読書の日記(3/25-31)
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3月25日(月)
起きる気分になれない。昨日はしっかり休んだので、今日は、と思っていたがダメだ。これはもう疲れだけを理由にはできない。ああ今、自分は無気力なんだな、とやっとわかる。無力感による無気力。起きられない。布団を出たのは1時ごろだったか。
家にいてもダメなので館に向かう。夜から雨予報。コンビニに寄ってコーヒーを買って、これからコーヒーを飲むのに歩きながらコーヒーを飲んで行動がバグっている。
パソコンを開き、昨日までにやらなければいけなかった振り込みをしていなかったことがわかり、こんなことまで抜けるか、と思う。くよくよしても仕方ないので振り込みを済ませて今週の仕事を組み立て、隣のテーブルの女の人の話し方が耳障りで、常に人を責めるような口調で、相手の人はこれよく聞いていられるなと思う。僕は聞いていられないので「無伴奏チェロ組曲」で耳に蓋をしてしっかり働く。だんだん頭が動いていく感じがあって悪くない感じ。このまま夜中まで働けばまともに働いたことになるのでそうしようと思う。始動が遅かろうと終わりを遅くすればいいわけだ。でも始動が遅いのは気持ちにはよくないから、やっぱり午前中にミーチングという強制始動スイッチを置いたほうが僕にはよさそう。強制力のない起床というのは夜型の人間がもっとも不得手とすることではないだろうか。他の人は知らないが僕はどうもそうでそうならそうと受け入れてそれを回避する手段を持つことだ。意思じゃ無理。
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