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読書の日記(12/4-10)

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12月4日(月) 

平日にしてはいいテンポでお客さんが来られて楽しく働きながら、午前中にやっていた仕事百科ミーチングを経て、そろそろ、どうやってこれをみんなで使っていくかを考えたいフェーズで、みんながリストを見ながら習得すべきことを確認したり自分の習得状況を入力していく舞台はNotionではなくスプレッドシートなのかも、と思う。
Notionのいいところを挙げればきりはないが、弱点としては表示のさせ方によってはけっこう重くなること、つまり機動力に難あり、という場面があること、それから細かな権限コントロールができないために情報の破壊が起こりうることがあって、仕事百科は項目が膨大で、それを見て「3」とか数字をちまちま打っていく。膨大な項目の表示は、特にそこにロールアップとかが、あるいはソートとかなのかな、そういうものが重なると重くなる印象があって、そして「3」とか打ちながら下りていく動きは機動的でありたい。また、仕事百科はそれこそ入りたての人から使い始めるもので、Notionの挙動に不慣れな人も触れる、スマホやタブレットでも触れる。「不慣れ×スマホ」は怖い組み合わせでスクロールとかのつもりでオブジェクトをドラッグしてデータをテーブルの外に連れ出してしまったりがある。仕事百科でみんなに編集してもらいたい列は自分の数値入力のところだけで、それ以外の項目名や評価スケールや他の列は編集できる必要性がないというか編集できないようにしたい。いつか必ず実装されると期待はしているが今のところNotionは列ごとに権限を設定することはできず、つまり今Notionで仕事百科を使わせることは、ズブの入門者を情報を破壊できる状態に置いてしまうことに他ならず、それは健全とは言えない状態だ。
そこでスプレッドシートだ。仕事百科データベースを引っ張ってくる。週一とかで自動更新して内容が新しくなったら同期するようにする。
どう表示させるかは考えどころだ。ひとり1シートなのか、同一シートで列で分けるのか、あるいは名前を入れると自分のやつが出るみたいなこともありかもしれない。仕事百科マスタがまずあり、あとあれか、メンバーの一覧があり、それでメンバーごとに一行ずつ全項目を持つ、みたいにするとなおいいかもしれない。Notionでやっていることで言えば親データベースと子データベースの両方を持つということだ。これをNotionでやろうとすると人が増えるたびに全項目をつくったり、項目が増えるごとに全員分項目をつくったり、大変過ぎるわけで。
とにかく仕事百科はスプレッドシートで触れるものとなれば、元のデータベースが破壊される恐れはなくなる。また、Notionではできなくてスプレッドシートならできることのひとつがテーブルのある種いい加減な使い方で、Notionだとこの列にこのフォーミュラ、となったらその列はそのフォーミュラ列としてしか扱えないわけだが、スプレッドシートならば、たとえば同じ列でも、親項目は自動計算で平均を出して、子項目は手打ちするようにとか、そういうこともできるし、たとえば頭の5行はダッシュボード的な行にして現在の何かを表示させたりもできるだろう。親項目が終わるごとに空白行を挟むことだってできる。いま僕は各人が自分の名前を選択すると自分の項目がばーっと出てきて、それでポチポチやる様子を思い描いているがここでわからないのは同時に別の人が編集をする状態に耐えられるのかどうかで、バッティングしてもいいのかということで、そこは検討しなければならないが。ここまで考えて、ではNotionの最良の点のひとつであるリレーションとかでマニュアルとか参照情報にすぐにアクセスできる点はどうなる? ということが浮かぶが、これはリレーションページのURLを置いてスプレッドシートからNotionに飛んだらいいだけで、むしろリレーションリンクで移動するよりも自然に飛べるかもしれない。リレーションリンクは飛ぶ動きと紐づける動きが同じところで起こるから、すごく直感的とも言えないので。

そうだね?

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