見出し画像

FX 各通貨の特徴 おすすめの通貨ペアは

FXは通貨によって値動きに特徴があり、値動きが激しいのもあれば穏やかなものもあります。

各通貨の特徴を知って、その通貨に合わせた戦略を立てていくと勝率がアップにつながるので、ぜひご覧ください。

まず主要7通貨

米ドル(USD)
取引量第一位。世界の基軸通貨。

円(JPY)
取引量第三位。リスク回避通貨(米国で金融不安があると買われやすい)。金利低い。

ユーロ(EUR)
取引量第二位。トレンドを作ったら一方的に進み続ける傾向あり。

ポンド(GBP)
ユーロと同じような値動きになりやすいが、値動きは激しめ。ボラティリティが大きく値幅を取りやすいが、その分負けた時の損失も大きくなる。

豪ドル(AUD)
資源国通貨。原油などの値動きに左右されやすい。

スイスフラン(CHF)
リスク回避通貨。金利低い。円と性質が似ている。

カナダドル(CAD)
資源国通貨で豪ドルと似ている。米ドルの影響を強く受ける。

この他にもニュージーランドドル(NZD)、メキシコペソ(MXN)、南アフリカランド(ZAR)、トルコリラ(TRY)などありますが、マイナーな通貨は取引量が少なく予測できないような値動きが起こりやすいので、僕は主要通貨のドルストレート6通貨ペアのみに絞ってトレードしています。

ドル円(USD/JPY)
ドルスイス(USD/CHF)  ドルが前
ドルカナダ(USD/CAD) ↑ドル高で上昇
ユーロドル(EUR/USD) ↓ドルが後
ポンドドル(GBP/USD)  ドル高で下落
オージードル(AUD/USD)

基本的に、前ドル通貨ペアと後ドル通貨ペアは逆相関関係で、ドル円が上がったら、ユーロドルは下がることが多いです。

PCのチャート画面は、前ドル通貨ペアを上段に、後ドル通貨ペアを下段に表示して、反応を見ながらトレードをしています。

すべて日足で上段左からドル円、ドルスイス、ドルカナダ。
下段は左からユーロドル、ポンドドル、オージードル。

ドル円は最近は為替介入の警戒などにより、独自の値動きになることが多いですが、例えば同じ欧州のユーロドルとドルスイス、ポンドドルとドルスイスはきれいに逆に動くことが多いです。

ここでなぜドルストレートに絞っているかというと、世界の為替市場は米ドルを中心に回っており、米ドルの値動きが他の通貨にも大きく影響が出るからです。

米ドルを介さないクロス円通貨(ユーロ円、ポンド円など)は、ドル円を介して算出されており、結局はドル円の値動きの影響を強く受けます。例えばユーロ円の計算式はドル円×ユーロドル(ドル円が140円でユーロドルが1.100の場合はユーロ円は154円)となります。また、ポンド円は値動きの激しいポンドとドル円の組み合わせでギャンブル性の高い通貨ペアとなっています。

他にも為替通貨以外でメジャーなのが、ゴールド(XAU)と原油(USOIL)ですが、どちらもポンド以上に値動きが激しいです。ゴールドは米ドルと逆相関関係で比較的テクニカルもきくので人気がありますが、トレードする場合はロットを下げることをお勧めします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?