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6月5日週振り返りと6月12日週戦略 FOMC,ECB,BOJ

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

今週もなんとか記事書く気力がありました(笑)

最近は音声配信ハマっています(笑)
楽しく配信してますので、よかったら聞いてみてください♪

↓仲値トレード配信会になります。


先週振り返り

先週の振り返りからしていきまししょう。
先週の記事はこちら

今週はFOMC前のブラックアウト期間でしたが、
nickの発言もそこまで影響なく終えました。

よって想定通りのレンジで
値幅は138.750~140.450でした。

基本的には三角保ち合いの中で
安定的な動きをしてくれましたね。

6月5日週のドル円レンジ

米指標はISMくらいでしょうか。
といってもISMの重要度はそこまで高くなく
材料がない相場で値が下振れしたので
少しドル安要因にはなりましたね。

その他にはオーストラリアやカナダが
サプライズ利上げしました。

カナダでの利上げによって
ドル金利上昇と釣られましたが、
今週材料がない中だったので
少し反応した程度とみています。

重要なのは今週CPIとFOMCです。
米金利の見通しは先週記事にも参考ください。

ここまで先週振り返りをしましたが、
どのような立ち回りをされたでしょうか?

FOMCブラックアウト期間かつ指標もない相場では
材料がないのでレンジになりやすいです。

またそういう相場ではテクニカルが効きやすいので
値幅はそこまで期待せずコツコツトレードとなりました。

テクニカル順張りメインでやっているトレーダーは
なかなか勝率が安定しなかったのではないでしょうか。

ファンダや相場感が身につくと
トレードの質がかなりあがりますね^^



今週シナリオ

さて今週シナリオに入っていきます。
今週は注目指標が多くなっています。
ファンダや相場感があまりない方は注意です。

特に相場を立体的に見れない方にとっては
難しい相場になることが想定されます。

指標の確認から。

6月13日(火) 21:30 CPI
6月15日(木) 3:00 FOMC政策金利
6月15日(木) 21:15 ECB政策金利
6月16日(金) 12:00 BOJ政策金利

以上がメイン指標になると思います。

他にもPPIや小売り高など指標ございますが
トレンドへの影響は少ないと考えております。
とはいえ少しは値幅出ると思いますので、注意は必要です。

各国の経済状況や金利見通しを
理解しておくと織り込み理解がしやすくなります。

<米>


米政策金利は5.00~5.25%
CPIは前年比4.9%、コアCPIは前年比5.5%
経済状況はやや堅調です。

パウエルやジェファーソンによる発言がなければ
6月利上げを7割織り込むくらいです。

今は6月利上げ30%織り込みなのですが、
6、7月利上げは70%織り込んでいます。


CME FedWatch

つまり6月据え置いたとしても
7月で利上げするだろうという目線です。

よって6月金利据え置きでも
ドル安トレンドとはなりづらい想定をしています。

具体的には政策金利発表で
利上げならサプライズでドル高、
据え置きならあまり動かないでしょう。

3時30分からのパウエル議長の発言で
目先は7月金利水準思惑で動きます。

<ユーロ>


ユーロ政策金利は3.75%
CPIは前年比6.1%、コアCPIは前年比5.3%

現在欧州経済は厳しいです。
経済指標は軒並み振るわず、
ドイツはリセッション入りしております。

ユーロは複数国から成っているので
足並みをそろえないといけないのは
かなりつらいと思います。

今年ユーロのどこかが
デフォルトするリスクも想定しております。

今回FOMCが据え置くと
ユーロは一時的に買われるかもしれませんが
ユーロも据え置く可能性はあります。

そうなると織り込みとサプライズで
ユーロ売りになるでしょう。

ユーロ安になりすぎるのもよくないので
利上げがコンセンサスです。

利上げ継続は必要ですが
リスクが伴う状況なのがユーロです。
厳しいですね。

<日本>


日本政策金利は-0.1%
CPIは前年比3.5%、コアコアCPIは4.1%
経済状況はやや堅調です。


日本消費者物価指数

円安作戦でリフレを誘導し、
インフレしつつあります。

3役合同会議をするなど
日本も政策方針を見直しつつあります。

なので6月政策金利では、
YCCに関する提言があるかもしれません。

個人的には実質賃金がマイナスであることや
米金利の高止まりなどを加味すると
まだまだ金融緩和は継続してほしいです。

日経はバブル後最高値を更新していますが
喜ばしいだけではなく、見栄えの問題です。

というのもインフレ差によって
割安で買われている面も含んでいるからです。

日本はそこそこの生産性を有した金融国家です。

かなり経済成長が見込める国ではないですが
現状、国としての安定性は高いです。

遅れたインフレ、国の制度、安定性で
今は日本株が買われやすい状況と認識しています。

そこまで警戒する必要はないですが
楽観視も注意が必要です。



ここまでまとめたことを論理的に組み立て、
織り込みも加味して方向性を考える必要があります。

つまりややこしい相場になりそうです。
苦手な人は落ち着いた来週からでも遅くないと思います。

今週ドル円予測レンジ

最後にドル円の今週想定レンジです。
想定レンジ:137.500~142.500

6月12日週のドル円予測レンジ

もし6月利上げでサプライズであれば
7月利上げは??となりますし、

6月据え置きでも急いで7月利上げを
織り込んでは来ないでしょう。
早くても金曜BOJ後でしょう。

CPIでどこまで織り込むかも見ながら
立ち回りたいところですね。

基本的にはドル円を下でフォローするほうが
勝率は高くなると想定しております。

特に黄色のトレンドラインは
ドル買いの良い参考になりそうです。


今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

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