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ループイフダン 生命

こんにちは。
fxinstituteです。

「ループイフダン」を知らずに初めて読まれる方は
新しい生命保険会社の記事か?と思われるかもしれません。
でもこれはそうではありません。

「外国為替証拠金取引(FX)」の一つである「ループイフダン」についての記事になります。

最近から「note」にFX取引き「ループイフダン」ネタを書いています。

2週間で430件ほどのビューがありました。
これが多いか少ないか?
よくわかりませんが読んでくれた方はありがとうございます。


今回はループイフダンの注意点やバックテストネタではなく
発信の経緯とかそんな感じの私個人の最近感じたままをちょっと書いてみます。
(先に断っておきますが「偉そうに~」と感じたらごめんなさい。プロの投資家でもないのにね)



私は普通のエンジニアで普段から文章を書くこともしないのでどちらかと言えば発信は得意ではありません。

世代的にも若くないので積極的に発信したいわけでもないのですが、
今の日本で私の「ループイフダン」ネタ情報を見て有益性を感じる人はきっと居るだろうし、このネタはネット上にどこにも落ちてない内容と思うのでもう少し続けてみようと思います。

普段からもギャンブルはあまりしない面白くない方の人間なんですが
なぜか?レバレッジの効いた「外国為替証拠金取引き」は好きで、これまで自分なりに研究しながらずっと続けてきた。

サラリーマンでもやれる手軽さや自分の能力を駆使すればなんとか勝って大きな資産を作れるのではないか?
好きな物を買い、住宅ローンや家族も経済的不安から
解放させられるのではないか?
とかそんな良いことばかり考えてきたから。

実際にはそんなに甘いものではなく
これまで痛い目にもあってきてるわけだけど懲りずに続けている。


「note」は最近始めたばかりでブログ自体も初めてなので
どうやって進めていいのやら?

まだぎこちなく進めているが
改めて他の人の記事を見回すと爽やかリラックス感が多いのが「note」の世界観かな?と後で気づいた。

まるで海外に出かける時、飛行機の座席ポケットにあるリラックスする雑誌のような雰囲気。

改めて自分の内容を振り返ると
「場をよく理解しないまま書き始めてしまったかぁ?」とも少し感じてしまうほど内容がマニアックだったかも。(笑)

日本では
まだ「投資」行為そのものが「やや正当でないもの~」という受け止めはあるかもしれない。

労働か株か宝くじ以外で儲けること以外は
世間的にはまだ認められてないという感じか。
それに
FX系ブログではどうしても怪しい商材やEA販売バナーがよくあって
余計な広告がチラチラして落ち着かない。

その中で
いかに信用される内容を発信できるか?があると思う。「note」には目障りな広告バナーが無いのは良いと感じている。

それだけで情報の信用度や品を高めてくれる感じがして
結構これ大切と思う。

この先少々重いものを含むので嫌になったら途中で読むのを止めても構わない。

今安定して充実した生活を送っておられる方は読む必要はないかもしれない。
でも職場環境や人間関係に疲れたり生活に希望を持てないと感じる人は是非読んで慌てず焦らず改善の第一歩のヒントになれば良いと思う。

まぁ前置きはこのくらいにして本題にいきます

今の日本を取り巻く環境
学校から企業、政治や周辺国の追い上げなど
色々みると日本が自信と勢いを失い笑顔が減り
給与も雇用も安心できない社会になってしまったのはあると思う。

職場では気に食わない奴を叩いて自分の存在感を示すとか
誰かを叩いていないと気が収まらないとか、妬みや人のイヤな面をいっぱい見てきたし、イジメやブラックの話しはいくらでもある。

こういったことが増えているのは日本人が普通に働いても
飯を食えなくなった人が増えたストレス社会になっているからと思う。
IT産業や時代の先端に乗ったハイテク産業はまだいいかもしれない
でも昔からの製造業ではこんなことが多くなった感じる。

簡単に言えば
今の日本はどこもかしこもバラバラになってしまったのだ。

でも辞めていった若者が勤続年数の長いベテランより能力が必ず低いということはない。
寧ろ今の日本の衰退を見れば逆なんだろうと思う。
昔ながらの古い考えでやっててもダメなんだろう。
ベテラン社員も経営者も政治家も。


嫌な思いを感じて職場を離れた人には
これから自分の得意分野を生かして誰にも邪魔されず
例えば起業に成功して欲しいと思うし或いは自宅で働くでもいい。
年齢的にも自力で起業する程の力を持たない私のような人間ならFX取引きなどの投資を利用して豊かな生活を保って欲しいと思う。

