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麻雀放浪記と私のギャンブル感について

はじめに言っておきます

 ギャンブル依存症について書こうかと思いましたが、各所から叩かれそうなのでやめます。某コミュニティ掲示板の〇サイとかに転記されたら困りますのでやめてください。お願いします。

 私は自分のギャンブル癖を短所と思っていますが、別にこの記事を読む方がそうであっても、そうで無くても、どちらでも構いませんし、そんなの知りません。

 以前にも短所について、精神科医の樺沢紫苑先生の言葉を借りて書きました。

 ✅あなたはその短所を治したいと思っていますか?
 ✅あなたは何歳ですか?

 その歳になってまで短所を克服出来ていないのに、これから何年もかけて短所を治す根気がありますか?

矢印

無理です
だってパチスロ面白いもん
今はFXしているけど儲かったらその金でパチスロするぜ
ひゃっはー

負けた奴は裸になるって決まってんだ

 映画「麻雀放浪記」で麻雀の途中で突然死した出目徳に、ドサ健が言った言葉です。それまで出目徳は面子のなかで一番勝っていました。
 でも「死んだ奴は負けだ」と言って、死んでいる出目徳のあり金全部と衣服も脱がして、彼の自宅へ運んで肥溜めに転げ落とします。

 出目徳の最後の手牌は「九蓮宝燈」という役満でした。これがきっかけで「九蓮宝燈をあがると死ぬ」と言われるようになったのかはわかりませんが、とても珍しく難しい役という事は確かです。
 他にも映画では、本来はめったに出ない役満がバンバン出ますので、半分以上がイカサマでしょう。結局、麻雀の打ち筋よりもイカサマの技術を競っているのです。

 「九蓮宝燈をあがって突然死した」をパチスロに例えると、フリーズ等の稀役を引いて心臓発作で倒れる感じでしょうか。

 倒れた私は、駆けつけた救急隊によって担ぎ出されれます。

 せっかく初めてフリーズしたのに・・・

 ふと、担架で運ばれている時に自分が打っていた台が見えました。

 すると、誰かにその台をハイエナされていました。

 まさに鬼の所業です。

 チクショウ!!

 朦朧とする意識の中で私は猛烈に悔しがりました。

 そしてそれが、私の最後の感情になりました。

 負けた奴は裸になるって決まってんだ。

いい勝負だったな、おっさん

 肥溜めに落とされた出目徳にドサ健が言った餞(はなむけ)の言葉です。

 主人公は真田広之さん演じる坊や哲ですが、ドサ健役の鹿賀丈史さんのセリフや立ち振る舞いがいちいち格好良いんです。

 出目徳は、好きな麻雀中に雀卓に突っ伏してそのまま臨終したのですから、本望だったのではないでしょうか。

 若い頃この映画を見て、自分もこんな博徒になりたいと思っていました。愛読書は「近代麻雀」、攻略本は「パチスロ必勝ガイド」でした。
 ずっと博打場にいたい、死ぬまで博打場にいたいと思ったこともあります。でも今は、ベッドか布団、少なくとも畳の上で死にたいです。

 「いい勝負だったな、おっさん。あんな博打は二度とできねぇかもしれねぇや。おっさんのことずーっと忘れねぇよ」

 たぶんパチンコ屋で死んでも誰もそんな言葉をかけてくれないでしょうけどね。

さいごにもう一度

 念を押してもう一度書きますが、この記事はギャンブルについての是非を語ったものではありません。ましてやパチンコ、パチスロを推奨する記事でもヘイト記事でもありません。
 なので、爆〇〇とかに転記しないでください。お願いします。おながいします。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
また別のnoteでお会いしましょう。

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