読書の日記(7/22-28)
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7月22日(月)
目を覚ましながら、ヘッダーをサーチするパス、と思う。ヘッダーをサーチするのか、と。ヘッダーというのはサーチされるためにあるのか、と。何かを探すとき、まずヘッダーを当てにして見ていくのか、と。
午前中のミーティングを経て夕方に店に行き、30分くらい早く着いたからいつものように屋上で仕事、と思うのだが暑くてもういられない。だから早々に店に入って早々に引き継ぎをした。引き継ぎも階段のところは夏はサンルームになるので暑く、いるだけで汗が噴出した。下に出たら風が通って気持ちよかった。
今日は日中はわりと調子のいい日だったようだが夜はすっかりで、いくつかやるべき仕込みをすると家を出る前に取り組んでいたRCTAppDelegate.hの探索に戻ったが、どんどん隘路に入り込んでいる感じになった。自分にはこれは対処しようがないのではないかという気になり、気持ちも塞がっていった。そういう中で夜に来られた二人組の方の片方が『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んでいるのが見えて、下巻だと知れた。下巻の始まりくらい。この本を読んでいる人を見かけると、そのたびに僕は楽しい気持ちになる。「いいなあ!」という底抜けに明るい気持ちになる。あれだけの楽しさの読書の時間というのはめったにないものだった。
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