例えば
今社会問題化している「引きこもり問題」が
ゼロにならなくても
得意な面や技術や資格を習得して
自力で生活できるならまだ良い方だろうと思う。
誰が最初から「引きこもり」になりたいか?
成りたいわけがないだろう。
最初からそんなこと思って生まれてきた人間など居ないと思う。

周りの環境によって不幸にしてそうなってしまった人が殆どだろう。
だから誰にも迷惑掛けないで自立して生きてるならそれだけでいいと思う。

それにサラリーマンでも
今の状態が続くなら企業側もデフレの影響を無視して勝手に高い給与を支払い続けられない。
今は雇用維持が精一杯な企業は多いし
年功序列と言っても実際はダブルスタンダードで
将来の昇進昇給も全くあてにならない。
でも若いうちは
「正社員になれて良かったなぁ」「頑張ってください~!」
ばかりで一定の年をとるまでそれにあまり気付かないかもしれない。
自分は「会社を支えてきたなぁ~」と思っていても
企業は安い賃金で若手の労働力を必要としているばかりで
給料が上がってくるとそれまでの貢献より邪魔に感じてくるんだろう。

日本が今必要なのは節約や値下げ、バラマキではなく
「国民の収入を増やすこと」と思っている。

でも政府に改善できる明確なビジョンは見えないし対応が遅いのだ。
これまでずっと政策の失敗なんだけどそれをなかなか正せない。

どうして
「GAFA」のようなエクセレントカンパニーが海外で生まれてなぜ日本に生まれないのか?
政治家は考えたことがあるのだろうか?
政治家は優等生の集団
手を汚して苦労してきた人が少ないから
気付かないのだろうか?

ただただ選挙では
議員個人の保身と党の議席集めに必死なだけではないか?
政治家の仕事が税のバラマキと票集めになってるなら
本当は良くない。
政治家まで自分中心なら、やっぱりバラバラなんだと思う。
もっと対策や対応ができていれば日本はここまで酷くなっていなかっただろうと思う。

このままじっと我慢していても良くなることは先ずないし
国も誰もろくに助けてくれない。
私のように年を取ってしまう前に少しずつ何らかの防衛策を自ら考えることをお薦めする。
特に若者はまだ全然間に合うのだから。

隣の中国を見ると
中国は政治的には共産主義、経済的には資本主義で
この二つを上手く使って
ここ10年で急激に社会は発展してきた。

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それまではマンションを手に入れた人は良い方だったし
最初は自由にマンションの売買もできなかった。

車や良い製品を購入できて安全で豊かな生活ができる日本人に多くの中国人は憧れてきた。

でも最近は
国内の発展に伴いその憧れは薄れて「Made in CHINA」を
優先したい動きが高まっているようだ。
彼らの製品や生活に自信が出てきたと思う。

2010年前後を過ぎて遅れて日本にやっと追い付いてきた~という苦労もあって、今でも中国社会で最も敬遠されるものは「貧困」だろう。

人生は一度きり
貧しい昔の生活に戻ることは絶対にプライドが許さないのだろうと思う。
だから
彼らは日常的に「金儲け」を考えている人が非常に多く
日本人と比べると自分や子供が貧困にならないために教育熱や投資熱は異常に高い。
勿論、カネ以外に学歴など自身のステータスのためもある。

しかし最近政府は
不動産価格の高騰を抑えるため、外貨流出を抑える目的
健全な人の育成の観点から小中学生の学習時間を制限して
学習塾が倒産したり、不動産投資の制限、ビットコインやFX等の海外投資を禁止している。
以前海外に作ったFX口座で投資ができたとしても
制限で資金の出入れはうまくできないだろう。

だから中国の主な金融商品は「国内株」と「理財」というファンド商品が主になる。
「理財」で集めたカネの多くは不動産投資で運用されることが多いが今ニュースを賑わせている「恒大不動産の破産危機問題」で不安は広がっている。

ちょっと本題から外れてしまうので
ここでは破産問題は触れないとして。。

まず伝えたいことは
金融商品が少ない中国社会から見れば
実は今の日本人は投資の面では金融商品やサービスが多く
救われている方なのだ。
中国のような制限を受けずに個人が国内外自由に投資がやれる環境があるわけだ。

