附属小学校での学び方~第1子の場合④~

これまで、子どもたちが通っている国立大附属B小学校では、いわゆる教科の学習の中で、計算や漢字などに重点を置くのではなく、それらを使って日常生活でどんな使われ方をしているか、どういう風に工夫すればよりよい日常生活が送れるかということに結びつけて、学友と議論を重ねて自分の考えを作り上げる、という授業だとご紹介しました。

我が家の第1子は何度かご紹介している通り、発達凸凹が大きく、発言するということに関しては得意な子です。(運動、工作、美術、家庭科、技術などは超がつくほど苦手です😰)

そんな第1子なので、附属B小学校の授業にはすんなりと溶け込むことが出来ました。

そして、自分の興味のあるテーマの時は、それはそれは熱心に(クラスでもトップクラスなくらい)取り組んで、授業をリードしていました。
しかしそれはあくまで自分の興味のあるテーマの時だけ😂

興味のない、理科系の昆虫や草花がテーマの時は、私たちが家でかなりサポートしましたが、やっぱりそれなりにしか授業に参加出来ていなかったと思います😭

ここで私が言いたいのは👀

このような授業が成立するには、色々な条件が重なるときだと思います。言い換えれば、どこの学校、例えば日本中の公立でも、小学生全員に向いている、万人受けする授業ではないということです💦

①我が家の第1子みたいに発言することに抵抗がない子(自分の意見を否定されても、そこでめげない子)←附属B小学校でも、自分の意見を否定されてから、発言することが出来なくなる、発言しなくなるケースをよく見てきました。

②家庭のサポートが出来る環境。
これは、特に低学年では、家庭での協力がないと、子どもはまず自分の考えを作り上げることは出来ないので、家庭でのサポートが必要不可欠になります。
子どもに興味のないテーマの時は、かなりのサポートが必要で、親自身も一緒に学ぶ姿勢が大切です。

③そして、ここが一番重要だと思うのですが…

家庭で、ドリルなどの問題集を使って、基礎知識の習得を継続的に見てあげられること(もしくは、塾に行かせても良いが、きちんと子どもが理解出来ているかを把握し、学校の授業の準備にかける時間をしっかりと作ることが出来ること)

私が考える、附属B小学校での教育を受けて子どもを伸ばすことが出来るのは、この3つの条件が揃った時だけだと思います🤗


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