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「面倒くさい」で8,000円ゲットした話

ノートパソコンを購入しました。

これが4代目のパソコンですが、ノートは初めてです。
デスクトップ派だった理由は、ノートよりもタイピングのしがいがあるから。キーの手ごたえを感じられて、ガツガツ打てることが気持ちいいのですよね。
タイピング、大好きです。

さようならデスクトップ

ただ、ここ数年はパソコンを使用するのは、たまに行うクラウドワークスのwebライターの副業のときのみ。副業をしていないときは1ヶ月に一度も立ち上げないということもしばしば。

ネットで何か見たり調べたりするのはスマホで事足りるし、YouTubeやNetflixを大きな画面で見たいときは、AmazonのFire TV Stick でテレビで見ればいい。

こんな使用頻度が低いパソコンのために、部屋を大きく占領するパソコンデスクが邪魔で目障りで仕方のない存在に。
デスクトップだとパソコンを設置している場所=パソコンデスクでしか、作業ができないのも面倒です。

3代目パソコンは、Windows8.1の代物で8年くらいも使用しました。
環境がいいとはいえない場所での使用でしたが、全く不具合も生じず、当たりパソコンではあったものの、さすがに動作ももっさりして、フリーズも頻繁に。そのうち前触れなく逝きそうな気配が満々でした。
パソコンが壊れてしまってからの買い替えが非常に面倒なのは経験済みなので、まだ普通に動作しているうちに新しいものを買うことを決意。

選択肢はノートパソコン一択です。

こんにちはノートパソコン

ネットでポチッとして、翌日には新品のノートパソコンが届きました。
家にいながらにしてパソコンの買い替えが済むなんて、便利な世の中です。
8年の歳月の間に初期設定もより簡単になり、無事にデータ移行も終えて、デスクトップの初期化もあっさり完了。

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無料回収サービスの落とし穴

古いパソコンは無料回収業者に引き取ってもらうことにしました。
自宅まで運送会社が集荷に来てくれて、どんな古いパソコンでも無料で引き取ってくれるという、面倒くさがり屋にはうってつけのサービス。
と思ったのも束の間、このサービスには面倒くさがりにとって致命的な落とし穴がありました。

なんと、梱包は自分でしなければならなかったのです。

ノートパソコンならともかく、デスクトップパソコン一式がおさまるサイズの段ボールなんて、自宅にはありません。
スーパーあたりでもらえるでしょうが、店員に事情を説明して、ぴったりサイズの汚れのない段ボールを探して…面倒すぎる。
集荷にきてくれる宅配業者が段ボールを持参してくれるオプションもありましたが、400円もかかるのです。
ないわ。

はじめてのオフハウス

ここで、ヤマダ電機への持ち込に予定変更をすることにしました。
前回買い替えのとき、ヤマダ電機に古いパソコンを無料で引き取ってもらったのです。

持ち込みなので、パソコン一式は裸のまま車に積みこみます。
ついでにチェアもどこかで売り払うことにしました。
パソコンデスクもそうしたかったのですが、サイズが大きすぎて車に積めそうもなかったので、分解して粗大ゴミ行きとなりました。

チェアはどこで売ろうかなスマホで調べると、わりと近くにオフハウスがあることが判明。
しかもオフハウスは、家具だけでなくパソコンの買い取りもしているではないですか。
ヤマダ電機はあっさりやめて、オフハウスへ向かいました。

持ち込むデスクトップパソコンは見た目は美品ですが、年数もたっているし、メーカーはDellだし、お金になるとは思っていません。
タダで引き取ってもらえればいいので、他の店との比較はしませんでした。

ブックオフには行ったことがありますが、オフハウスははじめてです。
店前に置かれた台車を借りて、パソコンとチェアを店内に持ち込みました。
広く清潔な店内ですが、何しろ扱っているものが中古で雑多なので、どことなく暗いというか、退廃的な独特の空気感があります。

受付窓口で、チェアとパソコンの査定をそれぞれの担当者に申し込みをしました。
「動作確認しますのでお待ちください」と言われ、店内をブラブラ。

衣服や靴がぎゅぎゅうに陳列されて売られています。
ブランドや人気メーカーのものは鍵の付いたガラス棚に入っていました。
電化製品や食器コーナーでは、未使用のものにはそのタグがついています。ということは、タグなしの食器は使用済みのものということなのか。
どう見てもアンティークやブランド食器には見えないし、100均で新品を買ったほうがいいのでは…など、あれこれ想像しながら見ていると、20分ほどで「査定が終わりました」とのアナウンス。 

まさかの査定結果

まずは家具の窓口でチェアの査定結果から。300円でした。
ニトリで3,000円程度で購入したものだったので、充分です。
運転免許証で本人確認をされ、タブレットに古物売買の規約か何かに同意の署名などをしました。

続けてパソコンの窓口へ向かいます。
期待していなかったのに、いざ結果を告げられるとなるとドキドキしてしまうのはどうしてなんでしょう。
店員さんが、大きな計算機をパチパチと打ち、「査定額はこちらになりますが、よろしいですか」と提示してきました。

どれどれと覗き込んだところ、表示されている金額はなんと8,000円でした。
8年も使用したDellのデスクトップでも、こんな査定がつくものなのか!!
「あ、それでいいですっ」と、返事にも力が入ります。
喜びと驚きを隠しきれません。

面倒くさがりからの学び

ヤマダ電機で行っているのは、あくまで引き取りサービスであって買い取りではないので査定はありません。
今回のことで、使用できるものはまずは買い取りの店に持っていくべきことを学びました。

これも、段ボールを準備することを面倒くさがったことが功を奏した結果です。ありがとう、面倒くさがりな自分。

その8,000円で、目星をつけていた折り畳み式のローテーブルを購入。
面倒くさがりが、わらしべ長者的な結果ももたらしました。
面倒くさがり、万歳!

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