これを先ず知って欲しい。
チャンスを生かして欲しいのだ。

でも
「カネ、カネうるさいな~」「そんなカネカネ人生は楽しくない~」と言う人はきっと居ると思う。

勿論それは私も理解している。
人生カネだけじゃない。

私が言いたいのは
お金持ちの「億り人」になるための話しではなく
普通の人が普通に働いても生活がキツイ社会とか
ブラックで我慢して働いて精神的に疲労困憊しているとか
働きたいけど病気で働けないとか
冒頭で話した住み難くなった日本社会の状況から
自分を守るための意味なのだ。

人それぞれ夢や希望、改善したい状況があるだろうし
生活があるのでやはり「普通のカネ」はどうしても必要になる。

それに
「カネ、カネうるさいな~」と思った人も
今困ってなくても将来のことはわからないのだから増えることは安心感が増す意味で悪いことではないはずだ。

日本人は
この救われている環境をもっと知り利用して
普通の生活や豊かな生活ができるようになればいい。

時代は変化している。
もっと積極的に投資に感心を持った方が良いのだ。
理由に関わらず
個人で収入を増やせられれば気持ちに余裕が生まれ希望
や安心も生まれてくる。
新たな目標も出てくるかもしれない。

克てのアメリカの産業は
自動車やNC機械など日本より進んでいたが
戦後日本がアメリカ製品より優れた製品を作れるようになり衰退していった。
正に今の中国の発展と日本の衰退が似た状況になっている。

でもアメリカは
ハイテク、兵器産業、投資金融サービスで盛り返している。
日本も今後似たような歩みになるのではないか?
個人的にはそんな気がしている。

今のアメリカではは
若い時から投資を学び運用できる環境が普通にあるから
定年後も安心してのんびり過ごせる人が多いのではないか?

アメリカでは
個人ファンドビジネスも多い。
良いところは見習うべきだろう。

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「とにかく労働以外の方法で投資を利用して楽して大金を稼げばいい」

大きな失敗しないように詳しい人が情報発信や学ぶ機会を増やせばいい。
そうやってみんなが各自やれる方法で労働以外で収入を増やすことが当たり前の社会でいい。

私の勝手な判断になってしまうが
このままでは日本は貧富の差はもっと開いていく。
今が最悪ではなく序章だと言うことだ。
中国は今後もまだまだ成長する、日本はもっと住み難くなっていくだろう。
自暴自棄になって自殺や事件を起こす人が増えても何も良いことはないだろう。


私は元から投資はあまりやってこなかった。
でもリーマンショック以降の業績低迷から「労働」だけでは限界を感じて投資を学ぶようになって
唯一残ったのはFX投資だった。

でも
ネットで学んだ裁量トレードでは安定して勝てるとは言えず
たまに勝って利益が出ても
こんなものダメなのはわかっていた。

素人のまぐれみたいなものでは
いつ負けるかわからないからだ。

例えば
たくさんボーナスを貰えた年があっても
時々ボーナスを返却しなければいけないなら
怖くてボーナスなど使えないのと同じこと。

とにかく
この手の関係は安定的に勝つために何を
信用してやればいいか?
よくわからなかった。

ネット情報も多過ぎるし
怪しい情報商材や価値がわからない高額EA
上手い儲け話しばかりで、とにかくよくわからない。
騙されてもいけない。

ここでちょっと話を変えると
最初に言った通り私はエンジニアとしてこれまでずっと働いてきた。
投資とは全く違う分野だが
これまでの経験の中から今も役に立っているものがある。

それがホンダやトヨタがいう「3現主義」「5現主義」なのだ。

「3現主義」とは「現場」「現実」「現物」の3つを指し机上の空論ではなく現実に沿った判断や対応をすることを指す。
「5現主義」は更に「原理」「原則」が追加されたもの。

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          3現主義を唱えた 本田宗一郎

私はこの考え方を現場で学んできたから普段の生活や投資の分野でも自然とこの見方をしてきた。

この言葉を知らない人でもきちんと状況を理解して最適な判断ができる人は自然に3現主義と同じ行動になっていると思う。

製造分野以外でも非常に有効なものと感じていて
このお陰で惑わされずブレ難い考えができたと思っている。


テクニカル判断の現実
「LoopIfDone開発区」の記事で伝えたテクニカル計算では多くの組合せを
探しても僅かしか利益になるものがなかったことや
それもカーブフィッティングして偶然的に良く見えただけで実は将来の安定性がないものだった。
これが私が身に染みて感じたテクニカル計算を基本としたトレードの現実。


