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読書の日記(5/31-6/6)

役所めぐり/租税条約に関する届出書/福利厚生本をもらう/西荻窪はラムを/コーラをつくる/準委任契約と請負契約/『おいしいもので できている』/生きのびるための事務/ブックストアエイドの特典イベント/週末は初台/Notion、リニューアル/岸政彦、柴崎友香『大阪』/松浦寿輝『わたしが行ったさびしい町』

5月31日(月) 

12時半に起きて6時間半睡眠。僕は7時間寝ないと眠いからもう少し寝ていてもいいはずだったが起きたのでしょうがなかった。それはいいにしても、そのあとうどんを食っただけだったはずだが3時近くになっていて、なんでだろう、と思う。今日は休日だからまあいい、ゆっくりしようと言い聞かせ、少し慌てて家を出る。よく晴れている。
こんな気候のいい休日は役所めぐりにうってつけ。まずはハローワークに向かうその道中、フグレンの向かいというか、代々木公園とNHKのブロックの通りを挟んだ反対側の、テラスにいつも人がたくさんいる、冬はパラソルみたいな形の、ガス灯みたいな感じのストーブが置かれて、犬がいる、いいベビーカーがある、自分の容貌や社会的なステータスみたいなものに一定の自負を持っていそうな勢いのありそうな人たちが集う、賑わっている姿しか知らなかったカフェが空っぽになっていた。ガラス張りの内側には明るめの色の壁だけが寒々しく見えて、これはけっこうな衝撃で、これまで来ていた人たちはどんな気持ちなのか、家賃はどのくらいなのか、こういう場所はすぐに埋まるのか、その3つが同時に浮かんでエネオスの前を通り過ぎた。

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