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転職ノウハウその6ー面接がたくさん入る志望理由書の作成方法教えます
志望理由書の作成は、幸せな人生と繋がっています。
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志望理由書の作成が、成功できる転職先を選択することに直結しています。
志望理由書の作成が、将来、幸せな人生を過ごすことが出来るかどうかと、密接に繋がっているのです。
応募するとき、履歴書と職務経歴書は、当然送ります。
最近の転職サイトは、履歴書と職務経歴書をネット上に登録出来、応募先を選択した後、ワンクリックで何社も応募可能になっています。
しかし、このシステムでは、他の応募者との差別化が出来なくなり、書類通過率が下がります。
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前職で、人事MGRとして書類選考や面接をしていた経験から、履歴書と職務経歴書以外に、志望理由書がある場合、会いたくなります。
理由は、転職サイトから、簡単に複数社の応募が可能になっているため、書類通過率から計算して、多数の企業の面接を入れて、それから優先順位を決めようと思っている方が多くなっているからです。
ある時、どうしても多くの採用をしなければならなくなった時に、志望理由書がなくても、学歴や経歴から選択して、多くの面接を組んだ時に、
1割以上の面接ドタキャンが発生した手痛い経験があります。
そこから、とても優秀な方であれば、志望理由書がなくても、面接は設定しますが、合格ラインぎりぎりの方は、志望理由書がないときは、書類で落としました。
企業によっては、応募者全員と会いますなど、すこし乱暴なコピーが記載されています。
なるほど、人事にとって、数多くの面接をすることは大切ではありますが、とりあえず面接数をあげようと思っている方との無駄な時間を作りたくありません。
面接官の経験をしている方は、ご存じと思いますが、相当な体力と精神力が必要なのです。
面接官は、たった1時間で応募される方に、我が社の魅力を伝え、気に入ってくれるよう吟味したトークと、たった1時間程度で、相手の能力や性格、活躍してくれるかを判断しなければならないのです。
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志望理由書はどう作ったらいいのか
志望理由書とは、下記の3つを記入します。
1、どうして、この業界を希望されるのか
2、どうしてこの会社・ポジションを希望されるのか
3、入社後に何をして、どうなりたいか。そして、我が社に、どう貢献できるのか
実際に作成してみますと、非常にこれが難しい。
極端にいいますと、この3点が記載できて、面接が入れば、そこで内定の確率50%を超えます。
あとの50%は、飛びぬけて優秀なライバルがいた場合と、あなたが、面接で失態を犯したかいずれかでしょう。
では、作成方法をもう少し、詳細に説明していきます。
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1、どうして、この業界を希望されるのか
異なる業界からの転職の場合=>現在の経験からチャレンジになるので、その理由が必要になります。
同じ業界内の場合=>なぜ現職では、やりたいことを実現出来ないのかなどを説名し、明確にする必要があります。
<作成方法のヒント>
業界にどんな魅力を感じて、興味を持ったのかを記載します。学生向けに業界研究本が出ていますので、それを参考にしてもいいと思います。
プロの方がまとめていますので、ポイントをつかんだ内容になっていますし、業界内での
企業の勢力図や特徴も一目で理解できます。
例えば、金融業界であれば、高い水準の報酬、専門的な能力が身につく、社会貢献度が高いなど。
2、どうしてこの会社・ポジションを希望されるのか
ほかにも、同じような企業あるのに、なぜ、この会社なのかを説明する必要があります。
さらになぜ、このポジションを希望されるのか。
業界や同業他社のことを調査し、研究しておく必要があり、応募する会社が他社とどの部分で、差別化しているかを知っておく必要があります。
<作成方法のヒント>
どうしてこの会社―>志望する会社のホームページにそのエッセンスが掲載されています。
ホームページは、会社の魅力や強みなど志望理由書にいれる情報満載です。
どうしてこのポジションを希望されるのか―>求人内容を見て魅力ややりがいと感じると思われるところを書きます。
より具体的にイメージして書くことが大切です。
ただし、その求人内容で、自分が活躍できるところ中心に記載してください。
その後の、面接で非常にいい効果が出てきます
3、入社後に何をして、どうなりたいか。そして、我が社に、どう貢献できるのか
この3が、非常に難題です。まだ働いたことのない会社ですから、的を射た内容を書くことは、非常に難しいのですが、なんとか情報収集し、相手に納得していただく内容にするしかありません。
成功できる転職先を選択することは、自分が将来、幸せな人生を過ごすことが出来るかどうかと、密接に繋がっているのです。
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人事視点から満点の志望理由書
志望理由書から、応募者が業界や会社、仕事内容などを正確に理解しているか、そして、その内容が会社の方向性に合致しているかを見ます。
また、応募者が、どのくらい会社に貢献し、活躍してくれるかを具体的に記入されていると満点。もちろん、まだ、入社して働いていませんので、少しくらいずれても大丈夫です。
いちばん、人事担当が困るのは、会社の風土や考え方、つくべきポジションの業務内容が、応募者が将来、実現したいことと不一致があり、入社後にすぐに退社することです。明確なイメージ持っている人は、入社後、短期間で組織に溶け込め、活躍する可能性も高いため、高く評価します。
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いちばん難易度が高い未経験の業界・職種に応募する人の志望理由書
これは、非常に難しい
できるならば、業界を変えても、職種は同じにすべきです。
例えば、ホテル業界の経理から食品業界の経理。金融業界の法人営業から人材業界の法人営業など、
しかし、20代ならば、ほとんどの場合、企業も即戦力とは考えていないため、職種変更での応募はかまわないと思います。(例―事務職から営業職へなどでも)
未経験の場合は、多くの方は業界や職種を実体験として把握していませんので、イメージだけで志望理由書を作成してしまいます。そのため、人事担当者は慎重に見極めていますので、会社や業界についてどれだけ調査研究しているかを感じさせること念頭において作成しましょう。
具体的には、なぜ未経験の職種にチャレンジしようと考えたのか、その背景を明確にすることです。
未経験というマイナス面があっても、あなたを採用すべき理由を説明する必要があります。
異なる職種で得た経験が、応募する職種での仕事にどう活かすことが出来るかを、説明しましょう。
実際の志望理由書の例文を記載します
「現職では、法人向けに保険商品である損害保険の営業を担当しています。この5年間で支店の営業社員約30名中、上位3番以内のセールスを連続して達成し、支店長から高い評価をいただいています。また、日頃から取引先のニーズを把握するため、詳細な情報収集をすることを常としております。今後は、新規3ケ年計画で既存事業を2倍に拡大展開されようとしている貴社で活躍したいと考え、志望させていただきました。
貴社では、現状の金融商品のみならず、新たなサービス分野を伸ばしていこうとされています。私が、現職の営業で培った知識と、突破力を、今後は貴社の新規事業部門のサービス商品を担当させていただくことで、成長し、貴社に貢献したく思っています。
ぜひとも、ご面接の機会をいただくことを、強く希望いたします。
よろしくお願いいたします。」
では、転職のご成功をお祈りしています。
著者略歴
人材紹介会社で、コンサルタントの立場で、流通・外食・サービス・コンシュマー・建設・不動産領域を中心に、20代専門職から60代役員クラスまでの転職をサポートしてきました。18年間で、8000名を超えるご登録者のカウンセリングと400社以上の企業サポートを成功させています。また、人事MGRとしても、年間80名を超える社員の採用プロジェクトにかかわっていました。
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