グリッドトレードの現実
テクニカル計算を使わない
現在レートより10pips上がったら決済
下がったら新規注文を繰り返すループイフダンのような
取引きを「グリッドトレード」と言い
原理的にカーブフィッティングは起きない取引き方法だ。
日々の相場予測も不要で
テクニカル計算にも頼らないから安定性はあるだろう。。と
そう思って試したループイフダンは
実際に
リアル口座で 3年運用して約3倍まで増えた。
(3年放置の意味ではない)
確認してみるとバックテストの再現性が高いこともわかった。
これがループイフダンの現実だった。

まだ気付いてないもの
でもそんなに簡単にFXで大きな利益を出し続けられるなら
もうみんな大金持ちになってるはずだ。。
実際は周りに殆どそんな人は聞いたことがない。
勿論知らないだけかもしれないが。。
「どうしてなのか?」
「まだ気づいていない危険があるのか?」
こんなはっきりしない現実もあった。

これについて
ちょっと調べてみれば回答者1000人の調査では
「勝っている」が23.6%
「負けている」が52.7%
「変わらない」が23.7%
とあった。

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「変わらない」とは
増えも減りもしないのだから
運用としては失敗とみるべきか?

思ったより多くが勝っていると思うだろうか?
それとも逆に負けが多いと思うだろうか?

人それぞれ感じ方の違いはあるだろう。
詳しく知りたい方はこのリンク先で調べて欲しい。

いずれにしてもFX全体の 76.4%は資産は増えていないのだ。

多くの人が儲かっていない現実とその原因がまだあるのだろう。

それなら「負けの原因」を知りたくなる。
それがわかれば大勝ちできなくても「負け難くなる」のは
間違いないはずだ。
原因がわかれば対策することができる。

製造現場では
品質や工程改善のためによく「PDCAサイクルを回せ」と
いう。
現場の問題点をこの考え方で改善を試みるわけだ。

PDCAとは
1.Plan
(計画)
2.Do(実行)
3.Check(測定評価)
4.Action(対策改善)
仮説検証型プロセスを循環させ、工程や品質を高めようという概念。

改善が納得できるまで何度も繰り返すのだ。
(実際には1~4の順番が3.4.1.2と変わることはあるが基本は同じだ)

この見方をFX取引きに応用して捉えてみると
私を含めてFXで失敗した人や勝ち負けを繰り返して(「変わらない」の人)資産が上手く増えない人の多くは
この中の「Check(測定評価)」が甘くなってしまっているのだろうと考えた。
(負けの要因は様々で一つではないが今回は売買動作は問題がないとする)

状態のCheck(測定評価)がしっかりできないから Action(対策改善)がしっかりできないのでは?と。。

でも「レートは常に動いていて測定なんて上手くできないだろ?」って思うのが普通だ。
製品のような
固定された寸法測定などできるものではないと。

そう、「レートは常に揺らぎ上下に動いている」

だから多くの人がレート変化を上手く捉えることができず限界点が見えないから失敗して負けてしまうのではないか?

この掴みようがないレートをどう捉えるか?」があって

ここがFXプロトレーダーとなかなか増えない人の考え方の差になっているのではないか?と。

じゃあどうするか?

ちょっとわかり易くドル円レートで考えてみる。

ここではポジションを持たず勝ち負けは何も考えないことにする。

例えば今、ドル円レートが114.22円とする。
このレートは1時間後に114.33円に変化しました。
24時間後は114.66円になりました。

将来自分の考えた時間にいくらになるか? 
これは明確に答えることはできないが
レートが必ず変化することは誰でも大体わかる。

1時間後も24時間後も全くレートが変化しないなんてことは
通常考え難いからだ。

24時間後に一気に80円や200円になることも考え難い。

であれば
「ある一定の範囲で必ず変化するだろう、でもいくらか?ははっきりとは言えない~」これがレートだ。
この考えは一ヶ月後も同じ。

だから製造現場で品質改善の為に測定していた寸法は
レートに置き換えると一つの寸法ではなく
上限下限いつも2つ存在しているもの」として認識すれば理解し易いだろう。

そして2つのレートが単独で存在するのではなく、
「期間とレートがセットで存在している」と認識するべきなのだ。
「この期間の高値はいくら、安値はいくら」ということだ。
結局これは「ローソク足のヒゲ」と同じことを言っている。

