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読書の日記(5/2-8)

「やったー!」と思いながら働く/ドラッカーはこうも言っている/ゴールデンウィーク本番/『違国日記』『マネジメント』/振り返りミーチング、目線合わせ、ビューの共同構築/スポーツ選手の怒りと喜び/『三体』、第二部/10時間超の席料/本をいただくこと/フヅクエのほうが安いという道理はない/www.keio.co.jp/なか卯、スマホがない、煮込みうどん/それにしてもゴールデンウィークは長かった/サウナ、インゴルド、サーフェス/『捕食者』、即ポチ、即寝仏/

5月2日(月)

ツツジと思しき花が見事な咲きっぷりを見せていた道路沿いの花壇の赤や白やピンクが日に日に色褪せて萎れて縮んで爛れていくのを見ながら先日新幹線で遊ちゃんが栃木の足利のフラワーパークのウェブサイトを見せてくれたのを思い出してそこは藤がものすごいみたいな話だったか、ああいうところでのこういう、こういうというのはツツジのこの爛れとかのことだ、こういうとき、端境期的なこういう期、は、どういうふうにやり過ごされるんだろうかとふと思いながら駅に向かい電車に乗って『マネジメント』を読む。花を楽しみに行ってみたらたしかに花がないとは言わないけれど量は減って色はくすんでいて見たかったのはこんなんじゃなくて写真で見たあの盛大なやつだ、というカスタマーのエクスペクテーションをどうやってなだめるのか。入れ代わり立ち代わりで常に「今の見せ場」はあり続けるのだろうか。電車は猛烈に混んでいて今日は暦のうえでは平日なので遊びに出る人と働きに出る人が混在しているのだろう。同じぎゅうぎゅうでもこういう日は景色を構成する色が違うし空気の淀みが小さいように感じて、満員電車は車両の中ほどにいるほうが楽なことは最近知ったことだ、足の前が座席なら目の前は窓で空間が確保されているからだ、そこであれば本も開けるというものだ。片手は荷棚のポールを掴んで片手で『マネジメント』を読んで片手だけでページをめくるのは難しい。

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