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FX・投資において最重要~意外と教えてくれないメンタル管理~

はじめに

ご精読いただき有難うございます。

FXで勝つのに必要な3つの要素は
1.メンタル管理
2.資金管理
3.ロジック

この3つです。

どれも必要不可欠ですが、
メンタル管理 >> 資金管理 > ロジック
これくらいメンタル管理が重要だと考えております。

その理由は簡単です。

どれだけきちんとした資金管理術を知っていても
どれだけ素晴らしいロジックがあっても

それを扱えるメンタルがないと正しくトレードできません。

負けている方々とお話しさせていただくと
資金管理方法もロジックも知っているにも関わらず
それを無視したトレードをしているのです。

しかも一回に大きな金額を失っています。

”想定以上のロット数で取引してしまった”
”根拠のないところでエントリーしてしまった”
”損切りできずにズルズルと損失額を大きくしてしまった”

こういった経験ありませんか?

勝ち続けるトレーダー
負けないトレーダー

になるためにはルール通りに
淡々と合理的判断を積み重ねるメンタルが必須です。

そのメンタル管理ができるようになるために
いくつかアドバイスできればと存じます。

是非ご一読ください。


このメンタル管理ができるようになるためには

ある1つのことを徹底すればよいです。

それは負けているときに冷静な判断ができるようになることです。

エントリーポイントから逆行していったときに
いれたはずの損切りラインをずらすことなく、
エントリーした時点で損切り分は受け入れましょう。

とにかく負けているときこそ冷静な判断、
合理的判断が出来なければいけません。

そして私がそれができるようになったのは

なぜ人は負けているときに合理的判断ができないのか?

を理解することができたからです。

それは投資に関わる心理学にヒントがありました。

その心理学について是非ご紹介させていただきます。

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1.プロスペクト理論

これは投資心理学において最も重要です。

いきなりですが、こちらの質問にお答えください。

A:確実に100万円もらえる。
B:コイントスで表が出れば200万円貰える。裏が出れば全く貰えない。


この質問に対して A を選ぶ人が多いです。


では次の質問です。

A:確実に100万円支払う。
B:コイントスで表が出れば支払わなくてもいいが、
   裏が出れば200万円支払う。


これはいかがでしょうか?
いかにも酷な質問だと思いますが、、

この質問に対しては少し迷ったのではないでしょうか?
実はこの質問への回答は B が多くなります。


先ほどの質問は期待値でいうと、どちらも等しいにも関わらず
選択率が変わるというのが人間の心理を表しています。

そして先ほどの質問に関して、

最初の質問は、確実な利益を取る行動をとる心理

次の質問は、損失が無くなる可能性をとる心理

このことから、

人は損失を回避する行動をとる傾向にあるということです。

これをもとに人の損益と感情への影響をグラフ化したものがあります。

『価値関数』というものです。

『価値関数』 出典先リンクはこちら

こちらの関数から言えることは、

人は利益よりも損失時のほうが2倍以上感情的になるということです。

これが負けているときに熱くなってしまう原理です。

これは投資においては非常に危険な心理であり、
投資で失敗する一番の原因と言っても過言ではありません。

10万の資金トレードで、
1万円利益が出た時よりも
1万円損失した時のほうが
同じ1万円の金額の振れ幅にも関わらず
後者のほうが嫌な感じしませんか(^^;)

よって、人は損失時に合理的判断ができないのです。

これを実際のトレードに当てはめてみましょう。

Ⅰ.損切りができない

トレードにおいて100%の勝ちはありません。

負けた時に損切りは必ずするべきです。

しかし損失時に合理的判断が鈍ります。

また損失時に「値が戻れば損失を回避できる」行動をとろうとします。

これは絶対に避けるべき行動です。

Ⅱ.貧乏利確

更に注意するのは利益時です。

私は”貧乏利確”と言っていますが、
それは利益時に小さい利益幅で利確してしまうことです。

チャートは一方方向に伸びていくことはそうありません。
上下を繰り返して少しずつ上がっていきます。

利益が出ている状態で一旦価格を戻してきたときに
「これ以上戻ってくると利益が無くなるかもしれない」
という確実に利益を確定しようとする心理が働きます。

これでは十分な利益が確保できません。


Ⅲ.熱くなって資金追加

負けているときに更に資金を追加してしまうこともありませんか?

