【体育授業改革】 教師の仕事半減、さらに子どもができるようになる指導(マット・前転編)

具体的にポイントを指定し、システマティックに評価していけば授業時間内に評価可能である

教師の世界に「評価基準」という言葉がある。授業の基準(目標)を明確に設定し、子どもに指導すればできるようになるはずだという考え方だ。

考え方はスバラシイ。で、教師はどうしたかというと、毎時間毎時間の評価基準を机上でつくり、集める。出来上がったのは電話帳(懐かしい)みたいな評価基準一覧冊子であった。結果、誰も評価基準を活用しなかった。まるで笑い話であるが、教師はまじめにこのようなことを繰り返す。

 現場で活用できる形に落とし込み、活用方法まで考えておかないと絵に描いた餅になる。今回は、「マット運動・前転」の指導の評価基準を設定し、1時間でマット運動の技能を評定する方法を提案する。


【前転】

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