取引きツールのチャートでは「月足」以上の表示がないが
もしも年足や2年足があればローソク足1本で1~2年間の高値安値を示すことになる。

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各国の社会の変化、各国の指標発表統計値の違い、
大口注文の影響など
これらのファンダメンタル的な要素で
突然方向や価格は変化するが
それでも一気に100円や200円になることは考え難い。

「ファンダメンタルの影響+期間と2つの上下の価格差」が「期間レート差」として捉えることができる。

「過去1年間でいくら動いた?」がはっきりするわけだ。

それなら
ファンダメンタルの影響は
どうにもコントロールはできないけど
それを含めたものがレート変動なのだから
「過去の期間レート変動範囲をカバーできる余裕を持った取引き設定をしておくだけで簡単には負けない」だろうと。

これは
FX取引き全てで言えるが
その中でもループイフダンで言うと
「最大保有ポジションを持った状態で証拠金維持率に余裕を保つこと」なんだと。

これは
「ループイフダン最適条件計算器」の基になっているし
これはこれまでの記事でバックテストの結果を示して何回も伝えていることだ。
「損切り無し」として、とにかく逆行には耐えるのだ。

先ずこれだけとにかく注意すればいい。
私はループイフダンを開始する時にまずこれを注意する。

レートがどちらに変動しても
しかも日常の変動を上回るレート変動であっても
絶対耐えるように証拠金維持率を高く保つことなんだと。

どうしても
開始資金が最初は少額で十分とは言えない場合もあるかもしれないが、それでもできるだけ余裕を保てるように設定することなんだと。

資金が増えたらもう無理な設定は止めて早く安全条件にする。

これが 私のループイフダンPCDAサイクル

1.Plan   (計画)       として「対策効果を期待できる条件組合せを探す」
2.Do     (実行)  として「バックテストを実施する」
3.Check(測定評価)として「結果を評価する」
4.Action(対策改善)として「破綻があれば証拠金維持率を更に高く保つ」

これまでの記事では
実際にループイフダンバックテスターを作成して
ドル円の参考例として証拠金維持率の結果を示している。

ここまではある程度のFX経験者なら意味をすぐに理解してもらえると思うし
実際に「ループイフダン 証拠金維持率と運用期間の関係について」の記事でわかると思う。


「これで本当に大丈夫なのか?」とまだ心配は尽きないかもしれない。
でも大丈夫だったか?
そうじゃなかったか?
は本来は後でわかることだ。
将来の実際のレート変動は誰にも事前にわかるはずがない。
それに
もしわかるとしてもその確認にデモ口座で5~10年の確認は
やってられない。

もちろんこれはバカげてる。

少なくても
私の年齢でデモ口座を5年も試してから
リアル運用を開始するなら
成功できてもそれは 80歳近いかもしれない。
その年齢なら
1億あっても無くてももうどっちでもいい~と。(笑)
そこまで生きてるか?すらわからない。

バックテストから見えてきた基本は
事前に
運用する通貨ペアの過去レート変動幅pipsを調べておき
開始資金と確保するべき十分な証拠金維持率を決めた後に
POS数と余剰金(有効証拠金)で
どこまでのレート変動に耐えるのか? を
計算できるように準備することが必要だということ。

何も考えずやるのではなく
アイネット証券の推奨条件をそのまま信用するのではなく
これをきちんとわかって運用してるか?どうか?で
全然安心感が違ってくるだろう。

逆に「私はまだこれはよくわかりません」という状態なら
まだリアル取引きはまだ止めた方がいい。

自分自身が
「強制ロスカットはいくらになったら発生する」
「安全な運用ができている」
と言えなければ破綻する可能性が高いからだ。

それと
普通は開始資金も限界があるから証拠金維持率を高くすると言っても当然限界がある。
高ければ破綻に対する安全性は高いが運用効率が悪くなってくる。

最初少ない資金では運用にまわせる資金が減って
資産がなかなか増えなくなるからだ。

また長期運用を狙うと
期間レート変動幅は増えて必要な証拠金維持率は増やす必要がある。
1年の運用なら400%の証拠金維持率でいけても
3年なら500%必要になるかもしれないということだ。
その分取引きにまわせる通貨量は減るので
長期運用できても獲得利益が
単純に年数分増えるわけではないということがある。

少々極端な話しになるが
1年で30万円の利益を得られるからと言っても、
5年運用でも35万円とか40万円とか
結局年間利回りは下がっている。
単純に30万円×5年=150万円にはならないのだ。