これも損失を回避しようとする心理が働いています。

以上のように、このプロスペクト理論によって
人は損失を回避しようとしようとする心理が働きます。

これがトレードに及ぼす影響は大きいです。

これが損失時だけでなく利益時にも働きます。

何度も申し上げますが、一番大切なのは

損失時にも合理的判断ができるようになることです。

その理解にプロスペクト理論を知ることが近道だと思います^^


2.サンクコスト効果


次の投資に関する心理学はサンクコスト効果です。

別名は”コンコルド効果”、”埋没費用効果”とも言います。

過去に投資したリソースが回収不能にもかかわらず
その損失を取り戻そうとして非合理的判断をしてしまうことです。

分かり易い例えとしてはパチンコがあります。

『サンクコスト効果』 出典先リンクはこちら

ギャンブルをしている人にはわかりにくいかと思いますが、

パチンコを打っている際にとある台で負けてしまいました。

そして台を移動した際に「さっきの分を取り戻そう」
と考えることがあると思います。

これは良い判断ではありません。

それぞれの台での期待値を考えるべきですので
先ほどの台での負けを取り戻すのは合理的ではありません。

このように損失を取り戻そうとする心理はトレードおいて危険です。

とあるポイントでエントリーした時に
出た損失を取り戻そうとして

・資金管理以上のナンピンをする
・熱くなってエントリーポイントを探してしまう

こうなると根拠に欠けるので大損してしまいます。

エントリーした際にでた損失は受け入れて
気持ちを切り替えるべきです。

絶対に損失を取り戻そうと熱くなってはいけません。


3.ギャンブラーの誤謬


続いてはギャンブラーの誤謬です。

こちらも例を出してみます。

・コイントスを5回行います。
 そのとき4回連続でオモテが出ました。
 このとき最後の一回のコイントスはオモテ/ウラどちらでしょうか?

これは4回連続でオモテが出れば
「次はウラが出そう!」と思いませんか?

確かに5回連続でオモテが出る確率は1/32と高くはありません。

しかし4回連続でオモテが出た時点で
次にオモテかウラかの確率は1/2です。

5回コイントスする前に予想すると5回連続の確率は低いですが
最後の一回だけで考えると確率は同等です。

この例のようになんとなくで選択が偏ってしまうことがあります。

これがトレードにどう影響しうるのか?

『ギャンブラーの誤謬』 出典元はこちら

急騰急落時に逆張りしてしまうことです。

急騰急落時は多くの損切りを巻き込んだり
その方向への大きな圧力が大きいため、逆張りは危険です。

「これだけ下がれば上がるはず!」
と根拠が乏しいときに逆張りをすると
大損をしてしまう可能性があります。

更にこのとき損失をしていれば
損失回避性も相まって熱くなってしまいます。

よって、値幅観測もせずに
なんとなくで逆張りするのは絶対にやめましょう!



4.認知的不協和論


まだまだいきます。

これはあまり聞いたことがないと思いますが、
また例を紹介します。

タバコに関するとあるアンケートがありました。

「タバコと癌の発病率に相関はあるでしょうか?」

大抵の人はYESと回答するでしょう。

しかし喫煙者の回答はNOの回答のほうが多かったのです。

これが認知的不協和論です。

これは間違いを受け入れることができずに
自分を正当化してしまうことです。

投資している上で、これも危険な心理です。

『認知的不協和論』 出典元はこちら


エントリーしているポイントから逆行してしまい、
損切りラインまで到達したにもかかわらず、

「もう少し先にフィボナッチラインがあるから反発するかもしれない」
「ドル円ショートしたけど円安傾向だからまだ持っておこう」

このように考えて想定以上の損失を出してしまいます。

よって、自分のエントリー根拠を正当化してはいけません

相場は臨機応変の対応が必要ですが、
想定外(資金管理ルール外)であれば損切りすべきです。

相場はあなたには合わせてくれませんので、
絶対に自分の考えを正当化してはいけません。

5.バンドワゴン効果

次の事例にいきましょう!

こういった経験はございませんか?

カレーの香りを嗅ぐとカレーが食べたくなる
10回ピザといった後、「ひを指してここは?と聞くと、ひざと言ってしまう

これは行動が直前に入ってきた情報に影響されることを示唆しております。

これを投資に当てはめてみます。

▶情報収集としてTwitterやyoutubeをみる
▶ニュースで円安が止まらないと言っている

これらの情報を仕入れた後にトレードをすると、
その情報に引っ張られてしまいます。

色々な人のトレードに関する情報を仕入れてエントリーすると、
自分のエントリーがブレてしまいます。

これは先ほどの例でもあったように無意識に起こることです。

他の人の情報を仕入れてはいけないというわけではありません。

情報はあくまで情報、参考だということです。
仕入れた事前の情報に惑わされやすいということを
知っておくことが必要です。

これを知っておくことで、
情報を正しく扱えるようになります。


メンタル管理とは


何度も申し上げます。

メンタル管理はFXや投資において最重要です。

メンタル管理ができていないと
資金管理もロジックも正しく扱えません。

その理解に私も苦しみました。

正直失敗経験を積むことが確実ですが、
人によって試行回数は異なりますし、
気づく前に破産なんてこともあり得ます。

この投資世界では退場しないことが大切です。

その気づくまでの近道として、
投資に関する心理学の理解が
皆様のお枠に立てれば幸いでございます。

ここまで長文となりましたが、
ご精読いただき有難う御座いました。

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質問や相談等ございましたら
DMでお申し付けください。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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次回は資金管理についてお伝えさせていただきます。

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