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雷の恐怖を克服する ~余談㉘~ 溶けるような感じ

 暴露療法を半年間してきたフィードバックを書くのに時間がかかっています。私は医者でもカウンセラーでもありませんし、ちゃんとした分析など出来ないのですが、まず半年の節目でありますから書き残しておきたいと思うのです。でもなかなか筆が進まないんですよね。とにかく早くフィードバックを出稿しないといけません。

 ところで最近、私は自身の恐怖症のことを、固まってしまった粘土のようではないかと思うようになりました。もう石みたいにカチカチになった粘土です。雷が怖くて怖くて逃げ回っていて、知らず知らずの内にその心の粘土はだんだんと固くなってしまっていったのではないか、と思ったのです。

 それは、独自の暴露療法を始めた半年前と、今の私がどう変わったのかと漠然と考えた時に、ふとわいたイメージでした。

 雷動画を視聴し始めることによって、毎日少しづつ固い粘土に水を垂らしていき、そしてカチカチだったそれが少しゆるくなってきたのではないか。そんな風に思ったのです。

 だから「明日は雷です」と聞いても、逃げ一択ではなく、鳴り出したら考えよう、というもっと柔軟な思考に変わってきたのではないか。

 最近、VRゴーグルで雷動画を見ながらそんな風に考えています。


最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。


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