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読書の日記(12/13-19)

神保町のサンマルク、法人設立書類、ドメイン申請、業務委託契約書/ビストロで読むゼーバルト/ニコラス・レイの記憶/渋谷、法務局、労基署、年金事務所/今年もよく働いたと思うよ?/和田誠展、『週刊文春』の物量/『ボストン市庁舎』、聞く人の顔/電車に乗りながらワイズマン特集の『ユリイカ』/クリスマスマーケットの吉田健一/おいらはビジョナリーなカンパニーのボス(VCB)/法人口座の開設/今月も、僕たちはマジで幸せな読書の時間の総量を増やすことに貢献できたね/


12月13日(月) 

ゼーバルト・コレクションの装丁はもしかしたら一番好きな装丁かもしれないと、持った本をしげしげと眺めながら思っていてそれが朝の電車だ。紙の質感も使われている写真もカバーを外したときの表紙の様子も、どの本よりもときめくような感じがあって緒方修一さんだ。『読書の日記』の装丁をお願いするときもそのことはたしか伝えたはずで、そのうえで上がってきたのが熊のぬいぐるみで度肝を抜かれたし、ものすごく納得した感じがあった。ゼーバルトの装丁に寄ったようなモノクロでかっこいい感じのものもいくつも出していただいた案の中にはあったけれど、いや、この本は、熊のぬいぐるみだ、と強く思ったのを思い出す。

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