1年間のレート変動に耐える証拠金維持率で運用してるなら
5年に到達する前に破綻してしまう可能性があるのだから
5年運用では当然証拠金維持率は高めに設定しないといけない。

或いは
利確幅を100pipsのように大きくし決済し難くして
ループイフダンの動作範囲を広げて
5年間の変動範囲をカバーする形はネットではよく見かける。

この場合でも結果的に利確幅が広がっている分
決済回数が極端に少なくなるので表面利回りは落ちてくるのだ。

だから
ループイフダンでは長期運用は効率的にあまりお薦めしない。
数か月から1年程度で一旦停止するくらいが良いだろう。

ここまで色々な話しをしてきて話しの中心が何だったのか?
と思うくらい色々話しをしてきた。

でもここまで読んだ人はもう気付いていると思う。

私の記事はこれまで
「億り人になる方法」とか
「成功の約束」とか
「いくら儲かる」とか
そんな上手い話や派手な話しではなく
どちらかと言えば注意点や危険性を伝え
「負けないようにするため」なのだということを。

しかもアイネット証券のホームページにも書いていないことまで。(笑)

ループイフダンは比較的負け難い小取引きなのだけれど
それでもバックテストの結果は厳しい結果を示すことはよくあるのだ。

闇雲に決めた条件では直に破綻してしまう可能性は高い。
だから
これまでしつこいくらい
証拠金維持率の説明ばかりしてきている。

狙った期間に対し、きちんと十分な証拠金維持率を確保していれば簡単に破綻しないで利益を生むのだ。


他のテクニカル判断や裁量取引きは
安定的に勝ち続けることは
余程の優れたEAを手に入れるか裁量判断のセンスや
経験と自由な時間が無いと勝利は難しいだろう。
それなりの損切りも繰り返し発生して
メンタル面で常に冷静な判断も強いられる。

それよりも
私は精神的に楽なループイフダンやトラップリピートで
証拠金維持率を十分保って運用する方を絶対お薦めする。


また
これまで利益について記事では細かく触れていない
「利益がどのくらい出るか?」 
これは後の結果の話でいいと思っている。

あまりにも少な過ぎるなら
最初からこんな記事をわざわざ書かないし
最初からこればかり気にしてては一番大切な
「負けないこと」が伝わらない。

「いくらくらい儲かるか?」は
後でいくらでも記事で示せるし
ネットにもこの手の情報は既にある。

それよりも
自身の生活や雇用環境の悪化を改善したい時
いつでも抜け出せるようにするため
或いは家族を経済的に守るために
副業や投資で保険を掛けておく考え方と
今回その方法の一つであることを是非知って欲しいと思う。
そのためにFXを博打にならないようにするのだ。

1日約711兆円動くという外国為替証拠金取引きは日本人の多くが利益を上げても相場に全く影響などしないだろう。

この記事を読んで正しく理解してくれればきっと「勝ち組」に成れるだろう。


最後に
実はこれまで触れていない点があって
今後これらについても発信していく予定。

1.一つは先ほど伝えた「どのくらいの利益になるのか?」というパフォーマンスの問題

これは
みんなが一番感心を持つものと思う。
ネット上でもこの情報は多いが
ループイフダンの最適組合せ条件計算器に基づいた
バックテストの結果は
ネット上とはまた違うものであるということで
興味深いものになっている。
これまでの記事で
ドル円は獲得利益も表示しているのでわかるだろう。
私の言う利益やパフォーマンスとは
破綻しない安全を前提とした利益と理解して欲しい。
一時的な博打の利益ではないということ。


2.ループイフダンの出口戦略

これもデモ口座では明確に見えないもの。
ループイフダンは
常に多くのポジションと含み損を抱えているので
停止して抜けるタイミングが重要になる。
これも
大量のバックテストをやることで一定のものが見えているのだ。

これ以外に
上級者の応用範囲まで含めると興味深い内容は発信できそう。
ドル円以外もあるので本が一冊書けるくらいのボリューム感がありそう。
上級設定は設定条件をアイネット証券に限定しているわけではないから
細かい条件を調整するとなかなかの計算ボリュームになる。
だから全てを出すのは時間的にも難しい。
憶測や根拠のない記事はもちろん書く気がないからどこまで出すか。。

自分で書いててなんだが
自分自身の「noteの出口戦略」を考えないといかん?!(笑)

ここまで
大変な長文にお付き合い頂きお疲れ様でした。
一人でも多くの人が
安全で安定した投資ができることを願っています。

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