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読書の日記(5/17-23)

本を読まない/丸亀製麺/西荻窪の案内書きの調整、一人称単数の所在/『ミステリと言う勿れ』/冷凍食品ブーム/『新型コロナウイルス感染症と人類学』/夜中の自炊/西荻窪オープン告知チラシのデザイン、撮影/材料データベースにアイコンを付与する簡単なお仕事/日曜夕方の散歩

5月17日(月) 

たぶん疲れている。うどんを食べたいなら家で茹でたらよかったじゃないか、と思ったがそれは出たあとに思ったことでもう下北沢に向かっていた。布団の中でツイッターを見ていたら丸亀製麺のCMが流れてきてまんまと食べたくなったから向かったのだった。店が見えて初めて昨日行きそびれたことを思い出した。
昼どきだが平日はそこまで混まないのか列ができているということもなく、しかし天ぷらは比較的揚げたてで、僕がもっとも足繁く通った丸亀製麺は青江店だろうか、そう思って検索したら十日市店が出てきた。十日市というのはあまり馴染みのない地名だ、しかしそれにしても店舗ページの最初のところに「お客様と従業員の安全確保の理由で、店舗詳細ページの情報と実際の営業情報が異なる場合がありますこと、あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。」とあってなんだこれは? 何度か読んだ。なんだこれは? それはともかくマップを見てみたら十日市店というのはやはり知らない場所にありそうだ、青江より少し北だ。青江は記憶違いだろうか、なくなったのだろうか。ストリートビューを見ても、知ったような知らないような景色だ、それにしても空が広い、遠くに行きたいな、丸亀製麺には、見覚えがあるようなないような、しかしすべての丸亀製麺に見覚えがあると言っても過言ではない、それがチェーン店というものだ。隣は住友林業、こんなの知らない、その隣はユニクロ、そに向こうにハローズ、3車線ずつの道路を渡るとドラッグストアのラブ。見覚えが、ある! そうなれば住友林業とユニクロとハローズの並びもまったくもって見知った景色に変わって、だからそうだ、僕がいちばん行った丸亀製麺は十日市店だ、健在ならばよかった。それにしても岡山の空はこんなに広かったんだな、と思う。看板の改修をしているところのようで小ぶりのクレーン車が駐車場の端にいて箱に入った作業員が高所で作業をしているようだ。看板になるはずの鉄の枠組みを挟んで2台いる。両サイドから。別の箱に乗せられ、高所で再会。どんな気分?

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