国立大附属幼稚園の教育③

運動会もA幼稚園と国立大附属B幼稚園では全く違うものでした。

A幼稚園では、毎日毎日子供たちと作り上げて、完成形を保護者の前で披露するというものでした。
ですから、見応えは十分にあり、かなり保護者の満足度も高いものだったと思います。

一方の国立大附属B幼稚園は、日々の生活の延長に運動会があるという考え方で、運動会だから仕上げるということは全く考えていないように思います。もっと言えば、園児一人一人の目標も違うので、その子なりの頑張りの過程を参観する、みたいな感覚でした。

音楽会などは国立大附属B幼稚園ではなく、年長児の参観で少し合奏をするのですが、園児一人一人がやっぱり無理をすることなく音楽を楽しんでいる程度のものでした。

国立大附属B幼稚園の運動会、音楽会は出来映えを重視することなく、あくまでも日常生活の延長を発表する、言わば参観の延長だったように思います。

園と一緒になって、我が子が、一人一人がこれからどのように伸びていくか、見ていてそんなワクワクするようなものがあったように思います。木でいうと、まだまだ成長途中の小さい小さい苗木を見ているような感じですね🥰