も仕事の1つなので稼げなくなります)
つまり、現実的な話をすれば、「働かなくても入ってくる投資収入があるかどうかで格差が決まってしまう」ということです。
これは私がトレーダーの立場だから言うのではなく、誰にでもできる範囲内であれば、どう考えてもそれくらいしか手段はありません。
だからこそ、できればたくさんの人に投資収入を得て欲しいですし、いち早く投資を始めて頂きたいところです。
とは言え、この先どれだけ投資が有効で必要になってくるとしても、誰もが気軽に考えるような方法(※派手に出回っているようなやり方)で失敗して頂きたくはありません。
取り返しのつかないことになる前に、一人でも多くの人に伝えておきたいと思ってこのマニュアルを書き上げました。
まずは、皆さんのお金の問題を早急に解決する・・・
そして、城北忠明の成功ルールの方もお読み頂いて、「最後は私のメルマガを卒業して欲しい」というのが一番の願いです。
どうかお金と人生の問題を両方とも完全解決して頂きたいと思います。
『投資は本当に簡単です』
『投資は簡単です』
10年以上前から、ずっとこの言葉を繰り返してきました。
そして、私の情報を見てきた方々は、誰もがそう感じてきたはずです。
・いつでも逆が正解になる
・損できる額から考える
・リターン額=リスク
・相場を予測しない
・大儲けを狙わない
・確実なプラスを積み重ねる
このようなキーワードだけでも投資の世界の常識になっていけば、投資で失敗する人はいなくなるのではないでしょうか・・・
投資には努力も才能も一切関係なく、難しいことは本当に何もありません。
ただ、「何が正解なのか?」は最低限わからなければいけないので、このマニュアルではその部分についてしっかりお伝えしてきました。
投資だけに限らず 「こうすればいい」「これはしてはいけない」など、世の中で言われているようなことは何もかも正解とは逆のことばかりです。
みんながやっている・信じていることと反対の選択さえしていれば、それが一番無駄のない成功につながって楽に生きることができるのに、本当にもったいない話です。
こんなにわかりやすく簡単なことはないと思うのですが、
やはり一番最初に問題提起したように “様々な物事に影響されている” 限りは難しいのでしょう。
投資でも人生でも、うまくいかない人というのは何が正しいのかを見抜けない人です。
「よく考えよう」「賢くなりましょう」と言ったこともありますが、これは別に、何かを学ばなければいけないような難しい話をしているわけではありません。
私が情報提供をしている中で皆さんが目指すべき最終的なゴールは、
「すべてを相対化して自分自身で判断すること」 だと言っています。
一部分だけで物事全体を判断することなく、どこかに思考が偏っていると感じたらニュートラルに戻るようにする。
そのために必要なことが「相対化してとらえる(=絶対視しない)」と言っているわけで、それは、大衆の逆を考えていれば見えてくるものなのです。
もう他の何かに影響されて流されている場合ではありません。
あれが儲かる・これが儲かると飛びついては、人生が悪くなっていく人たちばかりです。お金儲けを求めるくらいなら何もしない方がいいのに、都合の良い情報に影響されるから、うまくいかなくなるのです。
特殊なこと・うまい儲け話からは離れて、ただ普通に当たり前の本質を考える。そうすれば、どんな知識や情報も必要がなくなり、投資でも何でも「うまくいくしかなくなる」でしょう。
それでは、最後に・・・
本来、投資というものはお金も時間も生み出して人生にゆとりを与えてくれる素晴らしいものであるはずです。
インターネットを中心とした情報が蔓延することでおかしなことになっている風潮はありますが、私としては、できることなら「まともな世界になって欲しい」という願いがあります。
今回のマニュアルを通じて、投資に関する “100%の答え” をお伝えしましたが、一般的に正しいとされていることがいかに間違っているかおわかり頂いたのではないでしょうか?
普通に見ている限りでは、どうしても偏った情報ばかり目に入るかもしれませんが、ここで私がまとめてお話ししたことが本当の結論になります。
もし1つでも納得できない部分があるのなら、「もう投資はしない」と決めた方が賢明な判断になるでしょう。
できることも向き不向きも人それぞれ違いますが、これに関しては受け入れるしかありません。それでも、10年後、20年後、どんな未来になっても生き残れるように「今できること」をやっていきましょう。
将来的に不安なく生きられるかどうかは、今のあなたができることにかかっているのです・・・
(以上で投資マニュアルは終了となります。“確実にお金を増やしたい” という人は、最初から何度でも読み返してみて下さい)
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まだご覧になっていなければ、「自己紹介」をぜひ一度お読み下さい。(初心者が簡単に資産を増やせる方法もお知らせしています)